【ご質問】
マッチングアプリで付き合った彼女がいたのですが、声優のイベントやVtuberの配信を優先した結果、通話を断ったことで振られてしまいました。
彼女と先にした約束を優先するのは当たり前ですが、既にライブの予定が入っていると、チケット代がかかっていますし、趣味を優先したいと思ってしまいます。
結婚はしたいのですが、今後も自分の好きなことを隠したり、嘘をついたりすると考えると性格上つらいです。
女性は、趣味(二次元コンテンツ)を優先されるとやはり嫌なものでしょうか?(オタク女性なら理解してくれる可能性はありますか?)
趣味の熱量を隠さずに受け入れてくれる、パートナーと出会うには、どうしたら良いでしょうか?
理解は出来るが、肯定は出来ない
ご質問誠に有難うございます。
理解という言葉を深く考えた方が良いでしょう。理解するだけ良いのなら、それこそ誰でもと言って良いほど容易なことで御座います。問題は理解と肯定は全く異なるということ。
仮に私がご質問者様の彼女だとしましょう。
私はVtuberにあまり興味がありませんが「配信なんだからアーカイブ見ればいいじゃん」という発言がタブーなことくらい容易に理解出来ます。
ご質問者様がイベントをどれだけ楽しみにしているのか、ご質問者様がライブのためにどれだけコストをかけているのか、それもまた簡単に理解出来ることでしょう。
理解は簡単。理解はします。
その上で日々、不満を蓄え、不快な気持ちになるでしょうが。

当然ではありませんか。ご質問者様の思いや感情は手に取るように理解できますが、その行動を肯定しても、私には何一つメリットが御座いません。
「配信は生で見てこそだもんね!」
「アーカイブじゃ温度感が伝わらないもんね!」
で?だから?
その気持ちを肯定して、私に何のメリットがあるのでしょうか?
いや別に、正直に言えばメリットがないだけなら、肯定したって構わないのです。
ですがデメリットがある。
私は大好きなカレピッピのご質問者様と通話したいのに出来ない。デメリットを被っているのです。
なぜそんな行動を肯定しなければならないのですか?
ご質問者様の理屈は分かりますが、その理屈を肯定、応援、推奨する理由がただの1つもありません。私がご質問者様を肯定すれば、ご質問者様にはメリットがあるだろう。
ではご質問者様の彼女であり、恋人であり、フィアンセであり、妻である私には何のメリットがあるのでしょうか?
この世界の争いは相互不理解が原因では御座いません。そんなもので戦争するほど人間は勤勉ではないのです。
争いはメリット・デメリット。すなわち利害対立で発生するのです。
オタクは受け入れられないが、許容はされる
ご質問者様の趣味を肯定、すなわち受け入れてくれる人は、たとえオタクに寄り添う結婚相談所「とら婚」であってもただの1人も存在しません。
アイドルだろうがVtuberだろうが野球選手だろうがサッカーだろうが自転車だろうが鉄道だろうが、自分よりも何かを優先されて喜ぶ人なんて、男女問わずこの世にただの1人も存在しないのです。
ですがご安心下さいませ。受け入れてくれる方はこの世に1人も存在しませんが、許容してくれる方は割といます。それこそオタクに寄り添う結婚相談所「とら婚」であればVtuberを許容してくれる方くらい、いくらでもいることでしょう。
問題はまさにこの点で御座います。
許容してくれる方はいても、受け入れてくれる方はいないということ。
辞書で「許容」って調べたところ説明が非常に良かったので引用させて頂きましょう。
コトバンクによれば許容とは「本来は許せないことを、大目に見て許すこと。許して容認すること」
本当に良い説明だと思いました。要するに自分との通話よりVtuberの配信を優先されるのは、本来許せない不快なことなのです。

しかし不快ではあるものの「しゃーない」と大目に見ることは出来る程度でもあるのです。
決して受け入れてるわけでは御座いません。しっかりがっつりムカついています。
ですが「まぁしゃーない」と許容してくれている。これを勘違いしてはいけません。
2000年代初頭には全国各地に存在したとされる「オタクを見下しバカにするヤンキー」は今やレッドリストに載っている絶滅危惧種。正直に言ってオタク趣味など大した問題では御座いません。
嬉しいか嬉しくないかで言えば嬉しくないけれど、それはオタク趣味だからではないのです。自分よりも何かを優先されれば、それがオタクだろうが野球だろうが飲み会だろうが仕事だろうが不快に思うのは当然の話。
そして同時に、許容できないほどの大罪でも御座いません。
程度の問題こそあれ、自分よりも趣味を優先されたとしても、「まぁしゃーない」と許してやらんでもない程度の話。
たった1つ。罪悪感さえ感じてくれていれば。

「配信見たいから通話できなくてごめんね」と罪悪感さえ感じてくれているのであれば「ムカつくけど、まぁしゃーない」と許容はしてあげられるのです。
しかし「僕の趣味を認めてくれてるから配信中は通話できなくて当然!」などと言い出したら「ふざけんな」としかなりません。
許容は出来るが許容でしかないのです。不快なことを我慢しているだけであり、決して推奨も同意も肯定もしてはいない。
今回長々とずっとご質問者様をネチネチと否定したのはただ唯一このため。
ご質問者様に罪悪感を与えるために書いているのです。
なぜならば罪悪感さえ持ってくれれば、相手はまぁまぁ許容できるから。
逆に言えば罪悪感が無ければ、誰一人として許容もしてくれません。
結婚するならオタクを隠すという選択肢は存在しない
結婚してオタク隠すなど不可能です。
やめるか、隠さないか、その二択。隠すなんていう選択肢はそもそも存在致しません。
そしてご質問者様にとって声優やVtuberは大切なものなのでしょう。それならば「やめる」という選択肢も存在しないことと思います。
ご安心下さいませ。やめろなんて口が裂けても申しませんし、声優・Vtuber程度、許容してくれる女性はいくらでもいらっしゃいます。もちろん程度の問題は御座いますが、ご質問文を読む限りでは問題ないでしょう。
罪悪感さえあれば。
罪悪感を決してお忘れなきようお持ち下さい。

許容はしてくれるかもしれませんが、許容してるだけで嫌な気持ちになっていないわけではないのです。
「相手もオタクだったら受け入れてくれるはずだ!」
そんなわけないでしょう。
喫煙者だって人の副流煙は不快なものです。ただ喫煙者は自分も副流煙を垂れ流している罪悪感があるから、許容範囲が広いだけ。決して人の副流煙を肯定も応援もしません。
オタクはオタクの気持ちを理解するかもしれませんが、別に受け入れるわけではないのです。許容してくれる可能性が高いだけ。
「君がしたいなら、まぁ少しくらい我慢してやるか」と思っているに過ぎないのです。君が「ごめん」と言ってくれりゃ、ため息混じりに許容はしてくれることでしょう。
しかしもしも「何が悪い」と開き直ろうものならば、湧いてくるのは憎しみで御座います。
罪悪感をお持ち下さい。
受け入れられようとなどとしてはいけない。
相手を傷つけているという自覚をもって、その上で許容してもらっていると心に刻まなければなりません。
「Vtuberはあれがこれでこうでああだから凄くて」
どうでもいい
趣味の貴賤など関係ない
そういう話はしていない
許容できる程度とは言え、傷つけておいて肯定を求めるなど傲慢の極み。
望んでいいのは許容まで。
それ以上を望んではいけません。
あと健屋花那さんと天開司さんの麻雀レクチャー見ました?マジヤバい。健屋さんの理解度、ちょっと常軌を逸しててマジビビる。
とら婚より一言
いかがでしたか?
相手が許容してくれることに感謝の念を忘れず、「代わりに何ができるか」というところまで考えられる方であれば、人生を共に歩むパートナーを見つけることができるでしょう。
個人差はもちろんありますが、「多くの女性はどのくらいまでが許容できるものなの?」や「代わりにどういったことをすれば女性は嬉しいのか?」といった傾向等はとら婚でお話できます!
ぜひ無料カウンセリングにお越しください!オンラインでも承っておりますのでお気軽に。







