突然ですがコミケにサークル参加する女子の皆さん
こんな彼氏がいたら素敵じゃないですか?
・本当にやばい時に制作を手伝ってくれる
・売り子が足りない時に手伝ってくれる
・自分の作品には口出ししない
・行きに会場まで送ってくれて搬入も手伝ってくれる
・帰りに撤収を手伝ってくれる
・打ち上げに行っても怒らない
こんなカップル存在する……のか?
彼氏はコミケの女性向けブースで売り子できるか問題 「ヲタクに恋は難しい」3話https://t.co/aBoW5wIPll #ヲタ恋 pic.twitter.com/6Qs3dDYCeg
— ねとらぼ (@itm_nlab) April 26, 2018
自分の見方でいてくれる男性は心強いもの…(※男性視点だと、都合よく使われている感が非常に強いですが…)
もしも創作やイベントに関する自分の価値観のウェイトが高ければ、外見ではなくより相手の内面を重視しなければなりません。
そして、出来た彼氏に対する自分自身の振る舞いにも注意を払うことで、これを達成することは十分可能です。
オススメの相手
【オススメ】
・自分の彼女が喜ぶことが大好きで、オタク文化を理解している一般男性
・コミケに行くモチベーションが減ったオタク男性、行く気のないオタク男性
実は最もオススメなのは「コミケ参加」している男性ではありません。コミケそのものを理解していることと、彼女を喜ばせたいというホスピタリティを持っていれば誰でもいいというのが結論になります。もちろんコミケや同人制作文化を理解しているという部分のハードルがちょっと高くはなります。
そういう意味で狙いどころは「最近少しアニメを見る数が減ってきたし、同人誌を買わなくなってきたし、イベントもTLやまとめサイトで眺めるだけのことが多くなった」アラサーのオタク男性です。
彼らはもはや自分が本当にオタクなのかどうか分からなくなってきているものの、オタクイベントへなんらかの形で関わる言い訳を欲しています。さすがに買い物までは…ただ、参加者と言うのは面白そうという視点を持っていることも割かし多いので、お勧めの存在です。
なぜコミケ参加組がオススメでないかは後述します。
【人による】
・コミケサークル参加している男性
打ち上げに行っても怒らないし、合同誌とか作れそうだし、委託とかできそうだし、繁忙期とか被ってそうで理解ありそうだし…というメリット尽くしのように思いますよね。しかしながらこれは相手の干渉具合と女性自身の受け入れ度合いに左右されます。
男性は基本的に踏み込んでくるタイプが多く、特に同じサークル参加者ともなれば、SNS相互フォロー、同人誌見せあい、イベント共有、ノウハウ共有、作風への口出し…など干渉が過多になる可能性が他のオタク男性よりも高くなり、後ろに近づくほど地雷率が高まると言うのが私の経験です。共有歓迎の女性にとっては嬉しいのですが。
ストレスを抱えないようにするには都合のいい時だけ関わり合うのが一番だったりしますので、ハイリスクハイリターン型の存在だと言えます。※あくまで可能性だけの話
【オススメでない】
・コミケ一般参加者であり毎年数万円単位で購入している男性
・オタク文化に理解がない一般男性
前者は残念ながら当日は自分のことで精いっぱいなので戦力になりません。さらにここが一番ストレスの種だったりするのですが、エリート中のエリートの中には、多くの作品を目にし、客観的に評価する力があると勘違いしてしまうオタの出現が報告されています。彼らは品評家を気取って作品にやたらと口を出してきたりします。確かに読者に喜んでは欲しい、解釈や楽しみを共有したいけど、作品の出来自体を評論して欲しくはないんですよね。
コミケを一緒に語って楽しむことはできますが、それが重要でない方にとっては恋愛において、特別視する対象でもないと言うことが出来ると思います。
次に後者。
「文句さえ言わなければいいじゃん?」というのは非常に甘い考えでございます。改めて思い出してみましょう。コミケが開催されるのは、貴重な貴重なお盆休みであり、貴重な貴重な年末休みです。他のイベントもGWだったり三連休に入ったりします。
夫婦として、家族としての旅行等に使いやすく、またお互いの親族行事も入りやすいこの季節、オタク文化を理解していないと、多くの方が一般的な考え方をしてしまうため、衝突の元になってしまいます。
そのリスクが高まってしまうため、一般的婚活をされる場合は最低限オタク文化に興味を示すことを最低条件にしなければなりません。
婚活ではこのように聞いてみましょう。
対オタク:「コミケとかって行く人ですー?えー行かないんですねー楽しいですよー♪(行くんですねー楽しいですよねー♪)」で、行く楽しさで盛り上がる方は実は対象外という感じです。
対一般:「〇〇さんは休日何して過ごされることが多いんですかー?へー、私アニメとか漫画とか好きで、年末とかはそういうイベントとかも行ったりするんですよー」でマッチするか様子見です。
男性に対するアプローチは過去コラムをお読みください。
女性がしなければならないこと
仮に相手を選び、晴れて恋人関係になったとしましょう。
ここで皆さんがしなければならないことがあります。それは、恋人に相応の対価を示すことです。お分かりかと思いますが、理解してくれて、自分のことを思ってくれる男性であっても、冒頭のことは非常に厚かましく特殊なお願いなのです。
①自分の創作趣味とどのようなジャンルであるかを開示する
何よりもまず、手伝ってもらう上で重要な自分の趣味が創作であり、詳細は不要ですがどのような内容を書いていてどんな活動をしているのかを開示しておく必要があります。踏み込まれたくない?それは甘えです。踏み込まれたくないのであれば、全てにおいて完全に自己責任であるべきでしょう。
②相手のスタンスを明らかにする
相手が創作文化やコミケにどのように関わっているのかを明確に把握する必要があります。
嫌っていないか、がっつり参加しているのか、それとも距離を置いているのかを先に聞いておかずにいきなり提案するとトラブルになります。
③対価を示す
世の中は甘くありません。わざわざ貴重なお盆や年末の休暇を割いて手伝ってくれるのですから、それ相応の対価を先に準備しておきましょう。
時間なのか物なのかは定かではありませんが、必ず相手の喜ぶ何かを提供しましょう。ここが欠けたら、お相手は「まるで自分は彼女の奴隷、ATMみたいなものじゃん」と感じてしまいます。
恋人関係や夫婦関係は、お互いの無償の愛という綺麗ごとだけでなく、親しき仲だからこそ、対等さや礼儀、道義が必要になるのです。
恋は自ら工夫してこそ、理想が手に入ります。自ら行動することで、是非素敵なヲタライフをお送りください。
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