真剣に結婚を考え始めたとき、ふと浮かぶのが「結婚相談所」ですよね。
しかし、その実態が見えにくいことから、「怪しい」「サクラがいそう」「ぼったくり」といったネガティブなイメージが後を絶ちません。
そこで今回は、オタク婚活を専門とする「とら婚」が、「結婚相談所の全貌」を包み隠さず解説します。

仕組み、お金の流れ、成婚率のカラクリ、そして悪い噂の真相まで。
これを読めば、結婚相談所に対するモヤモヤが晴れ、自分が「使うべきか否か」がはっきり分かるはずです。

目次

• 【仕組み】結婚相談所はどうやって出会いを作っているのか？
• 【裏事情】よくある悪い噂とサクラの真実
• 【成婚のからくり】定義と「成婚率」の数字マジック
• 【料金のからくり】なぜ数十万円もかかるのか？
• 【とら婚のからくり】「オタクは素が出せない」現実を、どうやって「成婚」へ導くのか
• 結婚相談所のからくりについてのまとめ

【仕組み】結婚相談所はどうやって出会いを作っているのか？

まず、最も基本的な「出会いの仕組み」から解説します。
ここには、多くの人が誤解している大きなポイントがあります。

①「一店舗」ではなく「全国ネットワーク」で探す
「とら婚に入ったら、とら婚の会員としか出会えない」と思っていませんか？

実はこれが最初の誤解です。
私たちを含め、結婚相談所の多くは「連盟」という組織に加盟しています（例：日本結婚相談所連盟＝IBJなど）。

これにより、加盟している全国数千社の相談所の会員データが共有されています。
つまり、あなたがA相談所に入会しても、B相談所やC相談所の会員様とお見合いが組めるのです。
この「会員相互紹介システム」こそが、何万人もの出会いを提供できる最大のからくりです。

「じゃあ、どの相談所に入っても同じでは？」という質問がありそうですが、各相談所によって強みが異なります。
例えば、とら婚では自社内でマッチングできる独自の検索ツールがあったり、アドバイザーもオタクなので、オタクの方に特化したアドバイスをすることが可能です。

相談所によって成婚率に差が出ているのが「どの相談所に入っても同じではない」答えだと思います。

②アプリや街コンとは違うアドバイザーの存在
マッチングアプリとの最大の違いは、お二人の間に「アドバイザー」が入ることです。
日程調整、お見合い場所の予約（ホテルのラウンジなど）、交際中のお悩み相談、服装の相談まで。

アドバイザーによるサポートがあるため、忙しくてなかなか出会いの場に行けない方や、恋愛経験が少ない方でもゴールまで進みやすい仕組みになっています。

【裏事情】よくある悪い噂とサクラの真実

ネットなどで囁かれている噂について、経済合理性とコンプライアンスの観点から論理的に回答します。

疑惑1：サクラがいるんじゃないの？
結論：いません。雇うメリットがゼロだからです。

出会い系サイトとは異なり、結婚相談所は「独身証明書」や「収入証明書」などの公的書類が必須です。サクラを用意するには公文書偽造という犯罪リスクを犯す必要があります。

また、前述した通り「連盟」でデータがつながっているため、自社でサクラを用意しても、他社の会員とお見合いをすれば一発でバレます。

さらに言えば、相談所の利益の大きな柱は「成婚料」です。
会員様を結婚させて退会させることが利益になるビジネスモデルなので、サクラを使って引き止めることは、経営的に自分たちの首を絞める行為なのです。

疑惑2：年収が低い方や、変な人しかいないのでは？
結論：そんなことはありません。

一昔前は「最後の駆け込み寺」というイメージでしたが、現在は「効率よく身元の確かな人と出会いたい」という合理的な20代～30代の利用が急増しています。

特に、職場に出会いがないハイスペックな男性や、自立した女性が、「アプリのメッセージのやり取りが面倒だから」という理由で相談所を選ぶケースが非常に増えています。IBJから出されている「成婚白書」のデータだと、2019年と比較した場合、20代のIBJにおける新規入会者数は約2.5倍、30代は約1.8倍（男女計）に増加しており、若年層の利用者層が大幅に拡大しています。IBJ成婚白書2024 9ページより

疑惑3：無理やり入会させられる？
結論：特定商取引法により厳しく守られています。

結婚相談所は法律で規制されており、「クーリングオフ（契約から8日以内の無条件解約）」が適用されます。 強引な勧誘で契約させても、すぐに解約されれば返金義務が生じるだけなので、運営側にメリットはありません。

むしろ、活動のやる気のない人に入会してもらうほうが、後のトラブル（「全然結婚できないじゃないか！」というクレーム）につながるため、お断りすることさえあります。

【成婚のからくり】定義と「成婚率」の数字マジック

「成婚率No.1！」などの広告を見ることがあると思いますが、この数字にも注意が必要です。

①「成婚」の定義が厳しい
マッチングアプリのゴールは「恋人ができること（交際開始）」ですが、結婚相談所のゴール（成婚）は「婚約」です。 単に付き合うだけでなく、親への挨拶やプロポーズを済ませ、「二人が結婚の意思を固める」ことを指します。このハードルの高さが、相談所の価値です。

②なぜ成婚率は低く見えるのか？
一般的に、業界全体の成婚率は10%～20%程度（算出方法による）と言われています。
「低い」と感じましたか？

しかし、国勢調査などのデータを見ると、自然な出会いから結婚に至る確率はもっと低いのが現実です。
相談所に入っても成婚できないケースには、明確な理由があります。

1. 高望みをし続けている（自分の市場価値と希望条件が乖離しすぎている）
2. 活動していない（申し込みをしない、お見合いを断り続ける）
3. アドバイスを聞かない

システムは優秀ですが、あくまで「ツール」です。
使う本人が動かなければ、結果が出ないのはジムや予備校と同じです。

【料金のからくり】なぜ数十万円もかかるのか？

「初期費用10万円、月会費1.5万円、成婚料20万円…合計50万円以上かかる」
この金額には、理由があります。

①初期費用：本気度のフィルター
高い初期費用は、「遊び目的」「既婚者」「ビジネス勧誘」を排除するための最強のセキュリティです。「数十万円払ってでも結婚したい」という覚悟がある人しかいない環境を買っているとお考えください。

②月会費：システムの維持とサポート費
会員検索システムの利用料や、担当アドバイザーの人件費です。

③ 成婚料：アドバイザーへの「成功報酬」
ここが最大のポイントです。日本の結婚相談所の多くは「成婚料」を設定しています。
これは、「あなたを結婚させること」が、相談所側の利益になるという仕組みです。
もし成婚料がなければ、相談所は「長く在籍させて月会費を稼ごう」とするかもしれません。
サブスクビジネスのように、永遠に在籍してもらった方が儲かるからです。

しかし、成婚料があるおかげで、アドバイザーは「あなたを成婚させて送り出したい」と本気でサポートするのです。
成婚料とは、会員様と相談所の利害を一致させるための重要な仕組みになっているとお考え下さい。

【とら婚のからくり】「オタクは素が出せない」現実を、どうやって「成婚」へ導くのか

婚活の場で、「本当の自分」をどこまで出していいのか悩んでいませんか？
オタクであることを隠したり、遠慮して「素」が出せないままでは、たとえ交際できても長くは続きません。

婚活市場において「自分の趣味を、相手にも魅力として感じてほしい」と考えるのは厳しい条件となってきます。

大切なのは、相手に無理に共感を求めることではなく、「趣味を生活の一部として認めてもらうこと」、そして「結婚生活と共存できる安心感を相手に与えること」です。

とら婚の役割は、あなたの趣味を否定することではなく、「お相手が納得できる『折り合い』のつけ方」をサポートすることです。
オタク心を理解しているからこそできる、独自のサポート体制をご紹介します。

① 「オタク」×「プロ」の専属アドバイザー
とら婚のアドバイザーは全員がオタクですが、同時に婚活のプロでもあります。 あなたの趣味への熱量を理解した上で、
「どう説明すれば、相手は安心してくれるか」
「どの程度なら、生活の一部として許容してもらえるか」
といった、現実的なラインをロジカルに指南します。

一般的な相談所では難しい「オタク趣味の適切な翻訳（伝え方の調整）」を行い、お互いの誤解を防ぎます。

②成婚へ導くためのサポート
趣味を理解してもらうためには、まず「パートナーとしての信頼」が必要です。
服装、会話の間、デートのエスコートなど、基本的な恋愛スキルやマナーの向上も徹底サポートします。

「この人なら趣味があっても家庭を大切にしてくれそう」という信頼を作ることで、初めて趣味の話題もスムーズに受け入れられるようになります。

オタク独自の悩み（イベントや出費と、婚活の両立など）も理解した上で、活動プランをアドバイスします。

③ IBJ内でもトップクラスの成婚実績
「適切な伝え方」と「戦略」があれば、成婚できることを実績が証明しています。
2017年の開業以来、成婚者は2,000名を突破し、日本最大級のネットワークであるIBJ加盟店4,000社の中で「成婚者数No.1」の受賞歴もあります。

④ 「とら婚サーチ」×「IBJ」のハイブリッド検索ができる
相互理解を得やすい相手にアプローチするために、2つの検索システムを利用できます。
日本最大級の会員数を誇るIBJネットワークに加え、細かい趣味や価値観で絞り込める独自の検索システム「とら婚サーチ」が無料で利用できます。

最初から親和性の高い相手を探し、アドバイザーのサポートのもとでアプローチすることで、理解し合えるまでの時間を短縮できたり、自分と同じ趣味の方を見つけやすかったりするメリットがあります。

2025年12月にとら婚サーチを改修し、フリーワードでも検索することできるようになりました。
ジャンルだけではなく、漫画やアニメの名前などを自由に検索することができるようになりました！

⑤ 「オタク割引」という独自の応援制度
自分磨きや趣味にお金を使いたい方を応援するため、独自の割引制度を用意しています。
カウンセラーに「オタク」と認められた方は入会初期費用が10%オフ！さらに、クリエイター様やとらのあな委託作家様なら最大50%オフとなり、活動費用の負担を軽減します。

⑥その他のサービスも充実
プロポーズの専用のバラの花束の販売や、指輪をご購入いただかなくとも、無料で指輪選びのご相談をいただけるブライダルリング専門店、オタクのためのライフプラン相談室などさまざまなサービスで会員様のサポートを行っています。

結婚相談所のからくりについてのまとめ

ここまで、結婚相談所のからくりについてお話ししてきましたが、いかがでしたか？
怪しい仕掛けや魔法はありませんでしたよね？

とら婚では、ここに「オタク趣味への深い理解」「オタクのためのサポート」が加わります。
あなたの趣味を一概に否定せず、どうすればお相手に受け入れてもらえるかを一緒に考えるのが、私たちの強みです！

「ここなら、無理せず頑張れるかもしれない」 もしそう思っていただけたなら、ぜひ一度、無料カウンセリングにお越しください。
無理な勧誘は一切行っておりません。
「あなたの場合はどう戦えばいいか」という作戦会議をするつもりで、気軽にお話に来てください！