オタクのための結婚相談所があるという話を友人から聞き、とら婚を知りました。
とらのあなで同人誌や小説などを買っていたので「こういうサービスもあるんだ」とびっくりしました。
ちょうど兄夫婦の間に子供が生まれた時期でもあったので、自分もそういう家族が欲しいなと思ったのがきっかけです。

会社で自分のライフプランを考えようという研修があったときに「ずっと一人でいるのはどうなんだろう、パートナーが欲しいな」と考えたのがきっかけでした。
街を歩くとお子さんを連れて歩いている人がたくさんいて、それを見るたびに「いいなぁ羨ましいなぁ」と思うことが増えていって･･･。
オタク趣味をやめたくないなと思っているのもありいろいろ調べていたらとら婚にたどり着き、まずはお話だけでも聞いてみようと伺った次第です。

やっぱり自分がオタクだからです。

私も同じです。せっかくなら同じ趣味を共有できるようなお相手を見つけたいなと思ったからです。
あと、とら婚だといつ自分の趣味を開示すればいいのかとかお家デートのときどうすればいいんだろうとか、そういう悩み事が出てきたときに気軽に相談できるオタクアドバイザーの方がいらっしゃるので、すごい頼もしいなって思ってとら婚に決めましたね。

すごく綺麗な方だなと思いました。

（笑）

お見合いのとき、自分の体調が良くなかったんですよね。咳も出てしまっていたのですが彼女はすごく気を遣ってくれました。
また、私が台湾国籍なのを知っていたからか、言葉を聞き取りやすいようにゆっくり喋ってくれたり、私が分からなかったことももう一度丁寧に説明してくれたりと、すごく優しい方だなと思いました。

プロフィールを見ている時点で自分の趣味と一致しているものが多くて、その時点でプラスの印象を持っていたんですよね。実際会ったときは、すごく目元が綺麗な方だなと思いました。
席までエスコートしてくれたときは「優しい人だな」って思いました。話も面白かったですし！
風邪を引いていることも自分から言ってくれて「マイナスになるかもしれないことでも自分から話してくれる素直な人なんだな」と好印象を持ちました。

プロフィール文にお好きなジャンルを書いておいて良かったですね！

ディズニーランドでプロポーズをしてもらったんですが、当時はされるとは思っていませんでした。もともと彼からディズニーランドに行ったことがないと聞いていたので私からディズニーでのデートを提案したんです。しかもその日は彼の誕生日だったので思いっきりお祝いしたいと思っていました。だからデート当日は彼が主役だと思っていたんです。なのでプロポーズしてもらえたときには本当にびっくりしました！でもすごく嬉しかったです。ありがとうね。

私(男性の担当)は事前にプロポーズをするというお話は聞いていたので「お手紙を渡したらどう？」とアドバイスしたんですが、なんとお相手様からも当日お手紙をご用意されていたと･･･！

私（女性の担当）もびっくりしました（笑）

そうなんです。色紙で作った手紙をくれて･･･。すごく感動しました。プロポーズをする勇気をもらえました。

喜んでくれて私もすごく嬉しかった。

周りに人が多かったので、プロポーズしやすい場所がないかとシンデレラ城の周りを歩いて探していたんですよね。そうしたら「何をしてるの？」って聞かれたのですが、「ちょっと景色を見ようと･･･」とはぐらかしていました（笑）
その後、プロポーズ場所として良いところを見つけたので、ポケモンの婚約指輪を渡しながら「結婚してください」と伝えました。
緊張しましたが受け取ってくれたときはすごく嬉しかったです。

プロポーズを受けていかがでしたか？

されたときはすごく嬉しかったです。指輪を出してくれたときに彼の手がすごく震えていたのに気づき、「本当にいろいろ考えて計画してくれたんだなぁ」と思いました。エモかったです（笑）

エモいですねー！

まだお互いのことをそんなに詳しく知ることができてないときに、彼女がこまめに私に手紙を書いてくれたんですよね。そこに彼女の気持ちが書いてあるんです。
「彼女は自分のことをこんなに好きでいてくれているんだな」と感じたことがきっかけかなと思います。

手紙攻撃が効きましたね。

すごくたくさん書いてくれているよ。全部家に大切に置いてある。
あの頃はどうしてもお互いに自分の気持ちを素直に伝えられない時期でしたね。そんな中でも彼女は言葉にしづらい部分を手紙にしてくれました。
全部手作りの手紙なんですよ。本当に感動して、この人と結婚したいと思いました。

会って3回目ぐらいの時に水族館デートをしたんですよね。会話がない時間もあったのですが気まずい感じもなく、穏やかな気持ちでいられたのが不思議だなぁと思いました。趣味も合うし優しいし、この先の人生、この人以上にいい人には出会えないだろうな、この人と一緒にいたいなという気持ちが会う度に強くなっていきました。

じゃあ3回目ぐらいのデートでは「この人と結婚するかも」というお気持ちがあったのですね。

そうですね。一緒にのんびり過ごしている時間が本当に心地よかったのが決め手ですかね。国際結婚になるのでいろいろ難しい場面もあると思うんですけど、彼となら一緒に乗り越えていけるんだろうなぁという気持ちも芽生えていました。

プロフィールを見たときに「台湾の方なんだ」と最初はびっくりしました。でもよく考えれば別に日本人専用のサービスというわけではないですし、外国籍の方がいるのも納得できました。
あと、プロフィールに書かれている性格とか趣味とかが合うので、日本人じゃないって理由だけで会わないのはすごくもったいないと思いました。
会ってみて何か違うなーって思えばそこで終わりにすればいいし、まずは会って考えようと思いました。

大切なことは話し合うことだと思っています。問題が起きたら話をして二人で解決を目指していく。すっきりします。

文化も違うし言葉の能力も違うからこそ、逆にいいなと思うことが最近あって。例えば日本人だと「察して」とか「これぐらい分かるでしょ」とか「何も言わずに分かってほしい」と考えてしまうことがあると思うんですよね。
でも彼には、彼が分かるようにちゃんと言葉にして伝えようという気持ちが自然と芽生えてくるんですよね。
だから言葉ですれ違うことが少ないなーと思いました。

日本人同士でもそうですが、言わないと伝わらないんだという気持ちを持って接するのは大切なことですね。

父は彼の写真を見て、「かっこいいじゃん！」とすぐに受け入れてくれました。母は最初、「台湾の人ってどういう人なの？」と少し不安に思っていたように感じます。ただ、彼の写真を見せながら楽しんでいることや彼の優しいところをたくさん話したりして、徐々に彼の人柄を知っていってもらいました。
両親への挨拶を終えた後、彼の印象はどうだったか聞いたら「優しい人だね。いい人じゃん」と言ってくれて、内心「よしっ！」となっていました。

彼のご家族との挨拶はオンラインで行ったんですが、最初にお母様から「こんにちはー！」と日本語で言われたときはびっくりしました。実際にお会いするのが楽しみです！彼は弟さんもいて、ポケモンの時計を見せてくれたりしたので少しオタク話もできました。

実は私の母は理髪師をやっていまして。師匠が日本の方なんですよね。母も昔何ヶ月間か日本にいて日本語の勉強もしていたようです。なので少し日本語が喋れます。

国際結婚となるので不安もあったかと思うのですが、お二人なら話し合って解決していけそうですね。

元々私は職場恋愛には少し抵抗があったんですよね。職場で出会った人と別れたら気まずいし、うわさが飛び交うのも嫌だし。そうなると安心して活動できるのは結婚相談所かなって思ってました。
オタクあるあるだと思うんですが内向的な方もいらっしゃるイメージなので、そういう人こそ相談ができるアドバイザーがいる結婚相談所で最初のカウンセリングだけ受けてみるでもいいんじゃないかなって思います。

やってみないと分からないものなのでまずは行動してみるのがいいと思います。自分が外国人なので、いろいろ分からないことが多かったんですよね。お見合いで何を話せばいいのかとかプロポーズのやり方とか両親への挨拶のときとか…そういうときにアドバイスをもらえるとすごく助かりましたし実際役に立ちました。

お二人の国境を超える愛の深さに、担当としても感動が止まりませんでした。
末永くお幸せに！！