【閑話休題】成婚・成婚率の裏事情をあえて書いてみた
オタク婚活を含むあらゆる婚活、結婚相談所、婚活パーティ、ネット婚活、婚活アプリや恋愛に関する戦略性重視のコラムです

婚活業界は独特な言葉を使っており、独特な慣習の残る業界であり、古い価値観の蔓延る業界であり、コンサルサービスなので自動化があまり進んでいない業界であり、そして統一的業界団体の存在しない業界です。

特に一番最後の部分は結構大きな問題で、実は各屋号各社の発する成果に影響を与える事柄なのです。

しかしながらそんな裏側の事なんて普通知る由もないじゃないですか。

ですので、各社の成果=成婚を深堀してしまおうと思っています!なんか普通の結婚相談所のブログみたい!
(隠すことではなく消費者に明示すべき情報かつ、その成婚の定義自体を否定も肯定も致しませんので、間違っていない限り実際に怒られることはないと思っています。)
資料に明示されていない情報は記載いたしません。
実際に営業を受け、直接担当から聞いた情報があるのですが、「口頭で聞いた」は非常にあやふやなのでその記述は「お察し」とぼかしますので、何卒ご了承ください。


成婚


成婚 とは…文字通り「結婚が成立すること」を指しています。

指しているはずなんです。文字的には。

必ずしも=結婚ではないというのが鍵でして、「結婚の意思が成立すること」とも、解釈によっては「結婚に向けて前向きに進んでいく意思が成立すること」とも取れる、非常にあやふやな言葉なのです。

なぜこんなことを申し上げるかと言いますと、成婚の定義は各社で異なるのです。

【IBJ系列(日本結婚相談所連盟)の場合】

当社も加盟している日本結婚相談所連盟は「成婚主義」を掲げており、その定義は『きちんとプロポーズをして結婚を約束したお二人を「成婚」と位置づけています』とあります。

参照:https://www.loungemembers.com/faq/

成婚の定義が厳しい分見かけの数値が低く出ますが、その後の不成立率は低いと考えられます。

【楽天オーネット社の場合】

楽天オーネットさんの場合、成婚に関する定義をHP上では謳っておりません。
厳密に定義されているのは「会員同士/会員外成婚」の違いについてです。

参照:https://onet.co.jp/what/comparison/marriage.html

一応入会から成婚までの流れの中には「プロポーズ」という言葉がありました。

https://onet.co.jp/service/flow/

ちなみに私が営業を受けた際にも、文字から一般的に解釈されるような回答でした。その一般的が何を意味するかはお察しください。

気になる方は直接聞いてみてください。ちなみにちなみに、オーネットさんが成婚料なしなのは、コンサルサービス型と婚活アプリの中間的立ち位置にいる「情報型の相談所」だからだったりします。

※関係者の皆様、情報が誤っている場合即時訂正いたします

【パートナーエージェント社の場合】

『交際中のお二人が結婚の意思を固めて婚活を終了することを意味します』という記述がございますが、IBJ社と異なりプロポーズをして、挨拶をして…という、どの段階でという明確な定義がありません。
そのため「結婚前提の交際段階」も成婚対象に含むと言うことが出来ます。

参照:https://www.p-a.jp/word/2018-06-1.html

IBJ社の定義に比べるとより広義になるため、見かけ上の成婚率は高くなり、その後の不成立率は上記より若干上がることが想定されます。

ちなみに私が直接聞いたところ、やはり「二人の前向きな意思」がキーワードになっていまして、それは末端の社員に至るまでの共通認識みたいです。日本結婚相談所連盟から独立した法人なので、様々な部分で定義や仕組みの差別化が図られているように感じています。それがはっきり意味することが気になる方は直接聞いてみてください。

同様に、ツヴァイ社、ゼクシィ縁結びカウンター社、Nozze社も、成婚を比較的広い意味で捉えている印象です。

※関係者の皆様、情報が誤っている場合即時訂正いたします

【Youbride】

最後にネット婚活、婚活アプリの中で唯一成婚数表記のあるYoubrideさん、2017年は約2700名が成婚されたとのこと(累計会員1,671,748名)。残念ながら成婚の定義はどこにも書いていなかったので問い合わせみました。

ユーザーサポート担当の方によると「退会時に退会理由を任意で頂戴しており、その項目の中で『youbrideで相手が見つかった』と回答いただき、かつ『結婚のご予定がありますか?』に『はい』とお答えいただいた方」という定義とのこと。

交際に至るとだいたい退会すると推測されるので、プロポーズまで行っての退会という意味では必ずしもなく、またアンケートに答えていない存在も多数いることが分かります。そのためもっと大きい数字かもしれませんし、他社の成婚の定義に照らし合わせるとまた変動してくる可能性がございます。

参照:https://youbride.jp/

【当社は?】
また、楽天オーネット社が指摘しているように、自社のサービス外で結婚相手を見つけた方も「自社に関わったから成婚にカウントする」という会社もあるみたいなので、成婚の定義はお気を付けください。

当社はIBJ社に準じています。

お分かりいただけましたでしょうか、各社によって成婚の定義が若干異なっているのです。

※どちらの定義が正しいというのはございませんが、実際聞いてみるとその会社の実績でない結婚を成婚にしていることもあるので、必ず担当者に成婚の定義をヒアリングした方がいいです


成婚率


次に成婚率についてです。

成婚率は、100人の会員の中で30人が結婚した…というわけでは必ずしもないんです。

成婚率は、結論から言うと二種類あります。分子は「一定期間における成婚退会数」で統一なのですが、分母が異なります。

【分母≒同期間内の会員数】

この計算式は、特定の期間内に在籍していた会員が母数となっています。

特徴として、母数が大きくなってしまいますので、成婚率は見かけ上低く出るという点です。

パートナーエージェント社の成婚率は『「年間成婚退会会員数÷年間平均在籍会員数×100」で算出しています』とありますので、この計算式に近く、約28%が成婚でとのこと。計測期間を「年間」にしているので、数値に大きな変動が起こりづらいかと思います。

参照:https://www.p-a.jp/seikon/

ただし理論上の話ですが、期間中に平均100人の会員がいたとして、20人成婚退会したら、仮にその期間内に「200人退会がいても」成婚率は20%であると言える出し方ではあります。

当社の場合。活動歴が比較的長めで、新規会員を受けることを止めた私個人だと非常に計算しやすく、2018年10月現在成婚率は36%ですが、当社全体の数値が出せるようになるまでもう少し母数と期間の欲しいところです。※当社は2017年2月末スタート、会員数が20名超えたのが同年6月の為計測対象期間が難しいのです。。。

特に当社の場合スタートアップ期ということで会員様がどんどん増えています。母数の上がり具合が大きいと数値が実際の実績とかけ離れて小さくなるので、好きではあるのですが使いづらさも感じる数値の出し方と言えます。

【分母=同期間内の退会者数】

この計算式は成婚退会者に通常退会者を合わせた「退会者」を母数にしています。分かりやすく言うと「成婚退会者/退会者」ですね。

つまり100名の会員のうち、10名成婚退会、10名通常退会ですと、10/20で成婚率が50%になる計算方式になります。先に述べた成婚率の考えに照らし合わせると「10%」なので、大きな差が出てしまうことがよく分かりますよね。ただし前述のとおり、母数の変動に大きな影響を受けないと言うことも出来ます。

前述の計算式に比べて計算が単純で計測しやすいことに加えて、なまじ統一団体がないので「広告において高い数値を見せることが出来る」というメリットがあります。

※どちらの計算式が正しいというのはございませんが、見かけ上高くても実はヘボい、見かけ上低くても実は優秀というのがよくあるので、必ず担当者に成婚率の定義をヒアリングした方がいいです

IBJ社はHPに成婚率の定義を明確化していませんが、成婚率が51%というIBJ社の算出方法はこの算出方法だと予想できます。(IBJ社の計測期間は7月~12月の半年)

IBJ系列の総会員数が約60000人、会員同士の成婚は2017年度に5700名なので、前述の算出方法だと10%を切ってしまうんですよね。

参照:https://www.ibjapan.com/check/

決算資料からも推測でき、IBJラウンジメンバーズ単体会員数は公表されていませんが、入会者数(第2四半期のIBJ社単体入会者数ベースで行くと約1000名/Q→年間約4000名)と成婚数(約360名/Q→年間約1500名)だけで考えても、成婚率50%に到達できる算出方法を取っていると言うことができ、消去法的に「成婚退会数/退会数」と推測することができるのです。

参照:IBJ社 平成30年12月期 通期決算説明資料
参照:平成30年12月期 第2四半期決算説明資料

※楽天オーネット社は非公表

だいたい40%を超えた数値を公表している会社の場合、だいたいこの 成婚数/退会者数 の出し方だとお考え下さい。当社がこの計算をした場合、月で上下しますがだいたい40~80%ぐらいを行き来しています。月で上下する…例えばIBJ社は計測期間を7月~12月にしていますが、12月はクリスマスや年末が絡むため成婚者が増える月です。その逆の月は、比較すると少し動きの鈍くなる期間であると私は捉えていますので、個人的には年間で出したほうが良いと思うんですけどね。

ちなみにこちらの成婚率の出し方も、理論上は「辞めそうになったらとりあえず半永久的に休会させておく」ことで、より高く見せることが可能っちゃ可能です。

繰り返しますが、どちらの出し方が正しいというのはございません。ただし、一口に成婚/成婚率だけで判断すべきでないというのを、結婚相談所に属する身ですが敢えて投げかけさせていただきます。

ではネット婚活は?

出すに値するのであれば多くの会社が出していると思いますよ。

 

関連:アプリ、ネット婚活の成婚率の妄想

関連:とら婚の成婚率

【備考】

ちなみに経済通産省の調査によると、結婚相談所を利用して結婚に至った人の割合、つまり“成功率”は、男性の場合、わずか8.4%、女性は10.1%であるようです。(出典:少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究報告書、2006年)
さらにちなみに、大手リサーチ会社の消費者調査ですと、だいたい20%程度みたいです。(出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング「結婚相談・結婚情報サービス業界統計」、平成21年)
同業他社様との情報交換の中ではだいたい10%程度と聞いているので、実情は10~15%の間ぐらいなのかもしれませんね。

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