【① ご質問 】
最近、「東京リベンジャーズ」という漫画がアニメ化、映画化されて話題になりましたが、女性ってちょっと不良っぽい男性に憧れがちな気がします。女性がヤンキーに惹かれる理由って何でしょうか?
モテる男性の要素がどのようなものなのかどうか自分のなかで良く分からず。
上野さんはどのように思われますか?(20代男性)
※今回の回答は男性向けのものであり、女性の方はお読み頂かないようご注意くださいませ。
【ご回答】まずはじめに
ご質問誠に有難う御座います。
最初にご質問者様に1つだけアドバイスをさせて頂きましょう。
決して「ヤンキーはモテる」と女性に言ってはいけません。
ヤンキーがモテるのかどうかという話は後ほどさせて頂きますが、例え「ヤンキーはモテる」というのが真実だったとしても、女性はそれを決して認めないことでしょう。実際にネットで検索して頂ければすぐに分かると思いますが、「ヤンキーはモテる」という理屈を強く否定したがるのは決まって女性なので御座います。
ですので女性に「ヤンキーはモテる」と言ったところで良いことなんて1つも御座いません。その瞬間に「こいつはねえな」という烙印を押されるか、もしくは激しい口喧嘩になるだけで御座います。
無能は悪にもなれない
それではご忠告も終わったところで、もしもヤンキーがモテるとすれば、その理由は一体何なのか考えてみましょう。
まず私が最初に思いつくのは「生存バイアス」という点で御座います。
例えば今回ご質問者様が挙げた「東京リベンジャーズ」について考えてみましょう。
東京リベンジャーズは北斗の拳も顔負けの世紀末シティ東京が舞台で御座いますが、この漫画に登場するヤンキーにはある共通点が御座います。
それは「異常に強い」ということ。
金属バッドで殴られたり、鋭利な刃物で刺されても特別な場合を除いて大丈夫。次の話かその次の話ではバッチリ全回復しております。そんな殺戮ショーが日常茶飯事なあの漫画において、弱い者はまともなヤンキーになることなど到底できません。事実、主人公の花垣武道は元々ヤンキーにボコされて奴隷のような立ち位置になっておりました。
もちろん現実世界は東京リベンジャーズほど世紀末では御座いませんが、もやしのような少年がヤンキーになれないのは間違いありません。ヤンキーであり続けるためには、最低限の戦闘力は必須であり、その戦闘力を持ち合わせていない男はヤンキーであり続けることが出来ないので御座います。
弱い男より強い男の方がモテるのは生物としての必然。そしてヤンキーは強くなければ生き残れないのですから、生き残っているヤンキーは強くてモテる傾向があると考えられるでしょう。
残念ながら無能な人間は犯罪者にはなれても、悪人であり続けることは出来ないので御座います。
悪という反社会的な存在でありながら生存し続けられるのは、それ自体が強さの証明と言えるでしょう。
ヤンキーは優しい
東京リベンジャーズで人気のキャラクターと言えば「ドラケン」と「マイキー」の2人でしょう。特にドラケンは喧嘩の強さだけでなく、その人間性も人気の秘密になっています。
和久井健 著 東京卍リベンジャーズ/(講談社)
さて、それでは東京リベンジャーズをお読みではない方のために、ドラケンがどのような人物なのか紹介させて頂きましょう。
・お辞儀の角度がなっていないという理由で腹を本気で蹴る。
・他校の授業に乱入。生徒を拉致る。
・ムカつくという理由で中学生をボコる。
・廊下に人間を並べて、その上を踏んで歩く。
・特に関係ない男子生徒を窓から投げ捨てる(映画版)
・人の物を壊しておいて逆ギレ
・人の家のバッドを無断で折る
・殺人を犯して死刑判決
・無免許運転(12歳)
・中学生の女の子がレイプされて顔面ボコボコにされる事件の遠因を作る
・その他、暴行、傷害、殺人未遂、恐喝、脅迫多数。
おそらく漫画をお読みではない方は、これらの行動を見てドラケンがなぜ聖人のように扱われているのか到底理解できないことでしょう。
これは何もドラケンに限った話では御座いません。東京リベンジャーズの主要キャラはほぼ全員が反社会的な犯罪者です。主人公に対して「君は不良だ。娘を巻き込まないと言い切れるかい?」と言ったヒロインの父、橘正人さんこそがほぼ唯一の良心であり、それ以外の人間はほぼほぼ全員社会的には犯罪者でしかありません。
優しさの理由
しかし同時に彼らは「身内目線」で見れば、最高の仲間であると言えるでしょう。なぜならば東京リベンジャーズに登場するキャラは「仲間を守るためならば犯罪行為も厭わない人物」ばかりなので御座います。
いわゆるヤンキーと呼ばれる人種にはこのような傾向が強いと言えるでしょう。彼らは社会的な正義や法律は破ったとしても、仲間の掟は死んでも破りません。彼らにとって「仲間の掟」は法律よりも大切なものなので御座います。
身内には甘く、そして敵には容赦がない。身内が犯罪を犯したら擁護し、敵は合法でも叩き潰す。そしてこのような差別とひいきこそが、一般的に「優しい」とか「仲間思い」と言われていることを無視することは出来ません。
平等で公平な人間はモテませんし好かれないのです。人は自分を差別する人間が大嫌いですが、同時に自分を贔屓する人間のことが大好きでもあるのも間違いありません。
「みんなに優しく、私には特別優しい人がいい」と仰る女性は少なくありませんが、あれもまさにそうでしょう。仲間のためであれば、罪なき外部の人間と戦うことが出来る人間が人から好かれるのです。
ヤンキーはそういう意味では優しいと言えるでしょう。
万人に優しい人間がいないように、万人に冷たい人間もそうそうおりません。仲間以外に対して非常に冷たいヤンキーは、仲間には死ぬほど優しいのです。
それは極めて差別的で極めて排他的な行動と言えるでしょう。しかし所詮パンツを履いた猿でしかない我々は「部族」以外を滅ぼすことで、今日の繁栄を獲得しているので御座います。
いわゆる「いい人」がモテないのはまさにこれが原因でしょう。いい人は公平で平等で遵法精神に満ち溢れています。だからこそ「いい人」はたとえ敵であっても、敵に理があれば敵が正しいと言ってしまう。それでは敵部族を滅ぼせません。
ヤンキーはモテない
「ヤンキーがモテるのは中学生か高校生まで」とよく言われますが、それは半分は正しく半分は間違っていると言えるでしょう。
確かにつっぱり頭でモヒカンで、手当り次第に人をぶん殴っているような人間がモテるのせいぜい高校生まで。大人になったらそんな人間は犯罪者になるだけで御座います。
しかし大人になってもモテる男の属性は変わりません。
反社会的なのに生きていけるほど有能で、身内のためなら犯罪も厭わない人間。大人になったらその手段が暴力から金や権力に変化するだけで、やっていることの本質は何も変わらないので御座います。
エリートサラリーマンや資本家は派遣社員から富を吸い上げておりますが、それはヤンキーがカツアゲしているのと構造的に変わりません。違いは唯一、合法か違法かということだけ。それは穿った見方をすると「警察」という暴力装置を使うか、「東京卍会」という暴力装置を使うかの違いでしかないのです。
皆様がきっと大嫌いであろう上級国民だって、それは皆様が上級卍會に入っていないから彼らのことを嫌っているに過ぎません。東京リベンジャーズに登場する名前もなき一般生徒はみんな卍會が大嫌いなように、その集団に入れなかった者はその集団を嫌うのです。
それと同じようにもしも我々が上級国民として生を受けていれば、きっと上級国民を好き、そして上級国民と結婚していたことでしょう。なにせ彼らもまた「仲間のためなら犯罪も厭わない人間」でしかありません。
というわけで以上の考察の結果、私は「ヤンキーはモテない。ヤンキーと付き合うのはバカな女だけで、賢い女性は真面目で誠実な男性を選ぶ」と結論付けさせていただきます。
とら婚より一言
いかがでしたでしょうか。今回は東京リベンジャーズを元に、モテる男の本質について教えて頂きました。これからは何故このキャラが人気なのか…という事を考えながら、現実世界に活かして参りましょう。
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