付き合うまでは奢りだったのに付き合ってから急に割り勘になったことにモヤモヤする女性の皆様
付き合うまでは積極的だったのに付き合った途端ノリが悪くなった彼にやきもきする女性の皆様
結婚した途端旦那がどこにも連れていかなくなったことに悩む女性の皆様
こんにちは。
夏も終わり、少しずつ秋の空気に変わっているこの頃。今年は大っぴらな外出も憚られるかと思いますが、平時であれば少しずつデートもしやすくなる時節で、秋の連休は●●にでかけて~と心を躍らせる方も多いのではないでしょうか。しかしそんな女性の皆様のウキウキした心とは裏腹に、
男どもは何も考えない!何も誘わない!どこかに行きたいなと言っても聞き流す!セックスできれば良いと思っとりゃせんか!!??あの時の一生懸命だったお前は何処に行った!!!!!????
と思われる方、そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうです。「釣った魚に餌をやらない男」です。
今回は何故男性が、付き合う前と付き合った後で、結婚する前と後で女性に接する際の熱量が変わるのか、どのように防止すればいいのかを解説いたします。
男が付き合った途端に交際前ほどマメでなくなる3つの理由
①男女で見ている場所が異なるから
実はものすごくシンプルな答えが「釣った魚に餌をやらない」という文章自体に隠されています。
そうですね…ではちょっと想像をしてみましょう。①男性が釣り人の立場だった場合の王道の漫画を考えてみてください。②女性が魚…「ニモ」や、人魚の「アリエル」的な立場だとした場合の王道の物語を考えてみてください。
さて……皆さんはどんな物語を想像されましたでしょうか。
恐らく①は、困難な条件を乗り越えて難易度の高い魚を釣り上げ、おまけとして料理を行う一連の流れが物語として描かれる可能性が高いでしょう。釣られた魚は絞められて食べられて消化されて💩になって終わるか、もしくはその場でリリースされて終わりの運命のはずです。
ではその中で突然釣られた魚は「ワタシニエサヲクレー!!!」って主張していて、「コノニンゲン、ワタシヲ釣ッタクセニ何モシテクレナイ」と被害者面している画を差し込んでみましょう。
…めちゃめちゃシュールだと思いませんか?何言ってんだこの魚、頭打ったかと思いませんか?
次に②ですね。
恐らく②は別の魚や人間と出逢い、恋や友情を育む物語を想起したのではないかと思います。ではこの物語の編集たる私に「だいたい3話ぐらいで人間に釣り上げられて食べられて死にます、普通に考えたら釣り上げられたら死ぬでしょ」と告げられたらどう思いますか?
何の話も展開できねーじゃん!これからだろアホ編集!!!って思いません?
これが恋愛でも起きています。つまり、主人公ごとに(=男女で)体験している世界と見ている景色が異なるのです。
賛否や私の女性に対する意見は一旦置いておきまして、現実的には男性が女性へアプローチし、女性は男性を吟味するのが恋愛関係を育む一般的フローになっています。
告白する側の立場になることの多い男性は、意中の女性を口説き落とすことを目先の目標に据えます。受験生のようなものだとお考え下さい。確かに合格してからのことも考えはしますが、そもそも合格しなければ何も始まらない以上猛勉強するのです。合格したら一旦落ち着き、無理をしないフラットな状態に戻り、新たな目標を見つけたら「新章」としてまた走り出す、逆に言うとそれがないと歩みが遅いまま。それが男性の見ている景色であり、体験です。
一方告白される側に立つことの多い女性は、そもそも合格を目標に据える必要が無く、カリキュラム、サークルなどを踏まえてどんな学生生活を送るのかの方を考え、期待に胸を膨らませます。合格発表というのは物語の始まりでしかなく、そこからの期待溢れる体験が女性のストーリーなのです。
この景色、体験…スタートとゴールとストーリーにズレがあるため、交際を契機とした男女の気持ちや期待度にギャップができるのです。
②交際コストの予測→実態と初期利益→期待値の遷移に差があるから
2つ目は実際の交際コストによるギャップです。
また質問になりますが、皆さんはどうしても特定のデザイナーさんに画像を作っていただきたいとして、例えば下記画像を作るにあたってどのぐらいお金を要すると思いますか?
だいたいキャラデザって一定のイラストレーターさんになると20万~というのが相場としてありまして、それを予備知識として皆さんが持っているとしましょう。ちなみにこれは太鼓の達人のデザイナーである横尾有希子さんという著名な方に作っていただいております。
分からないですよね。
ではもう一つ…最初はいくらで交渉しますか?この著名で多忙な方に対し、相場と言われる20万で交渉しますか?
絶対にしませんよね。100万ぐらいは一応見たうえで交渉に臨みますよね。
ただし相手が「ああ、別に5万円ぐらいでいいですよー」と言って来たらどうでしょう。次からは20万どころか、10万円も予算を確保しませんよね?
恋愛でも同じく。例えば男性がリードする、奢るなど色んな行為があるとして(賛否や私のアドバイスは一旦無視します)、男性は女性を落とすにあたって、確率を上げるために予備費を上乗せします。これが「男性のコスト予測」であり、「女性の受け取る初期利益」であり、今後の基準になります。
男性としては少ない負担で相手を落とせるにこしたことはなく、交際の中で相手がどんな金銭観で、どんな交際スタンスかという実態を体験として自分なりに学びます。そのため予測を実態に徐々に近づけるために、付き合う前の方がより多くのコストを割き、後々にそれが落ちていくことになるのです。
しかし女性は、男性から初期に受けた過剰な歓待を、この男性は私にこんなにしてくれるんだというスタンダード=今後の期待値に据えてしまいます。交際後の物語の重要度が男性以上に高い女性は、その初期の体験を忘れることができず、彼へ継続的に期待してしまいます。
ここにも男女でのギャップを見ることができます。
③男女には根本的に恋愛感情ギャップがある生き物
とある有名な画像を貼らせていただきます。
よくよく調べると出典はなんとも怪しげではございますが、グラフはとてもいい形をしていまして、私も経験的に大きく間違ってはいなさそうだなと感じています。そして重要なのは、これは恋愛感情でも似通っていて、男性は気持ちが一気に盛り上がり、女性は気持ちが後からついてくる傾向にある事なのです。以下の画像は、私が経験的に作ってみた男女の恋愛感情ギャップです。
男性は交際前~初期における恋愛熱量が非常に高く、その後気持ちの盛り上がってきた女性と逆転します。この気持ちの逆転自体が、交際を契機とした男女の気持ち、求める行動と実態のギャップに繋がっているという事が出来るのではないでしょうか。
彼が釣った魚男にならないようにするには
とにかくリスクや、自分が汗をかくことを嫌う女性の皆さんはまず「なら釣った魚に餌をやらない男性を事前に見極めるにはどうしたらいいですか?」とお聞きになりたいのではないでしょうか。
自慢ばかりでない、政治から距離を置いている、子どもを大学に行かせたい、相手親が出張って来ない、家事育児分担する、モラハラしないなどなど、皆さんは見極めないといけないことが多くて大変ですねえ。
さて、気分屋とか自分軸思考とか、なんとなくそれっぽいのはありますが、事前に見極めることは難しいとお伝えさせていただきます。重要なのは、多くの判断基準と現実との中で折り合いをつけ、求める将来を達成するために、自分が何を優先すべきかという順位付けであり、気に入らない部分をどう変えていくかの対応の方ですから、そちらに汗をかきましょう。
あれも嫌、これも嫌という子どものような人間が結婚に至ることはございません。もっと大人になり、主体性を持ちなさい。
と、諫言から入らせていただきましたが、ならばどのように防止するのかを書かせていただきます。
釣った魚男を防止するには主に3つの方法がございます。
① 危機意識の醸造
私が非常に嫌っている駆け引き(笑)の類にはなりますのであまりお勧めはいたしませんが、要は彼の目線を「努力しなければ関係維持が出来ない」にしたらいいという事です。なので
・他の男性からのアプローチ報告
・敢えて距離を詰めようとしない
・敢えて尽くさない
ただし、皆さんにしっかりと向き合っている男性にこれをやると逆効果ですし、皆さんのそっけない態度がリターンの少なさに繋がると破局リスクが高まりますから、やはりお勧めは出来ません。
正直、この類のことをやる女は基本的に面倒なメンヘラだとさえ私は思っています。
② モチベート
彼に、危機意識とは別の方向性での小さな目標を作るのです。例えば
・行動を称賛する
・新たな共通目標設定
こうしたら彼女が褒めてくれる、こうしたら逆に彼女がこれだけのことを返してくれる、こうしたら彼女と新たなステップに行ける(例:キス、お泊り、セックス、温泉、結婚、趣味共有など色々)などの目標を持たせると、放っておかれることは少なくなります。
③ 直接的に伝える
①②が出来ない方は、直接彼に伝えることに取り組みましょう。その際意識して欲しいのは
・なぜそうして欲しいのか、背景を明確に伝える
・彼が何をすべきかを明確に伝える
・そうしたらどうなるのか、明るい未来を伝える
の3点です。
女子がやりがちなのは背景を伝えずにすべき何かだけ伝える事、背景だけ伝えて何をすべきかを彼に丸投げする事の2つなので、そこはご注意ください。
最後に
付き合う前後で変化があるのは当たり前です。その変化も、ごく普通に目の前にあり、折り合いをつけるべき現実なのだと受け入れてしまい、自分で好きなようにあれこれ決めて相手を付き合わせていくのが最もいい方法です。今求めている皆さん自身も、いずれそうなる可能性が高いのですから、今を責めておくと後の自分の態度に返ってきます。
また、男性が最も好きになり、結婚したいと思う女性は一緒にいて楽で、素の自分でいられる安心感を抱ける女性です。ということは、彼が何もしてくれなくなる女性は、とても素敵な女性だという事。そこに自身を持っていただければと思います。
もっととら婚を知りたいと思った方は
お電話でのお問い合わせ
03-6479-7691
【平日】12:00~20:00【土日祝】11:00~19:00 / 年中無休(予約制)