【ご質問】
お見合いのお断り理由で「今後の交際のイメージが湧かないこと、体臭が気になること」が挙げられました。
これまでの人生で一度も体臭を指摘された経験がないので、においも好みがあるという認識でよろしいでしょうか?
(30代代男性)
嫌いな匂いと、不快な匂い
ご質問誠に有難う御座います。
「いい匂い」には好みがあるが、「不快な匂い」には好みがない。今回のご質問者様にはまずこの点をご理解頂きたく思います。例えば私は柑橘系の匂いが好きですが、世の中には柑橘系の匂いをあまり好まない方もたくさんいらっしゃることでしょう。 どのような匂いが好きなのかはまさに好みで問題であり、人それぞれに違いがあるので御座います。
一方で「不快な匂い」にはほとんど個性が御座いません。
「不快な匂い」というのは多くの場合において「生理的なシステム」の問題で御座います。具体的には「腐った食べ物の匂い」「死体の匂い」「汚染された水の匂い」など、その匂いの発生源に近づくことが生命の危機を脅かす匂いと言えるでしょう。
この判断はかなり原始的なものになりますので、そこに個性や好みの差はほとんど御座いません。好きな匂いは千差万別でも、不快な匂いは誰にとっても不快な「絶対的に不快な匂い」なので御座います。
絶対的な不快感は即刻改善せよ
体臭問題において絶対的に不快な匂いとは「ワキガ」「口臭」「皮脂汚れ」「衣類のカビ」が主な原因で御座います。お察しの通り、これらは健康を害する恐れが可能性が高い問題であり、まさに生存本能を脅かすような匂いと言えるでしょう。
ですので、もしもご質問者様がこれらの匂いを発生させているなら即刻改善する必要が御座います。婚活を成功させるためにも重要でございますが、それ以外に「健康面」「仕事面」などを考えても即座に改善すべき課題でしょう。
幸いなことにこれらの匂いは対処方法がある程度確立しております。ワキガは手術、口臭は禁煙と食生活の改善、皮脂汚れは入浴と定期的な運動、衣類のカビはタンスの衣類をすべて処分するなど、日々の生活を見直すだけで概ね改善が可能でしょう。
先ほども申し上げた通り、絶対的に不快な匂いには好みがほとんど御座いません。誰にとっても不快な匂いであり、本人だけが匂いに慣れてしまいその不快さを感じていないので御座います。
しかしこれらの問題は同時に極めてデリケートな問題であるのも間違いありません。
ご質問者様は「指摘されたことがない」と仰っておりますが、仮にご質問者様が臭かったとして、一体だれが指摘できるのでしょうか?
さらにこれらの匂いは年齢を重ねるごとに悪化する傾向が強い匂いで御座います。つまり20代前半の頃は問題なかった人が、アラサーになり急激に臭くなるということも珍しいことでは御座いません。
もしかするとご質問者様はここ数年で急激に匂いを発するようになってしまった可能性もあるでしょう。10代ならともかく、20代後半の男性に面と向かって「あなたは臭いです」と言える人など、残念ながらこの世にはほとんどおりません。
好みの審判は相手女性
ご質問者様の体臭に問題があるかはわかりません。しかし仮に問題がなかったとしても、改善すべきなのもまた間違いないでしょう。
もちろん誰にとっても不快な「絶対的に不快な匂い」を発しているのであれば、今すぐ改善すべきで御座います。しかしご質問者様と実際に会っているとら婚の女性カウンセラーにもお話を聞きましたが、「絶対的に不快な匂い」は発していなかったそうで御座います。
となれば、今回の問題は「女性の好みの問題」であると言えるでしょう。要するにご質問者様は不快な匂いこそ発していなかったものの、好みの匂いもまた発していなかったので御座います。
しかし絶対的に不快な匂いならともかく、好みの問題をどのように解決すれば良いのでしょうか。
実はここにもまた有効な解決方法が御座います。
確かに人の好みは多様ですが、かと言って「千差万別」と言えるほど多様性に満ちてはおりません。
誰かにとって好みの匂いは、別の誰かにとっても概ね好みの匂いなので御座います。ですのでご質問者様はこれから「多くの女性が好む匂い」を発する努力をされると良いかと思います。
おそらくご質問者様は臭くありません。計器で計測すれば、きっと健全な匂いと評価されることでしょう。
しかし計器の数字と人の好みは一致しないのです。時には計器によって異常と記された数字が人の好みに当てはまることもあるでしょう。
そして婚活をする以上、匂いの審判は計器ではなく女性で御座います。故に女性に好まれやすい匂いを纏わせることが重要になるでしょう。
無臭男子からいい匂いのする男性へ
世の中には信じがたいほど臭い男性が一定数存在します。
その原因は「衣類のカビ」と「皮脂汚れ」が主な原因でしょう。この問題は適切な洗濯と、適度な運動で概ね解消が可能で御座います。もちろん毎日の入浴とカビた服の処分は言うまでもありません。
しかしこと結婚相談所に関して言えば、そのような悪臭を放つ男性はさすがにそこまで多くはありません。彼らの問題は「不快な匂い」がすることではなく「いい匂い」がしないことにあるので御座います。
色気は香りに宿ると言っても過言ではありません。そしてその香りは主に「香水」「柔軟剤」「シャンプー・トリートメント・整髪料」によって形成されていると言えるでしょう。
もしもこれらのアイテムにこだわったことがないのであれば、ここは1つこだわってみると良いかと思います。別にブランド物の香水を使う必要は御座いません。もちろん使えるものなら使うのも良いのですが、初心者であれば数千円の香水で十分でしょう。
もちろんこれらの工夫は不健康な生活から発生する「不快な匂い」を断ち切った後の話で御座います。そんなことはないと思いますが、この努力をされる前に、一応自分が不快な匂いを発生させていないかもチェックして頂ければ幸いで御座います。
とら婚より一言
いかがでしたか?
そろそろ時期的に汗や皮脂による体臭が気になり始める時期でございます。
指摘されているいないに関わらず、自身が「不快な匂い」を発していないか、体臭ケアについて振り返りたいものですね。
♡ご成婚者インタビューまとめ♡
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