こんにちは。
久しぶりに、Twitterでにぎやかになってしまいました。。。
過去の炎上騒動と同じく内容よりも、深読みされた結果変な捉えられ方をされてしまう表現には気を付けないとなと反省しております。
私も課金やガチャをいたしますし、特別にどなたかを煽るという意図はございませんが、この婚活市場を客観的に見ておりますと、アプリでもパーティでも(ある程度の年収が必要な相談所はかなりましな方ですが)、「現実的に掛かってくるお金を分かっているのだろうか…そんなんじゃ相手は結婚したいと思わないよ」という感想を抱きたくなる男女が絶えません。
これは、趣味に対して明確なこだわりをもつために貯金やいずれかの費用を圧縮しているオタク層ならではの話の可能性もありますし、実は現代は現実的な情報を見ることを嫌がりあくまで全体的に言えることなのかもしれません。
そのため啓蒙として、結婚にまつわるお金の投稿を行ったのですが、異様な捉え方をされる方がいらっしゃったので削除させていただきました。
しかし、みなさま結婚に関する費用は気になるご様子でしたので、まとめさせていただこうと思います。これを前提に、人生におけるコストコントロールを行っていただけますと幸甚です。
※計算自体は割と適当ですので是非突っ込んで論破してくださいませ。。。
婚活
さて、婚活に関する費用がどれぐらいかかるのかについては、その方がどれぐらいこだわるのか、どの婚活を行うのか、またどれぐらいのグレードの交際をどれほど行うのかによって大きく異なってきます。
月会費ベースで言うと相談所は1万円以上、アプリは3000円前後、パーティは回数次第ですが3000~5000円/回が相場、合コンも飲食費だとその程度。
しかし例えば交際までなかなかうまく行かず、婚活に継続的に3年間参加している場合、仮にアプリ+パーティ+コンパで月1万円使っていたとしても、3年間で36万円かかり、相談所で6ヶ月成婚退会すると10万円以内+入会金成婚料で同程度と言えます。確率やコミュニケーション・コンサルティング・信頼性といった部分に価値を置くか、それとも見かけの安さに価値を置くかで、人ごとに費用に係る感想は異なってくるのです。
ちなみに婚活媒体は完全にピラミッド的な関係になっています。
(2020/2追記)身体関係のなりやすさ → なりにくさ です。↓ほどワンナイトとか身体目当てセフレ目当てが発生しやすいです。
結婚相談所はカウンセラーやアドバイザーが存在するのでその分人件費がかかっており、その分他の要素が良くなっていますが、ルール上体の関係を結ぶのは成婚後になります。ただし、月々の費用は実はパーティに3回ぐらい行くのと変わらなかったりします。
例えば婚活でいい相手にすんなりと出会えたとしても、毎週のデートで平均5000円使っていて、2年の交際で結婚できたとしても、48万円前後かかります。
交際自体はそれだけで精神的・情緒的な楽しさや充実感、身体的な幸福感や喜びを味わうことができ、リアルの恋愛は趣味やガチャの当選による幸福とは全く別種の幸福な行為であると言えます。
そのため交際費を婚活における費用と捉えるかどうかは人次第ですが、数字にすると割と大きな金額だったりしますよね。
ただこういう考え方もできます。
当社のアンケートだと、だいたいオタクの方は3~5万円前後を1か月あたりの趣味としているようです。それを年間で計算すると36~60万円となり、婚活の3倍~の費用、交際費よりも高額だと言うことが出来ます。
男女交際に進むとパートナーの時間が出来る代わりに趣味の時間は少なくはなるので、代替としては適正な値なのかもしれませんね。
結婚にかかる2人分の費用、望ましい1人当たりの貯金額
さて、一部で批判的に見られながらも話題になった、結婚にまつわる費用です。
結婚は、婚姻届けを出すという行為ではなく、全く異なる背景を持つ二人が出会い、生活を共にし、また通過儀礼を済ませ(省略し)、さらに新しい命をはぐくむ行為ですので、現実的に考えると「0円」で済むということはございません。
ではどのような費用があるのかを見ていきましょう。
【家関連】
・新居(当初は賃貸とする)の契約:約30~50万円
結婚してすぐに新居を購入すると言うことは少ないかと思います。そのため目下出てくるのは「どこに住むか」問題です。
彼氏、彼女の職場やお互いの部屋の広さ・間取り、そもそも実家暮らしか一人暮らしかなどを踏まえて決めることが多いのですが、一人暮らしで間取りの多い部屋に住んでいる人は決して多くないので、現実的に発生する可能性の高いコストとして捉えても問題ないでしょう。
ではいくらかかるのか、一人暮らしをしていたら分かるのですが、たいてい初期費用として1か月分の前払い家賃、敷金礼金で約1~2か月分、さらに仲介手数料1か月分、それに保険やクリーニング費など総合すると、約家賃4か月分がかかると考えていただいてもいいでしょう。
そのため仮に2LDKの部屋、立地は都心まで1時間程度だとすると、約8~13万円と予想されます。そこから計算すると、約40万円が初期費用として掛かってきます。
・引っ越し(二人分):約10万円
こちらは荷物量によりけりです。有名な会社であれば同県内での引っ越しでだいたい10万円取られますが、探しようによっては3万円で行けたりもするので、間を取って5万円とさせていただきました。その二人分の金額です。
・二人向け(ないしは家族が増えることを見越した)家具の購入、新調:約10~20万円
一人暮らしの場合、たいていシングルベッド、2人用テーブルとソファ程度かと思います。それを2人に加え、来客や出産を想定して買い足す、買い替えるということは十分考えられます。
例えばベッドフレームとマットレス2人分で約10万円、カフェダイニングセットで約5万円、あとはお互いがどれだけ家具を持ち合わせているかですが、新規購入や廃棄などを踏まえると、最低限あと5万円ぐらい見ておいてもよろしいでしょう。
双方が実家暮らしの場合、洋服ダンス、本棚、食器棚、ソファやカフェテーブルなどでプラス15万円ぐらい必要になってきますし、一人暮らしだとたいてい一人用サイズなので、買い替えは頻繁に発生します。
・二人向け(ないしは家族が増えることを見越した)家電の購入、新調:約10~40万円
二人分として検討しなければならないのは冷蔵庫です。一人用では容量が足りませんし、10年近く一人暮らしをしていた場合既にかなり古くなっている可能性が高いです。
同様にかなり汚れているであろう洗濯機や、部屋が増えることによるエアコンも購入に対象になりやすい商品です。
冷蔵庫と洗濯機で15万円ずつ、エアコンで10万円かかるとすると、約40万円になります。ここにさらにテレビ、炊飯器、オーブンレンジを買い替えとなると10万円ほど乗ってくるとお考え下さい。
※番外編※
賃貸でなく新居購入で考える場合、仮に土地建物込4000万程度の物件を買うとしても、頭金に100~200万を要します。
以上までで110万円が男女双方にかかります。一人当たり55万円計算になりますね。
ただし、新しい家の契約がない、家電や家具の新規購入がなければ、かなり節約することが可能です。
家電についてはだいたい10年程度で買い替えると考えると、実は40万円分は結婚しなくても同様に掛かってくる可能性がある項目になります。
【通過儀礼関連】
※追記
ご指摘がございましたが、こちらは必須の費用ではございません。しかしながら「お金の無駄」だと一方的に捉えると、男女どちらであっても相手からは「コミュ障」と捉えられることもございますので、お二人で話し合って決めてください。結婚は個人のものではなく、相手と、双方を取り巻く人との関係の中のものごとです。
・両家顔合わせ:約10万円
これはお互いの両親の交通費と飲食費になります。
結納という格式ばったものになるとより金額が乗ってきますし、さらに結納金だの結納品だのを考えなければなりませんが、結納自体が廃れつつありますので、今回計算から除外しています。
・婚約指輪:30万円(男性のみ)
婚約指輪が給料の3倍と言うのは、バレンタインよろしくどこかの会社のプロモーションのようです。
男性の皆様、全くの嘘だとお考え下さい。女性の皆様、全くの嘘だとお考え下さい。
一般的なジュエリーショップに行けば分かりますが、だいたい20万円~高くても50万円程度に収まります。
中心価格帯は20万円台ですが、一応平均を踏まえて30万円で計算します。
・結婚指輪:10万円
婚約指輪は宝石がついていたり、細かな装飾がついていたりするので、それとは別に夫婦の結婚指輪を購入するのが一般的です。
こちらもピンキリですが、10万見ておけば大丈夫でしょう。
・結婚式:約250~400万円
今回の計算で最も金額のかかる項目になりますが、正直に言ってこれもピンキリです。
レストランでの披露宴だけ、チャペルでの式だけなどにすれば50万円以内、スマ婚などの確約サービスを利用すれば200万円以内、一般の結婚式場で、男女双方30人ずつ呼ぶとしても、ベーシックなものだと250万円以内、ある程度のオプションを付けても350万円以内にだいたい収まります。
しかもこちらは一括払いでなく、約1年の中で支払いが分割されるので、常に何百万もの貯金をもっていなければならないわけではありませんし、ご祝儀払いのできる式場もございます。
ちなみにご祝儀は、だいたい総費用×7割程度戻ってくるので、仮に式が60名で300万円とここで仮定すると、約200万程度は戻ってきます。
そのため実質費用負担は100万円程度だとお考え下さい。
・新婚旅行:約50~100万円
こちらも場所と期間次第でなんとかなりますが、安い方の金額は定番中の定番のハワイ1週間、フリーを想定しています。ヨーロッパの添乗員付きツアーとかになると2人で100万近くになります。
以上で、だいたい実質負担は200万円程度と言うことが可能で、男女に男性のみの項目を考慮から外すと1人100万円ちょっとの金額になります。
二つを総合すると、モノ次第ヒト次第ですので、300万~400万円の範囲内の費用が、一人当たり150~200万円程度の費用がかかってきます。
これらは1週間以内にいきなり全額が発生するわけではなく、だいたい1~2年程度の中で分割して発生するので「現時点で貯金がない」方も心配しすぎないでOKです。
ただし、あるに越したことはございません。
長期的には妊娠出産期の資金、教育資金、私立や大学学費、家族イベント、家や車購入といったライフイベント、年金や保険といった定額で積みあがっていくコスト…いろいろありますから。是非とも資金計画を立て、オタ趣味に使える可処分所得イメージを形成してみてください。
ずっと独身だった場合と比較して。結婚する価値はあるか?
以上のように、結婚を中心として考えた場合、さまざまな費用がかかってしまうことが理解できたかと思います。
ではここで大きな疑問が発生します。
それは「その費用をかけてまで結婚する価値はあるのだろうか?」という一点につきます。
オタク的に考えると「それだけのお金がかかるなら、ガチャ●●回できるじゃん!●●買えるじゃん!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
これらの費用は果たして、結婚せずに一人だった場合に比べてどのように評価したらいいのでしょうか。
上記の項目の中で言いますと
・賃貸マンションの更新料で引っ越し費用を相殺
・耐用年数を過ぎた家電を一新するとしたら、家電購入費は相殺
できると仮定できまして、交際費と差額は残り150~200万円/2~3年程度です。
一人の場合は逆にこの程度の金額を飲食、趣味などに自由に利用できるということができます。
結婚する価値は、パートナーがいることでの精神的安心感、安定感、幸福感、身体的幸福感等にこの金額に価値を見ることが出来るかどうかで変わってきます。
この金額をモノ換算すると
車一台、時計一つ、世界一周旅行一回、3000円ガチャ500回…仮に手取り年収350万、実生活費が15万×12とすると180万で、1年間あれば貯まる金額です。
このガチャでの計算が多いか少ないかは完全に人次第です。
そのガチャで得られるイラストとキャラクターによる一時的な幸福の方が勝るのか、それとも人によっては半永久的に続く幸福を得る方がいいのかは完全に人次第です。
けど、実は1年、ある程度趣味に使っても2年で貯まると考えたら、結婚にかかる費用って意外と安いですよね。
結婚に関する価値観は人ごとに全く異なっており、例えばわたくしは婚活の出費は確かにコストではありましたが、交際・結婚・育児に関するものは自分に不利益なコストとも捉えておらず、むしろ自分の娯楽費だと考えているぐらいです。そのような考えの方からすると、交際や結婚、家族生活はベネフィットだらけの事柄なのだと言えるでしょう。
現実的な数字を見るのは辛いものがございます。
しかし、その数値を見るからこそ頑張ろう、計画的にお金を使おうと思うことも可能です。
皆さん、一緒に頑張ってお金稼ぎましょう!
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