【ご質問】
【参考】婚活におけるコンプレックスとは
①ちび、デブ、ハゲ、貧乳、ぽっこりお腹、太い脚、不細工などの容姿に関わるもの
②年齢、学歴、収入、雇用形態、職業、婚姻歴など現在の地位的スペックに関わるもの
③コミュ力、自分の醜く卑屈な心、生活能力のなさなど人としての内面に関わるもの
④オタク趣味・思想・宗教・持病・障害などのマイナーな属性に関わるもの
などが挙げられます。
【回答】
人間誰しも多かれ少なかれコンプレックスは御座いますが、今回はそんなコンプレックスについてお話をさせて頂こうと思います。
とは言えコンプレックスの問題はこの2つの言葉で全てを表せると言っても過言ではありません。
「コンプレックスより、僻んだ心」
「気にし過ぎは卑屈で、肯定欲求は醜い」
コンプレックス以上の問題
チビ・デブ・ハゲ・ブサイク・貧乳・貧乏・低学歴・低収入etc
この世界には様々なコンプレックスの要因が存在し、どんな方でも1つくらいはその要因を満たしてしまっていると言えるでしょう。
ですのでコンプレックスの1つや2つあること自体は何も問題ありません。
チビだろうがハゲだろうが、それだけなら何も問題がないのです。
しかし、たとえどれだけ些細なコンプレックスであったとしても、それを僻み歪んだ心は致命的な欠点になることもまた間違いありません。
この問題は特に男性に強いのでご注意下さいませ。
例えば収入で考えてみましょう。
よほど性格の悪い女性を除けば、収入の多寡でそこまで好感度は変化いたしません。女性目線で重要なのは収入が多いということではなく、きちんと働いているということなのです。ですので多少平均より収入が少なくとも一生懸命仕事をしていれば大した欠点にはなりません。
しかし、男性はたとえ年収1000万でも、彼女の元カレよりも年収が低い場合などはコンプレックスに感じてしまうのです。
それだけならまだしも、ことあるごとに「でも前の男はベンツだったんでしょ?」というように僻みを口にしてしまう。これこそが相手をがっかりさせてしまうのです。
醜い開き直り
コンプレックスで僻むのは問題ですが、だからと言って自分のコンプレックスを相手に認めさせようとするのもまた良いことではありません。
例えばデブを例にとって考えてみましょう。
身長150cm体重80kgというのは女性としてはそこそこ太っている部類に入るでしょうが、20代の恋愛ならいざ知らず、そこまで大きな問題では御座いません。
ですので女性が「食べるのが好きで、ちょっとぽっちゃりなんです」と少し恥ずかしそうに言っているのであれば、多くの男性はその点を問題にはしないでしょう。
ですが「太っていて何が悪い!」という態度は非常に問題があると言わざるを得ません。
これは他のコンプレックスでも同じでしょう。
収入が多ければ良いということはありませんが、少ないよりは多いほうが良いのは間違いありません。
チビが悪いということではありませんが、見栄え的に高身長のほうが良いのもまた間違いないでしょう。
学歴が高ければ優秀というわけではありませんが、高学歴が1つのステータスであるのは事実。
そもそもコンプレックスというのは劣っているから発生するのです。
もちろんだからといってその欠点を悩みすぎる必要は御座いませんが、それを欠点ではなく個性のように振る舞う姿はあまりにも現実逃避が過ぎていて醜いと言わざるを得ません。
低収入である程度のことで嫌いになる女性はあまり多くありませんが、そんな方が「高収入の何が偉いんだ!」と言い出したらただただ醜いというのは皆様も御理解いただけることでしょう。
高収入が偉いかどうかという話ではなく、自分が苦手なジャンルで優秀なステータスを持っている人のことを否定するから醜いのです。
デブでもチビでもハゲでも、それ自体は大した問題では御座いません。
あくまでも重要なのはそのコンプレックスにどう向き合っているかということでしょう。
僻みもせず、開き直りもしない。
そんなバランス感覚がコンプレックスには求められるのだと私は思います。
婚活における扱い(チーフの視点)
上野さんにコンプレックスと向き合う心持ちを解説いただきました。
しかしながら条件で選べてしまう婚活では、まず表面的に見えているコンプレックス部分の中で改善できるものは改善すべきだと言えます。
なぜなら、婚活は出会ってからは1対1ですが、出会うまでは多対多、デメリットを持った方を進んで選ばなくてもいい方は、デメリットを持つ方を選ぶ必要がないのです。
そのためこういったものに関しては改善した方が良いでしょう。明るく前向きに捉えることはもちろん大切ですが、しかしそれは相手とお会いできてから意味を持つことなのです。
体型 → 適切な食事と運動で標準体型に近づけていきましょう
ハゲ → 短髪にしてハゲを逆に堂々としましょう
不細工 → 髪形、眉毛、メイクなどをプロに相談しましょう。またファッションをしっかりし、全体感でフォローしましょう。
収入 → 特に男性が問題です。低収入男性には、婚活するのであれば普通収入に近づくまで待つか、転職をお薦めします。
趣味 → コンプレックスに思う必要はないですが、異性視点で許容できる程度に納める努力は必要になることもあるかもしれません。
コミュ力 → 話すこと、そして客観的に振り替えることを繰り返すことで改善していきます。逃げると改善は望めません。
家事スキル → 実家であっても自分の役割を作りましょう、外食を辞めて週末は家事をする時間を作るべきかと思います。
実家暮らし → 一人暮らしをしましょう。一人暮らしをしましょう。一人暮らしをしましょう。
以上はある程度改善できる部分になります。
そして以下は改善できないものになりますが、そこは上野さんの言う考え方と、我々の提案する見せ方やタイミングである程度気にしないでもよくなる要素です。
ちび、貧乳、学歴、オタク趣味、女性のバリキャリ…など
以下はどんな方法であっても婚活では改善できない要素です。その場合見せ方どうこうよりもターゲット設定を弄らなければ苦戦してしまいます。
年齢、思想、宗教、持病、障害、婚姻歴・子連れ…など
もちろん理論上は改善できる要素であってもそう簡単にいかないことも多々あります。そういった場合、やはりターゲット設定を弄らなければならなくなる可能性があるので、改善出来ることへの努力は欠かさないことをお薦めいたします。
最後に
「暗い性格、卑屈な心、高すぎるプライド」などの性格や性質について
これは前向きになることと完全に矛盾している要素に見えて、実は前向きにまることと矛盾しません。
例えばバカリズムさん、又吉さん、有吉さん、若林さん、指原さん、ガッキーさん…など、暗い、ネガティブ、卑屈な性質を持つ有名人は多数いらっしゃいます。
彼ら彼女らは自分の性質を前向きに受け入れています。しょうがないのです。
しかしながら、
僻みもせず、開き直りもしない。
かつ、人に受け入れられる程度を分かっている。
だからこそナチュラルであり、自分の領分を弁えているのです。言い訳に使うことがあっても、陰湿でなく受け入れられるのです。
自分の領分が分かるからこそ、適切な振る舞いが分かるのです。
開き直ってしまうと「俺は周りの見えないオタクだから何をしてもいい」「私はわがままで通しているから何を言ってもいい」「俺はプライドが高いけどそれで成功を収めてきたから大きい態度で良い」、全て人として嫌われてしまいます。
適切なバランス感覚がコンプレックスには求められるのだと私も思います。
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