「普通の男はこうする」を求める減点評価女子は婚活地獄落ち
とら婚の質問箱に投稿された、恋愛や婚活に関するお悩みへの長文回答やまとめ記事です。ご質問は質問箱からご相談ください。 質問箱:https://peing.net/ja/toracon_akiba

ご質問

よくとら婚さんのコラムで「減点法で人を選ばないほうがよい」とありますが、逆に加点法で人を選ぶとどのような判断基準になるのでしょうか。 たとえば、減点法だと「お店の予約をしてくれなかった」「話を盛り上げてくれなかった」「自慢が多かった」とかになると思うのですが、私自身もおそらく減点法で判断しており、なかなか考え方が変えられなくて苦労しています。 いままで会った減点法で判断してしまった人たちのいいところを振り返ってみても、いいところはあるのですが、加点とまで考えられないです。加点法で人を見るにはどのような考え方が必要なのでしょうか?

女はお姫様ではない

謙虚に学ぼうとする姿勢、非常に素晴らしいと思います。そんな中で神経を逆なでしてしまう言葉も以下で使ってはしまいますことを何卒ご容赦ください。

まずご質問者様の挙げられた言葉を私なりに再度列挙すると、以下のような表現になります。
・男は私の好みをしっかり聞いたうえで予約をして完璧なデートプランを立てて私を満足させて当然
・男は私の話をうまく拾って話題も色々提供して私を楽しく笑わせてくれて当然
・男は私のイラつく男性的コミュニケーションを一切してはならず、私の言うことを肯定し、私が共感して笑える話題を提供して当然

ご質問者様は「私もそれに似た考えをしてしまっている」と言われていますし、特に疑問も持たずに「~てくれる」という表現を使っている辺りからも推察できます。ここまで書くと、「ずいぶん偉そうで我儘で面倒くさそうな女だな」と感じていただけますでしょうか。実際超面倒くさいのだからこそいい男は捕まらないし逃げて行き、長続きしないのでしょう。

大前提としてこう思いましょう。

「ご質問者様は、女性は、お姫様ではない。対等な立場であるただのパンピーである。ただのパンピーである」

ご質問者様は現在ナチュラル裁定者になっているのです。自分のお眼鏡にかなう人を見る目がないのでなく、自分を見る目がないのだとご自覚いただければと思います。

その上でご質問者様が認識すべきは
①自分の中の「普通」が「普通でない」とご認識頂き、「普通は」という言葉が頭に浮かんだら立ち止まる癖をつける
②事実を正確に捉える(ポジティブな事実にも目を向ける)

以上の二つです。

女子の「普通」は女子だけで作られた妄想の産物である

さて、ご質問者様や、似た思考を持っている女性に二つの質問です。

男性がデートや旅行などのプランを立てるべき
男性が会話を楽しくなるようリードすべき
男性は会話の節々から私が~して欲しいと言わなくとも察して行動すべき
男性が支払うべき
男性が告白すべき
男性がプロポーズすべき

A:これらはいつ、どこで、誰が、どんな理由で作った常識なのか答えられるでしょうか。

答えられる方はいないですよね、私も分かりません。

男性の経済性が? …昨今だとその差はずいぶんと無くなっていると思いますよ(残っているのは分かりますけど)。
慣習的に?伝統的に? …古典の間違いでございましょう(笑)というかその慣習がどうやって出てきたのかを問うているのですし、それになぜこの時だけ伝統を重んじるんです?相手の義務と自分の権利ばかり主張して、自分の義務と相手の権利を放棄することは、男尊女卑的な伝統と全く同質で、本来皆さんが戦わなければならない考え方のはずです。
生物学的に? …猿とかってメスがオスにアピールするのもいますよね。人間は猿よりも進化していないんですかね。私は生物学の知識を存じ上げないので分かりませんけど、私と同程度の知識で語っていたら滑稽でございます。
女は自分に色々投資するし時間かけているし家事や育児で割を食うし? …そういう押しつけや空想は言い出せば男女ともキリがないのでどうでもいいです。

質問を変えましょう。
B:これらを皆さんが認識したのはいつ、どこで、何の(誰の)影響でしょうか?

これは正確な答えは分からずとも、だいたいの答えが分かります。
いつ:小学生高学年~大人になるまで継続的に
どこで:学校、または家などプライベートの行動をするところで
何の、誰の:女性向け雑誌の記事の、女性向け漫画で「良いなと思った男性キャラの行動」の、女性向けWEB情報の、SNS女性投稿者の主張の、同性の友人の噂の、同性の友人の経験談の

つまり皆さんは、「女性の、女性による、女性のために作った情報や欲求を根拠として」男性に様々な義務を負わせているのです。
さらにタチの悪いことに、その断片的な要素要素を自分で勝手に組み合わせて行って、結果としてとんでもないハイスペックの「普通」を作り上げてしまう傾向もございます。
さらにさらにタチの悪いことに、女性は「彼に~してもらったの~(私はそういう事をしてもらえる価値のある女だし、私の彼はそういう事の出来る人間なの)」という情報共有という名のマウントを取ることや、そういう意図のない場合でもその答えを受けた女性がネガティブ解釈し、マウントを取られたと感じてしまうこともあり、結果として男性に尽くしてもらう事こそが自身の社会的評価を表すと捉えてしまっているお方も少なからず存在してしまっているように映ります。他人基準に幸せを追い求めてもしょうがないでしょうに…。
この女性の女性による女性のための現象は役割以外のスペック的な要素についても同じようなことが言えます。(関連:アラサー女子が婚活沼に嵌るのは「普通の男」が0.1%もいないから

一方男性はどんな情報に触れているかというと、恋愛的情報感度は高くなく、エロと趣味とキャリアに特化していると考えて頂いても良い位で、要は女性が女性のために作った情報に普段の生活ではたどり着かないんです。女性の皆さんが普通と思っていることは、女性が作ったという意味と男性が見ることがないという二つの意味で男性にとっては普通でないことを多分に含んでいて、男性が当事者として経験しなければ分からないということが実はかなり多いのです。過去にお付き合いした男性は貴女以前の女性に実学として教育されただけなのです。

男性とのコミュニケーションにおいて「こういう時男なら普通はさあ!!!」と思った時には一度冷静になって、「いやそれは私が思っているだけのことなんだろうな」と自分の心に待ったをかけるようにし、まずは自分の意に沿うよう相手の改善に動きましょう(関連:自分で”いい男””普通の男”に育てる方法)。もちろん人間としての常識を踏み外している男は容赦なく切っていいです。

ここからがリスタート、常識再考していきましょう。

※男女の地位や権利、社会的性差の話はここではどうでもいいですし、私は何の主張も致しません。ただ単に、婚活成功率を上げるにはという点でのみ判断します

事実を探求する

①5000円の支払いを3000円2000円で割り勘した → 「はあ?なんで割り勘なの?そっちが誘ったんだし普通男が奢るよね!?そんな常識も知らないの?」

②デートで色々連れてった夜の食事のお店を取っておらず待たされた → 「なんで予約取ってないの!!普通都内だったらオシャレなお店は一杯になっちゃうことぐらい分かるでしょ!!!」

③男性が毎回「今度は何処に行きたいですか?」って聞いてきた → 「毎回毎回なんで私が調べて提案しないといけないの!!!!!!!!!!!普通男がデート計画立てるものでしょ!!!!!!!!!!!!!」

④男性と話していると男性の自慢が多い → 「自慢がウザい話ってことぐらい普通に考えたら分からないの!?どんな教育受けてきたの!?友達とかいないの!?普通は私が楽しめる話を提供するでしょなんなのこの男!!!!!!!!」


これは、ご質問者様や減点評価女子の思考を表現した例文です。架空ではありますが、ほぼ実例でもあります。

前述の「普通」を再考することに加えて、ご質問者様や減点評価女子に必要なのは「事実を正確に捉える力」でございます。上記の皆さんは暗黒の海に身を投じて視野が極限まで狭くなっている状態で、客観的に見ると「それ、ねじ曲がっているよね。どうしてそうなったの?」と思えることばかりなのです。ちなみに「言えよ」案件でもあるのでお時間のある方はこちらもご覧ください(関連:女性型コミュ障を理解する)。

では、以下をご覧ください。


①’5000円の支払いを3000円2000円で割り勘した → 「この前初デートしたんですけど、彼は私のことを気遣ってくれて多めに支払ってくれたんです!」

②’デートで色々連れてった夜の食事のお店を取っておらず待たされた → 「彼がデートプランを練ってくれたんです!夜は予約してなくてちょっと待ったんですけど、何を食べたいかを当日しっかり聞いてくれてお店を探してくれました!」

③’男性が毎回「今度は何処に行きたいですか?」って聞いてきた → 「彼は毎回私の行きたいところを聞いてくれるんです!」

④’男性と話していると男性の自慢が多い → 「彼は自分のことをよく教えてくれるし、色々アピールしてくれてるんです!」


これはポジティブ女子、加点評価女子の、ほぼ実例でもある例文です。

どちらも同じ状況であることはお分かりになると思います。
減点評価女子は自分の『普通』を過信し、しかもネガティブな事実にのみ注目しポジティブな事実をまるで無かったかのようにし、しかもタチの悪いことに十中八九そこからありもしないネガティブ解釈を募らせていきます。
一方加点評価女子は、減点評価女子的な『普通』を設定せずフラットな状態で、しかもポジティブな事実に注目していく、一瞬で婚活勝ち抜けするし不平不満を大衆に公開しようとも思わないので、SNS婚活垢や婚活ブログという闇の世界にもほぼ現れない方々です。

こういうのは文章にすると分かりやすいので、減点評価女子は感情を入れない、ただの事実のみを箇条書きにして、ポジティブな点に大きな赤丸を付け、そこからポジティブな文に書き直すとそのうち癖になり、習慣になり、思考が変わってくると思います。
例)
× ディナーの支払いを割り勘させられ、2000円も取られた(「~させられた」という負の感情が反映されている
〇ディナーは5000円だった、男性3000円私2000円支払った → 男性が3000円払ったに〇(感情をこめていない文。→男性が3000円も支払ってくれた に変更

ただ自分でやるのは相当難易度が高いので(その生き方で20年経過してしまったわけですし)、それをうまく紐解いていくのが我々仲人ですから、情報共有は密に行っていただきたいものです。独力婚活女子は…がんばれ。

もっととら婚を知りたいと思った方は