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【オタク婚活】「ラブライブ婚」や「アイマス婚」などの『履修コンテンツ婚』をお勧めしない理由

【とら婚公式コラム】オタク婚活 2019.09.16
【オタク婚活】「ラブライブ婚」や「アイマス婚」などの『履修コンテンツ婚』をお勧めしない理由
とら婚公式コラムにおいて、特に「オタク」に関連の深いコラムです

2019年夏アニメの終わりが見え始めてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私が今期完走しそうなアニメは15本程度あり、その中でも鬼滅の刃、高木さん、彼方のアストラあたりは特に好んでいて、是非とも誰かと語り合いたいなと思っている今日この頃。

さて・・・オタクの皆さんと切っても切り離せないのが、上記のような「同担、クラスタとの語り合い」でございます。

そしてオタク婚活では、このオタクコンテンツで生じる喜びを誰かと共有したい!と思う気持ちが「自分の好いているコンテンツを共に語り合える方と結婚したい」という想いに繋がる事象が存在します。・・・主に男性に。

繰り返します。

主に男性に。

そして、その想いを持つ男女が現実に結婚に結びついた時にドラクエ婚、ポケモン婚、アイマス婚、艦これ婚、FGO婚、コミケ婚など、特定のコンテンツの共有が結婚の主要因のように語られる形で、SNSや、特にオタ向けのニュース配信サイトで特集され、それがさらに憧れを喚起し、その憧憬や願望は、お客様が「オタク婚活」を選ぶ理由の一つにもなっているのです。

しかし私は大きく分けて2つの理由から、コンテンツの共通性で人を選ぼうとすることに賛成はしておりません。
1つは常々論じてきた通り、「男女でオタクコンテンツの共有に関する思考の違い」を原因として、共通性で選ぼうとすると圧倒的にターゲットが少なくなり、さらに共有の強要が原因になり離別に繋がるからです。オタク業界内で今それができるのは、FGOかポケモンGO、または人によってはよりライトに捉えるであろうONE PIECEや進撃の巨人といった週刊誌の超メジャーコンテンツぐらいでしょう。もしくは異性の圧倒的に多いコンテンツなら可能性はありますが…。

これは特に男性に強く諫言する事であり、逆に女性には『強み』の一つとして、男女の違いとして、男性のその行為により寛容・柔軟になるように、または受け流し方のアドバイスをしていたりもします。


関連:趣味を共有したい男性と、コミュ上の感情は共有したいが趣味は切り分けたい女性に関するコラムまとめ

男女のコミュニケーションの相違と男女の抱く将来像
なぜオタク男性は男性向けコンテンツを共有したがるのか
オタク男性が出すべきではない話題、出すべき話題
モテるオタクとモテないオタク
オタクカップルが特定のコンテンツを語り合うには
腐女子の対男性ストレスを最小化するコミュニケーション
恋人に布教を成功させるには
楽しく話せ、成功を確信したのに後に続かない原因について


2つ目の理由は、「コンテンツと人生を混同するのはあまりにも短期的でないか」という視点です。

二人の将来と、現在のコンテンツの関係

私もいっぱしのオタクのつもりですから、非常に強い思い入れを持つ作品がいくつもあり、確かにそれをパートナーと一緒に見て、語り合うことが出来たらどんなに素敵なことだろうと思った経験がございます。

しかしながら(特に男性の)皆さんにお聞きしたい。

「〇〇好きだから善人」「〇〇好きだから自分にとって最良」「今まで好きになった人は全員〇〇好きだった」ということはありますか?

もう一つお聞きしましょう。

〇〇は結婚後の人生50年の中で、二人にとってどれだけの時間を占めるコンテンツですか?四六時中話しているようなコンテンツですか?


何が言いたいのかと申しますと、特定の作品と人柄や価値観には関係があるわけではなく、そして特定の作品は二人の中で永続するものではないということ。

少し棘のある言い方をさせていただきますと…つまり、「〇〇が好きな人と付き合いたい」は、時間で言うと人生の中でたった数日程度にしかならない程度の、人生にとってより重要な尺度を無視した選び方であり、この数年のことしか考えていない非常に無計画で短絡的な選び方なのです。
極一部の方(寝食を忘れるほどつぎ込んでいて、そして他者や子どもよりも自分自身の楽しみを優先させる姿勢の方)を除き、いかにオタクと言えども「それ以外の事柄」にかけるお金と時間の方が多い方が圧倒的に多いのです。

では、「それ以外の事柄」はいったいどれほど生じるのでしょうか。オタク同士が結婚した後の現実的生活はどのような要素が多くなるのかを見てみましょう。

 オタク同士で結婚すると・オタク同士で結婚しても

確実に言えることがあります。

オタク同士で結婚してもオタク話が中心の生活にはなりません。オタ活が中心の生活にはなりません。

まずは結婚後、二人暮らしした場合の生活時間イメージを見てみましょう。

先に申し上げておきますが、生活時間の配分は当然人ごとに異なります。ただ、だいたいこんなもんだろうという個人的な推測を基に、今回は上記のイメージで考えてみたいと思います。

上記イメージだと、完全にフリーの時間は平日2時間、休日9時間あることになります。仮に平日のフリー時間をオタ活に回したとしても、1週間の中で確保できる一人のオタ活時間は16時間…10%に満たない時間だと言えます。

ではここでいくつか質問させていただきます。

①オタ活に関して、全てを共にするような「履修コンテンツが100%一致」するカップルがいると思いますか?

→答えは当然Noですよね。仮にアニオタカップルだとしても、その期に被ってもよくて2,3作品。つまり平日のフリー時間のみで事足りてしまい、その他のフリー時間の多くは「お互いの自由な時間」になるのです。
つまり、特定の履修コンテンツが同じであっても、その履修コンテンツに触れる時間は非常に限られ、それ以外の時間やそれ以外の物に向き合う時間の方が圧倒的に長くなるのです。時間を共にしたければ、その特定の何かにしがみ付くだけでは不十分なことが多く、長い付き合いの中の時々で見つけていく必要があるのです。

②コミュニケーション内容は、1週間の中でほんの1,2時間しかない共通項のことなのか、それともより時間の割かれる別の(お互いの時間のことや、衣食住や子どもなどの日常生活的なこと)ことなのか、どちらになる可能性が高いと思いますか?

→もちろん、より長く時間を割く、共にする事柄になってきますよね。またはそれらに近しい、ごく近い将来の話が多くなってくることが簡単に想像できると思います。

③履修コンテンツが仮に共通だとして、ではそのコンテンツの話を365日、話題が全く被らずに行うことはできますか?それとも話題は移り変わっていくものだと思いますか?

→当然、いかに隆盛を極める作品であっても、仮に現在のソシャゲのように作品寿命をあの手この手で伸ばしたコンテンツであっても。それを何年も、いや何日も同じ話を続けることなどできませんよね。そのコンテンツの話題のネタ数的な問題、3~6ヶ月という作品のライフサイクル的な問題、また消費者自体の飽きの問題もありますし。当然ながら他の話題の方が多くなります。

つまり、オタク同士で結婚したとしても、当初希望した共通コンテンツの話題が中心の生活になるわけではなく、それ以外の日常的な内容のコミュニケーションが主となり、オタク的な話題がどれだけ出るかは、如何に二人が二人の共通項としてそれを見つけようとするか次第なのです。当然相手の嗜好を考えず、自分だけが好きな物を押し付けるコミュニケーションが成立することはございません。

そう考えると、極々短時間しか発生しえない「履修コンテンツの共通性」で人を選ぶのがいいのか、それ以外の時間を共に過ごす際にストレスの生じないような人間性や物事に対する価値観で選ぶのがいいのか、という問いへの答えも出るかと思います。

「履修コンテンツの一致」はキッカケではあるけど、非常に短期的なモノの見方であるがゆえに鍵と言えるほど重要ではなく、それよりもオタク的なことに対する価値観自体や、人間的相性の方が重要だというのが私の意見であり、私はたいてい履修コンテンツの一致を求める会員様に対しては、より長期的なビジョンをヒアリングした後にご本人たちによく考えていただき、答えを出させるようにしています。どうしても同じ作品を見ていないと嫌だ!という方については無理強いせずご本人の意向を尊重しますが、残念ながらうまく行っている例はほぼないんですよね。

ならばオタク婚活とは

ここで、「履修コンテンツの一致」にオタク婚活の価値を見出していた方はこう思う事でしょう。

「ならオタク婚活を使うメリットって何?履修が違う事前提なら意味なくね?」

当社が提供するオタク婚活は、「結婚後にそのオタクの作る家族全員が幸せになる」ことを理念にしており、そのために自分一人が良ければ良いという考えでなく、夫婦の相互理解や相互許容が大前提にあります。そしてその相互理解、相互許容すべき事柄の中に「一般的にはマイナーに属するオタクとしての何か」がある方々がユーザー様であると想定しています。

「オタクの作る家族全員が幸せになる」を実現するために、短期的視点のコンテンツマッチングではなく、オタク的価値観(及び一般的価値観を加味したうえでの全体的価値観、生活感、人生観など)の近似や理解が根底にあり、その価値観や長期的な相性をより重視したいと考える方同士のマッチング、または相互への情報仲介・提供を通じた融和のためのコンサルティングを当社はより重視しております。(※もちろんきっかけとして「この人、ラブライブ好きな方ですよ!」と紹介することも多々ございます)

そういった部分に便益を感じていただけるのであれば、当社の提供するオタク婚活が向いているかもしれません。コンテンツマッチングは積極的に勧めていないので、どうしてもそちらを取りたい場合はアプリやパーティで探す方が効率的かもしれません。

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