皆さんこんにちは、とら婚です！

前回は「思っていたものと違う！子育てのリアル～新生児編～」として、中の人（以下私）が体験した新生児の育児で大変だったことを氷山の一角程度ではありますが、ピックアップさせて頂きました。

要約すると『心身共に万全ではない状態での育児を一人で担うのは無理がある』というお話でした。

今回は大変だったことを知った上で「じゃあ周囲は具体的にどうすれば良いの？」ということを考えていきたいと思います。

当たり前のことがなにもできない

前回の記事でお母さんは、赤ちゃんと向き合うことでいっぱいいっぱい…なことは十分伝わったかと思います。
家事は基本的に満足にこなすことが難しいので、お仕事帰りに「何か買うものある？」と聞いてくれるだけでお母さんは大変喜ぶでしょう。

また、お母さんは赤ちゃんの様子が気になって自分のことが疎かになりがちなので、ゆっくりお風呂に入る時間を確保してあげたり、交代で食事を摂ることを促してあげる気遣いも大切です。

私は何よりまとまった睡眠時間が欲しくてたまらず、たまに授乳を1回だけスキップさせてもらい、とにかく寝ることで体力を回復していました。
トータルの睡眠時間が同じでも短時間でこまごま寝るより、まとまった睡眠をとった方が圧倒的に体力が回復しますので、是非こうした時間は設けてあげてください。

一人の時間でリフレッシュ

新しい家族が加わり、お父さんもこれまで以上にお仕事に勤しむ必要があることは十分理解はしています。
「こっちだって仕事で疲れて帰ったら子育てにも参加して大変なんだ！」という気持ちも十分わかりますが、私は『同じ大変なら仕事で大変になりたい』と思ってしまいました。

何より魅力的なのは『社会との関り』があること。
大人とコミュニケーションが取れることは大変魅力的でありました。
子育て中、ましてや新生児ともなると気軽に外出はできませんし、日中は会話が成立しない赤ちゃんと二人きり。
「仕事の話でも何でもいいから誰かと意思疎通がしたい…！」と心から思いました。

私は産後初めて徒歩5分以内のコンビニに一人で出かけて、スイーツを選び、店員と会話しただけで幸せを噛み締めてしまいました。
「大袈裟すぎるだろう…」と思えるかもしれませんし、私も文字に起こしてきっと伝わらないと思っていますが事実なのです。

こんな些細な一人時間で幸せを感じられるのですから「今日は見てるから、少しお出かけしてきたら？」と、声をかけてもらえて美容院なんかに行けた日には最高でしょう。
少し距離を置くことでより育児を前向きに頑張れたり、家族にも優しく接することができる余裕が生まれるはずです。

『やってもらって当たり前』はNG

ここまで子育てをメインでしている女性に『いかに寄り添っていくか』という視点で話をしてきましたが、女性側も「私は子育てメインでやっててつらいんだからね！」という態度でいるのはNGです。
私自身、本当に精神的に余裕がなく「周囲が気を利かせて手を差し伸べるべきだ！」と思ってしまう時もありましたが察して頂戴はご法度です。

あなたが子育てが初めてなのと同じで、男性もお父さんという役割は初心者。
先回りして気が利くようなことができるわけがありません。
何を助けてほしいのか、どうしてほしいのかは明確に伝えましょう。

これは婚活でもよくぶつかる『察して女性と言ってよ男性問題』と同じで、どちらの気持ちも分かりますがお互いに歩み寄らないと関係は好転しません。
女性は言葉で伝える努力を、男性は話を聞きにいく姿勢を心がけてみましょう。

例えば、授乳時にミルクが必要になりそうだったら「作っておいて」と頼むと次回からは「作ってこようか？」という質問ができるようになるわけです。
赤ちゃんを育てながら、お父さんお母さんも一緒に成長していく必要があるのです。

子育てに平均はない

何より一番注意してほしいことは、この記事はもちろんネットで見る実体験はあくまで『他人の体験』ということです。
色々調べて参考にするのは良いことですが、人の数だけ環境があり、赤ちゃんの個性もそれぞれ。
誰かで通用していたやり方が、万人に通用するとは限りません。
「うちの母親はやってたみたいだよ」「友達はできてたよ」等の発言は絶対に避けましょう。

子育ての悩みは人の数だけあり、100人が大丈夫なことでも本人がつらいと言ったらそれは大袈裟でもなく本当につらいのです。
「みんなできるのに何でできないの？」を問うのではなく、どうしたらそのつらさを和らげることができるのか、向き合ってあげることがとても大切です。

2ヵ月に渡って子育ての大変さを語りましたが、土台にはしっかり赤ちゃんの魅力がありますので決して大変なことばかりではありません。
沢山困らせられますが不思議と愛しさが勝り、乗り越えられてしまうことも事実です。

子供を儲けることは想像以上に大変なことですが、夫婦や周囲と手を取り合ってできるだけ楽しく乗り越えていきましょう。

『そのまえにまずは相手を見つけなくては！』と焦ったら、是非無料カウンセリングへお越しくださいませ。

素敵な方と巡り合えますように！