家事スキルや家事育児分担意欲が婚活に及ぼす影響について
オタク婚活を含むあらゆる婚活、結婚相談所、婚活パーティ、ネット婚活、婚活アプリや恋愛に関する戦略性重視のコラムです

唐突ですが、こんなことやってみましたー(‘ω’)ノ

婚活×家事のアンケート取ってみた

プレスリリースを出すわけではないので、いくつかのクロス集計のみをピックアップしてお見せします。また私は統計学をかじっておりませんので適当な見せ方をしてしまうことをご了承ください(予防線)。またいかなる結果が出ようとも、何かしらの属性へのネガキャンの意図はございませんのでご理解いただけますと幸いです。

回答者属性

男性

女性

男女とも若年齢者の回答数が多く
・若年齢である程年収が低い
・年齢と居住形態にはあまり関係がない
・一人暮らし率は男性の方が高い
・低年収である程実家暮らし率が高い
上記までは国の統計でも同じことが読み取れます。特徴的なのは
・回答者=未婚者である40代男性の低年収率が高い
男性は低年収であるがゆえに結婚できないままである…ということはあるかもしれません。回答者数が少ないのがアレですが。

男女の家事への取り組み状況

男性

回答者の言葉を信じるとしますと…男性は、
・実家暮らしであっても「いつ誰が来ても問題ないほどに家事に取り組んでいる」方が一人暮らしと同程度にいる
・「家事をやっていない」のは圧倒的に実家暮らしである
・低年収・若年者ほど家事を毎日こなしている率・やっていない率が高まる
という特徴がありますね。

3つ目の点は、実家暮らし率が高いために家事をやっていない。一方で高い生活能力を有する層は年齢を重ねる中で結婚しやすいために、年齢を重ねるごとにその割合が減るか、もしくは単に昇進で忙しくなったり生活を重ねる中で徐々に変化する…という解釈ができるかもしれません。

女性

次に女性ですが、
・日々家事を行っている割合が男性よりも低く週末まとめてタイプが多い
・実家暮らしの「家事をやっていない」割合は、男性実家暮らしと同程度である
・年齢や年収により、家事への取り組み状況が変わってくる感じではない

体力的な点や、自己採点へのシビアさがあるかもしれませんね、後者は次の質問で判断してみましょう。年齢年収部分は、女性の社会進出的がまだまだ進んでいなかったり、私の主張でもある「家事能力は男性にそこまで重要視されていない」と繋がっている可能性もございます。

男女の生活能力

男性

女性

これは男女とも似た傾向を示していますね。※ただしあくまで自己申告
・家事得意な人は居住形態を問わず一定いる
・実家暮らしは生活能力が他の居住形態よりも低い傾向にある
・家事に触れているほど「得意」「できる」割合が高まる
・女性は年収と生活能力が比例する
・男性は年齢を重ねるほど生活能力が上がるとともに、生活能力に自信がない層も増える
・回答者を信じると…男女とも普段家事をやっていない方の40%以上が「問題なくできるよ」と主張している

前半の傾向はまあ納得できます。
女性の年収と~の項は、年収が高まると一人暮らし率が高まることと関係があるかもしれません。もしくは高年収=様々なことを効率的にできる、という解釈もありかもしれません。
男性の年齢を~の項は、年齢を重ねる→年収上がる→一人暮らしする層と、年齢を重ねる→年収上がらず実家暮らしのまま+女性よりも多い1人暮らしでも家事をやらない層がいて、後者が婚活で売れ残るから…なような気がします。

ここで唐突に小話を挟みたいんですけど、転職市場がここ最近活発ですよね。
。何の実績も無いのに「私は仕事できまぁす!」と主張するAさんと、しっかり実績積んだうえで「私は仕事できます」と言うBさん。年齢キャラクター希望年収同じとして、採用するのはどっちでしょう。パーソナリティを疑われるのはどっちでしょう。
…では、次に参りましょうか。

家事育児への参加意欲

男性

男性の傾向ですが
・家事に普段から触れているほど家事育児分担への積極性が生まれ、やっていない方ほど稼ぎメインの意向が高まる
・生活能力の高い方程積極性が生まれ、低い方ほど稼ぎメインか「公平な分担」を望む
・実家暮らしよりは一人暮らしの方が家事育児分担への積極性を示す
・一人暮らしの、高年収の方が「稼ぎメイン」を希望している
・家事育児分担に積極的な意欲を持つ方の割合が女性よりも高い

この辺と前述の回答を見ていくと、女性が実家暮らし男性というステータスで足切りしていくのが理解できるかと思います。しかし一定の「積極性を持つ層」もいるので、相手の意向とスキルを確認することが大切だと思います。
生活能力が低いほど「公平な分担」を選択するのも面白いですね!実はここについては私がちょっと意地悪な性格をしていまして、なんら意図を補足、説明することなく「取り組みたい」という意向を二つに分けました。「公平になるよう取り組む」には①自分の負担が重くなるのはどうなんだろう と言うネガティブな感情/②スキルや本音的になるべくならやりたくはないけど相手を怒らせるのもな というネガティブな感情を含めたつもりです。さてさてその効果は絶大だったように思います。

女性

では女性はどうか…
・家事育児メインを希望する方が10%程度いる
・普段家事をやっていない、生活能力の低い層、低年収層ほど専業主婦を希望する
・家事育児外注は女性の方が強い興味を持っている
・「積極的に担いたい」回答の割合が男性よりも低く「公平」を希望する方が多い
・家事得意・低年収・若年齢であるほど家事育児への積極参加意欲が高い

先ほどの「普段家事育児やっていないけど大丈夫だよー」層と同じく、ちょっと疑問の残る回答者がいらっしゃるようです。
私生活能力ないです!家事やってません!けど専業主婦希望してます! ……笑えますねwwwギャグですかねwww
気になるのは最後の点で、家庭への積極性や献身性を持つほど男性に選ばれやすいというのはあるかもしれません。こだわりが強すぎると相手からも敬遠されてしまう例というのは多くございますから…。ところでこの「公平」は、果たして男性の「公平」と一致しているのでしょうか。公平に対する感情は一致しているのでしょうか。。。聞いてみたいポイントの一つです。すいません、性格が悪くて。

ではいよいよそういった生活能力が、婚活に影響してくるかどうかの生の声です。

生活能力や家事育児分担の意向が婚活に影響するか

どう見せればいいか迷ったのですが、家事育児分担意欲や生活能力で相手をどう評価するか、プラスマイナスが顕著=こだわりが強い層という事で、数値のばらつき度合い順に回答者属性を並び替えてみました。また男女の点数の中央値も合わせて載せておりますので、それで比較していきましょう。

男性

・家事育児への参加意欲や生活能力の重視傾向:高年収、家事に取り組んでいる、生活能力を有する、一人暮らし
・〃 こだわりが低い傾向:低年収、家事に取り組んでいない、実家暮らし
・生活能力を最も重視し、女性と同程度に評価対象となる
・家事育児への参加意欲は女性の評価と顕著に差があり、そこまで重視していない
・各数値のばらつきが大きい

女性

・家事育児への参加意欲や生活能力の評価者の傾向:なんらか傾向があるわけではないが、男性下位の層が上位に位置している
・生活能力は男性と同程度の重要性で評価している
・家事育児への参加意欲を最も重視しており、男性の倍近い数値である
・各数値のばらつきが似通っている

男性は自分の能力や状況によって相手に求めるものが変わってくるようですが、女性はその辺があまり関係なく、属性関わらず全体的に生活能力や家事育児分担意欲を求めていることが分かります。つまり、男性は別の評価軸を持っている可能性が高いのです!という点を言えるまでアンケート設置していたらよかったのですが、後の祭りですね。グラフ化はしていませんが、女性の家事スキルや意識が低くても何の影響もない方が3割もいるのです。

ただし、特に私が普段厳しくしている実家暮らしの方や家事にあまり取り組んでいない男性の皆様は、具体的数値として「ヤバさ」が伝わって来たのではないかなと思っています。

婚活をする男女が取り組むべきこと

私は基本的に 男性が磨くのは女子力であり、女性が磨くべきなのは男子力である と申し上げています。

【男性の皆様】

ネガキャンしたい訳ではなく、あただあるがままの事を申し上げますけども、家事に取り組んでいない男性や、その割合が高い実家暮らし男性が婚活的にピンチなのだという事がご理解いただけましたでしょうか。

そして、家事スキルを有することは加点になるのです。家事育児分担にコミットすることが大きな加点になるのです。

中には「専業主婦になるから」という意向を持つ女性もいらっしゃいますが、残念ながらそれが成立するのはごくごく一部のハイスぺ男性のみに限られます。平均年収前後の婚活的価値の状態で家事育児分担に消極的な姿勢や現有スキルだと、ご自身の価値を貶めることになっているのだとご自覚いただけますと幸いです。

では当社の一部の男性会員様。うだうだ言っている暇があったら早速今日から取り組み、担当に週報としてご提出ください。

【女性の皆様】

実家暮らしの方であっても一定のスキルや参加意欲を持つ方がいらっしゃるとご理解いただけましたでしょうか。ですからそのステータスだけで足切りするというのはあまりいいことではないのかもしれません。

また男性は生活能力をある程度評価する傾向にありますので、そこへの取り組みに加え、より男性ニーズを拾い上げるのが、皆様の取るべき戦術と言えましょう。

実家暮らし女子の皆様。普段皆様はやり玉に挙げられることが少ないのですが、いつ何時何かのきっかけで「足切り」になるともわかりません。今の環境に甘えているうちでは婚活的需要が他の女性ほど高まりはしないという点は申し上げさせていただきます。

(生活能力が同程度あたりがマッチングするのが、家事の一点からだけで見ると幸せなのかもしれませんね。なので実家暮らし男性×実家暮らし女性とか、良いと思います、お互い様ですからね)

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