【ご質問】
「そっちが盛り上げてくれ」と言われている感じがしますし、なんだか投げやりで楽しくないお見合いが始まるのか…と思い消化試合になっています。
結婚してる友達に結婚の決め手は?と聞くと特に無く、結局のところある程度の条件とフィーリングなんだなぁと思っています。
こんな予防線を張られた状態ですが、実はすごく結婚に向いている男性の可能性があったりするのでしょうか?それとも悩むまでもなく次の出会いにかけるべきでしょうか。
(30代前半 女性)
【回答】
ご質問誠に有難うございます。
もしも新入社員が「ご迷惑をおかけするかと思いますが何卒よろしくお願いいたします」と言ったら、ご質問者様は「予防線を張られた」とか「なげやりだ」と思うのでしょうか。
まずそうは思わないことでしょう。
新入社員はできれば迷惑をかけたくないと思っておりますし、失敗したときに「迷惑かけるって言ったでしょ!?」と言い訳するつもりもおそらくはないでしょう。そもそも新入社員が「ご迷惑をおかけすることはないかと思いますが何卒よろしくお願いいたします」なんて言っていたら、むしろそちらのほうがだいぶ不安で御座います。
彼の「口下手」はこれとそう変わりません。
投げやりでもなければ、予防線を張ったわけでもないでしょう。新入社員の例と同じように「口下手で楽しくないかもしれませんが、精一杯やらせて頂きます」というニュアンスで捉えるほうが自然で御座います。
もちろん私の予想が大外れで、本心では「お前が話を盛り上げろよ?俺は頑張らねえから」と思っている可能性も0では御座いません。さすがに彼に会ったことすらない私には彼の本心など到底分からないことなので御座います。
しかしそれはご質問者様も同じでしょう。確かに彼に会ったことがある分、私よりは彼のことを知っていると思いますが、逆に言えば会ったことがある程度の話でしかありません。彼の本心など私はもちろん、ご質問者様にも到底分かるはずがないのです。
ですので、ひとまずはポジティブにとらえておいて、後々軌道修正をした方が良いでしょう。少なくとも「口下手で…」と言われた瞬間、消化試合に突入するのが良い選択とは思えません。
読みすぎるなら読まない方がマシ
行間が全く読めないのは問題ですが、有りもしない行間を読むのもやはり問題で御座います。
どちらも相手の本心を理解してないという意味では同じレベルですが、この2つを比べるのであれば、行間を読めない方が数倍マシでしょう。
行間を読めない人は察しないことこそあれ、無から有を生み出すわけでは御座いません。一方で読みすぎる人間はありもしない意味を生み出すから始末が悪いのです。
もしもご質問者様が「口下手なので、すみません」という発言自体がもうどうしようもなく許せないのであれば、今のまま婚活をしても良いでしょう。その条件は結構厳しい条件だとは思いますが、好みの問題なのでどうしようもありません。それに厳しいとは言え、他の条件を下げるなどすればなんとかなる範疇だと私は思います。
しかし「口下手なので、すみません」という発言の行間を勝手に推測して幻滅しているのであれば、彼は十分魅力的な結婚相手になり得た人物だったかもしれません。
もちろん可能性の話でしかありませんが、少なくとも「俺はトークバリクソ最強なので、つまらないならお前のせい」と言ってくる男性よりは数億倍マシなのは間違いないでしょう。
初対面の印象は現実問題として正しい
「初対面の印象はだいたい正しい」という考えは、理屈としては間違っているものの、現実問題として正しいと私は考えております。
おそらく我々人間は初対面で人の内面を見抜くほど優秀ではないでしょう。ですので初対面の印象は必ずしも正しいとは限りません。
しかし我々は初対面の印象を後から柔軟に変えられるほどにも優秀ではないのです。そのため現実問題として考えれば初対面の印象はだいたい正しいと言っても差し支えないでしょう。
想像して頂きたいのですが、もしも本郷奏多さんや吉沢亮さんが「口下手なので…すみません」と言っていたら、ご質問者様は同じような感想を抱いただでしょうか。
1万円までなら賭けても良いのですが、同じ感想は抱かないことでしょう。おそらくは「謙虚で素敵」とか「かわいい」というような感想を抱くことと思います。
ですので正直に言えば、私はご質問者様が「口下手なのですみません」という発言を問題にしているとは思っておりません。そんなものは些末な問題であり、実際のところ彼の第一印象が良くなかったのでしょう。
ブサイクなのか背が低いのか低年収なのか不潔なのか、それともそれとは違う別の何かなのかは分かりませんが、悪い印象を抱いていたからこそ「口下手なのですみません」程度の些末な言葉が気になったのではないでしょうか。
そしてその第一印象は理屈としてはハズレているかもしれませんが、現実的には当たっております。我々は第一印象を後から変えられるほど優秀な生き物でないのです。特に婚活のような場であれば尚更でしょう。ほとんど無限と言っていいほど別の候補がいる婚活で、第一印象が悪い人間を深く知ろうとするほど非効率なことは御座いません。男は無限ですが時間は有限なのです。
拒否されたら条件の見直し時期
「口下手なので…すみません」については、正直なところ大して問題ではないと思っております。アバターを吉沢亮さんにして想像していただければおわかり頂けることでしょう。私だって相手が橋本環奈なら大抵の発言は許せてしまうと思います。
とは言え、何度も何度もこの理由で相手を見限っていると、そのうち本当に「口下手なので…すみません」がダメになりかねません。そのため今のうちに彼を切った理由を見直しておくと良いでしょう。
そしてそれはおそらく単純に第一印象が悪かったからだと思います。
さて、ご質問者様が実際のところどんな条件を男性に課しているのかは分かりませんが、あえて言語化するのであればフィーリングといったところでしょう。そして今の条件のままで成婚することが出来れば何よりで御座いますが、残念なことにそうはならない可能性も考えなくてはなりません。
そんな時は条件の緩和が必要になるのですが、どのタイミングで条件を緩和すべきかということを最後にお伝えさせて頂きたく思います。
それはずばり条件に合致した人に振られたとき
仮にご質問者様の条件が年収1000万円だったとしましょう。この場合、年収999万円以下の男性からなにを言われたって気にする必要は御座いません。彼らはそもそも候補ですらないからで御座います。
しかし1000万円の男性が見つかって、その男性から拒否された時は真剣に考え直さねばなりません。
婚活で言えば「お見合いすら組めない」「2回目のデート前後に破局」「成婚せずに破談してしまう」の3つ。
ご質問者様が途中で「なんか違うな」と思って拒否した場合は気にしなくていいのですが、相手から切られた場合は条件を緩和する必要があるでしょう。
ご質問者様から拒否したのであれば、それは「相手が条件に合致してなかった」というだけの話に過ぎません。しかし相手から拒否されたのであれば「ご質問者様の課している条件に見合う男性のニーズを満たしていない」ということに他ならないのです。そのため条件を相手に合わせて、ある程度の条件を緩和する必要が御座います。
もちろんニーズを満たすために努力をするという方法も御座いますが、残念ながら努力はかなりの時間がかかると言わざるを得ません。婚活において男性は無限ですが時間は有限であるということをどうか忘れないでいただければ幸いで御座います。
とら婚より一言
いかがでしたか?
上野さんがおっしゃる通り【読みすぎるなら読まない方がまし】婚活はあくまでも結婚したい人探しです。
結婚したくない人探しになっていませんか?
本当の断りたい理由に気付いて、正しい対策をしましょう!
婚活に迷走してしまった時は、お気軽にとら婚へご相談ください。
♡ご成婚者インタビューまとめ♡
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