【第55回】何が WOW WOW~ この人に響くのだろう
「ラブホの上野さん」原作者による恋愛・婚活テクニックの紹介、男女の違いの解説、会員様からのお悩みに回答させていただきます。漫画やドラマを見たことがない方もお楽しみください。

【ご質問】

お見合いで「会話のペースが合わない」という理由でよくお断りされます。
こちらから話題を出さないと沈黙にもなりますし自分は合わないと感じたわけではないのですが、合わないとはどういうことなのでしょうか?(30代 男性)

【回答】

ご質問誠に有難う御座います。

おそらくご質問者様は「傾聴型コミュ障」でしょう。傾聴型コミュ障というのは私が作った造語で御座いますが、人の話を真剣に聞き過ぎるせいでコミュ障に見えてしまう方のことで御座います。

それでは私がなぜそう思ったのか、そしてそんなご質問者様はどうすれば良いのかを解説させて頂きましょう。

言葉の意味を重視する

傾聴型コミュ障の最大の特徴は「言葉の意味」を重視するということで御座います。

いわゆる「コミュ強」と言われるような方々は言葉の意味をさほど重視しておりません。失礼な表現になりますが「ウェーイ」なんてまさにその典型でしょう。彼らは意味ではなく空気感を重視しているので御座います。

あっと 著 『のんのんびより』/(KADOKAWA)

一方でご質問者様は言葉の意味を重視するタイプ。今回のご質問文でも「合わない」という言葉の意味を重視してしまいました。

しかし非常に残念なことに言葉の意味は論文や契約書以外ではさほど役に立ちません。
今回の場合で言えば「交際を断る」という結論が先にあり、その結論をそれっぽく伝えるために適当に選んだ言葉がたまたま「ペースが合わない」であっただけなので御座います。

人の話を聞くとコミュ障になる

傾聴型コミュ障は言葉の意味や、発言の論理展開などを真剣に考えるという特徴が御座います。

「新規プロジェクトを部長に任されたんだけど、僕なんて役不足だよ」と言っている人を見かけようものならば、「役不足の使い方間違ってますよ」という言葉を口にしてしまいそうになることでしょう。無論、そんなことを口にしてしまったら関係の悪化は必須。指摘をされて喜ぶ人間などこの世にほとんどおりません。

ちなみに今も「それ必須じゃなくて必至じゃね?」と思ったのではないでしょうか?

ONE 著 『REIGEN』/(小学館)

正しい言葉を使うとコミュ障になる

ご質問者様は30代。おそらく32歳の私とそれなりに近い世代でしょう。

それならこの言葉にピンと来るのではないでしょうか?

「曖昧な言葉って意外に便利だって」

そう、我々の世代がカラオケに行けば必ず歌う曲、デジモンアドベンチャーのオープニングテーマ『Butter-Fly』の一節で御座います。

傾聴型コミュ障の傾向がある方の最大の問題点はまさにここでしょう。相手の言葉をよく聞き、正しく理解しようとするという傾向はそのまま自分の言葉にも適用されるのです。

つまり「正しい言葉で正確に伝えようとしてしまう」ということ。

例えばこんな状況を考えてみましょう。

女性とカフェに行き、その後女性が「あのカフェよかったね」と言ったとします。

ここでご質問者様であればどのようにされるでしょうか?

A:そうだね。コーヒーが凄く美味しかったね
B:そうだね。雰囲気が凄くよかったね
C:そうだね。感じのいい店員さんだったね

私であればA〜Cのいずれも選びません。

軽く笑って「だね」とだけ言います。

日下秀憲/真斗/山本サトシ 著 『ポケットモンスターSPECIAL』/(小学館)

何故ならば「あのカフェよかったね」だけでは、彼女が何に対して「よかった」と思ったのかが分からないから。「コーヒーが美味しかった」と思っていたのであれば「雰囲気が良かったね」と言うのは価値観の微妙なズレになりますし、逆もまた同様で御座います。

無論、この一件程度のことでどうこうなることは流石にないでしょうが、愚痴を聞いている際なんかはこれが一撃必殺の地雷になることも非常に多いので注意が必要でしょう。

「それは酷い上司だね」と共感したつもりで言ったら「まぁ上司も……そうなんだけど……同僚のBさんが……」みたいな反応をされた経験が一度くらいはあるのではないでしょうか。

それっぽい表情+曖昧な言葉

絶対に譲れない価値観であればともかく、カフェのようなどうでもいい価値観でハズレを引いて失敗するのはあまりにも勿体無いでしょう。ですので関係が浅い段階においては、曖昧な言葉の意外な便利さに頼っていた方が良いので御座います。

曖昧じゃないこと

と書くと「価値観が合わない人と結婚しても無駄」というような反論が来ることでしょうから、ここで補足をさせて頂きます。

先ほどのカフェの例で言えば、男性は「A・B・C」のどれでも良く、女性に合わせようと考えているのです。しかしあの時点で女性側のスタンスが分からないので、AともBともCとも取れる発言でお茶を濁し、女性のスタンスが明確になってからそれに合わせた返事をするべきということ。

これは「価値観を擦り合わせようとしている」という行為であり、結婚生活に最も求められる能力の1つでしょう。そしてすり合わせの効かない「絶対に譲れない価値観」は先の章で例外として避けております。

曖昧な言葉

ポジティブな曖昧な言葉
「なるほどね」「わかる」「すごいね」「たしかに」「さすが」「やばい」「かわいい」
どちらでもない曖昧な言葉
「ヘ〜」「そうなんだ」
ネガティブな曖昧な言葉(話題がネガティブなとき)
「酷いね」「辛いね」「やばいね」「まじで?」

西森博之 著 『お茶にごす。』/(小学館)

など

残酷な真実

最後にご質問者様に残酷な話をしなければなりません。

おそらく今回の失敗に会話はさほど関係ないでしょう。もっと単純で、ご質問者様を一目見た瞬間に「なんか違う」と相手の女性が思っただけの話かと思います。

鳥山明 著 『ドラゴンボール』/(集英社)

とら婚より一言

いかがでしたか?

やっぱり会話は考えすぎると上手くいかないものですね。
ですがお相手の事は考える必要があります!
お相手の事を考えれば、お見合いやデートに向かう際の自分の姿や、お相手の話を聞く姿勢に変化が現れるかもしれませんね。

それでは皆様、良き婚活を‼

ゆでたまご 著 『キン肉マン』/(集英社)

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