【ご質問】
女性の婚活服は「ノースリーブなどボディラインが分かるような少し露出のある服」
「白や淡い色など女性らしい色の服」が推奨されているのですが、私には少し抵抗があります。
今は多様な価値観が認められる時代なので、こうあるべきというのは少し古臭く感じてしまうのですが、男性の本音や実際の需要についてお聞きしたいです。(20代 女性)
回答
ご質問誠に有難う御座います。
ご質問文を読む限り「白や淡い色など女性らしい色の服」を「推奨する」と言われただけのようで御座いますが、推奨であればあくまでも推奨であり、別にご質問者様に対して「白い服を着るべきである」と強要したわけではないのではないでしょうか。
仮にご質問者様がジーパンと淡い色の服の2つを持ってきて「どっちがいいと思いますか?」と私に質問されたら、私も迷うことなく淡い色の服を推奨するでしょう。無論それでもご質問者様がジーパンを選ぶのであれば別に止めはしませんが、どちらが推奨かと聞かれればやはりそう答えるしかございません。
何故ならば現実問題として「白や淡い色の服」の方が男性ウケが良いからで御座います。
男性からどう思われようが知ったことではないと仰るのであればお好きな服を着れば良いと思いますが、結婚相談所にいらしているのですから、そんなこともないでしょう。
それならば無難に男性ウケの良い服をお召になったほうが賢明かと思います。
白や淡い色の服はゴディバ
「チョコレートと言えばゴディバ」
と言ってもおそらく多くの方はご納得して下さることと思います。しかし「一番好きなチョコブランドは?」と聞いて「ゴディバ」と答える方は以外に多くありません。
他にも「とらやの羊羹」とか「ロクシタンのハンドクリーム」とか「千疋屋のシャインマスカット」なんかも似たような立ち位置と言えるでしょう。これらのものに共通するのは「めっちゃ好きな人はそこまで多くないかも知れないが、嫌いな人が極めて少ない」という点で御座います。
一方で「チョコミントアイス」「ゴーヤ」「ドリアン」「パイナップル入りのピザ」などは「めちゃくちゃ好きな人もそれなりにいるが、絶対に嫌という人もそれなりにいるもの」と言えるでしょう。
さて、それではご質問者様が「見ず知らずの相手」に贈り物をするとして、この2つのタイプのうち、どちらのプレゼントを選択するべきでしょうか。
おそらくは前者の「めっちゃ好きな人はそこまで多くないかも知れないが、嫌いな人が極めて少ないもの」を選択されることでしょう。
プレゼントでは別に満点を取る必要はなく、相手の嫌いなものさえ送らなければよいのです。その点、後者のアイテムは満点の可能性がある一方で大失敗の可能性もある。相手のことをよく知らない状況でこのような選択を取るのは極めて非合理的であると言わざるを得ません。
「白や淡い色の服」はまさに「めっちゃ好きな人はそこまで多くないかも知れないが、嫌いな人が極めて少ない服」の代表だと私は思います。
実際のところ「白や淡い色の服」がめちゃくちゃ好き!という男性はそこまで多くありません。ですが「白や淡い色の服が死ぬほど嫌い」という男性もほとんどいないのです。
要するに無難。実質ほぼ初対面から始まる婚活という場においてはこれほど適切な服はあまりないでしょう。
「女性らしい服」が嫌い
漫画『あたしンち』で娘のみかんがお母さんに「お弁当をもっとカラフルにして!」とお願いした回をご存知でしょうか?
あたしンちの母が作る弁当はどうにも地味というかオッサン臭い(原作準拠)と言うか、そんなわけで女子高生のミカンはもっと可愛い感じのお弁当にして欲しかったのです。
しかしどうにも母には伝わらず、最終的に辿り着いた答えが「カラフル」。見事に母は納得してカラフルなお弁当を作りました。
その結果出てきたのがかの有名な「カラフル弁当」こと「ミックスベジタブルが大量に入ったお弁当」で御座います。
けらえいこ著 『あたしンち』/(KADOKAWA/メディアファクトリー)
おそらくご質問者様も別に「白や淡い色の服が大嫌いで絶対に着たくない!」というわけではないでしょう。
ちなみにもしもそうなのであれば、嫌味抜きでジーパンでもなんでもお好きな服をお召くださいませ。確かに「白や淡い色の服」は有利で御座いますが、戦況をそれだけで決定付けるほど強力な兵器では御座いません。ジーパンだろうがなんだろうが、さほど問題にはならないでしょう。
ご質問者様が嫌だったのは「白や淡い色の服」ではなく「女性らしい」という言葉だったのではないでしょうか。
白い服や淡い色の服が女性らしいと誰が決めたんだ。
白い服は好きだけど別に女性らしいから好きなわけじゃない。
そのようなお気持ちは最もで御座います。実際私も白い服も淡い色の服も着ますので、そのような色が「女性らしい色」とは言えないでしょう。
しかし、その言葉を言った方のお気持ちも分からなくはないのです。
事実、私も白い服を着ます。つまり「白い服」とだけ言った場合、私が着るような「白ではあるものの、表にでっかく「地底人」と書かれた服」もその候補に入ってしまうのです。
まさにあたしンちのお母さんと同じ。カラフルと聞いて、一面ミックスベジタブルの弁当になってしまい兼ねません。
では婚活に有利なそれっぽい服を指し示す言葉として、適切な言葉は一体何でしょうか。
特定のブランド名をあげて「これ!」というわけにもいきません。かと言って「白い服」では曖昧過ぎる。
となると現実問題、その折衷案として「まぁなんかその…女性っぽい服と言いますか、まぁそんな感じで」くらいの表現になってしまうのも分かります。というか実際、私も代替案を出せと言われても「なんかパステルカラーっぽい感じで、ふわふわして、なんかゆるゆるした感じ?」くらいしか思いつきません。
ご質問者様が「女性らしい」という表現に不快感を覚えたのは至極真っ当なことで御座います。しかし現実問題として、それ以外の適切な表現があまりないということもどうかご納得いただけないでしょうか。
ご質問者様は決してそんな方ではないと思いますが、婚活という魔境には「お好きな服でどうぞ」と言うとサッカーのユニフォームでお見合いの場に来るモンスター男性がごろごろしているのです。できる限り無難な表現を模索しつつも、それでも何とか成婚に導くため「女性らしい」という言葉を使ってしまったその方の意図をどうか飲み込んでくだされば幸いで御座います。
とら婚より一言
いかがでしたか?
結婚相談所での活動は、プロフィール写真や第一印象がとても重要になりますので「万人受けしやすい」という基準でお召し物を選ぶことは大切かと思います。
実際にお会いして仲を深めていく過程で、内面はもちろん外見の「本当の自分」を表現し合い、お互いが許容できるものなのか相性を確かめていきましょう!
一言で「女性らしい服装」と言ってもジャンルは様々です。
ご自身の好みや体系・お顔立ちに合うお洋服を見つけて、少しでも気分を上げて婚活しましょう!
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