【ご質問】
オタクの人とも普通の人とも付き合ってきて、どちらもそれなりに楽しかったのですが、結婚となるとどうなんでしょう。(20代女性)
【回答】
ご質問誠に有難う御座います。
もちろん相性や個人差も御座いますので一概には言えませんが、個人的には「オタクではない人」と結婚したほうが相性は良くなるのではないかと考えております。
その理由は大きく分けて3つ御座います。
1つ目は予算問題。
もちろんオタク趣味以外でもお金のかかる趣味はたくさん御座いますが、オタク趣味がお金のかかる趣味の1つであることは間違い無いでしょう。特にアイドルオタやジャニオタ、オーディオオタ辺りはお金がいくらあっても足りないタイプの趣味であると言えます。
結婚して2人ともオタクの場合、当然ですが家計に占める趣味の割合が大きくなるのは避けられません。離婚原因のほとんどは突き詰めれば経済問題であることを考えても、家計に余裕があるに越したことはないでしょう。
2つ目は喧嘩の種の増加。
人は全く無知なものに対してはあまり文句を言いませんし、全く無知な方から何かを言われてもそこまで不快に思わないもので御座います。
例えば「おそ松さん」で考えて見ましょう。
おそ松さんという単語すら知らない男性から「それって全然カッコ良くないけど、なんでそんなんが良いの?」と言われたらイラっとするとは思いますが、「こいつは何も知らない」と思えば怒りも比較的簡単に抑えることが出来ることと思います。
しかし微妙におそ松さんを知っている男性から「てか6人ともクズだよね。特にチョロ松は自分のことまともだと思っている分まじでクズ。あとトド松はリアルでいたら普通にキモい。というかおそ松さんでBLやっている女ってマジでキモい」と言われたらどうでしょうか?
人は「微妙に知っている」くらいの相手から悪口を言われるのが1番ムカつくのです。何も知らない無知な人から何かを言われても「はいはい」と聞き流せますが、微妙に知っているだけなのに知ったかぶりかのように喋る人間の悪口を聞き流すことはなかなか出来ません。
これは男女両方に言えることですが、2人ともオタクだと、相手の趣味について「微妙に知っている」という状況になってしまうのです。知っているからこそムカつく。そんなことを避けるためにもオタク同士ではない方が良いでしょう。
3つ目は感謝の問題。
例えばご質問者様がイベントに参加をするために何かしらの仕事を男性に頼んだとしましょう。
もしもその男性がオタクではない方であれば「私のオタク趣味のために有難う」としっかりと感謝をすることが出来ることと思います。
しかし彼氏もまたオタクであると、感謝がどうしても減ってしまうのです。特にコミケのような男女ともに参加できるイベントだと「あなたもコミケ好きでしょ?」という油断が非常に生まれやすくなってしまいます。
相手がオタクでなければきちんと出来ていたはずの感謝が出来なくなってしまうのです。
以上3つの理由から私は「オタク同士」よりは「オタク×非オタク」の結婚の方が良いと考えております。
しかし強いて言えばどっちの方がいいか、という話であり誤差のようなものですので、基本的にはどちらでも良いとお考え頂ければ幸いです。
【チーフの視点】どんな未来を求めるかにより異なる
上野さんが現実的生活を踏まえた見解を述べていらっしゃるので、私はより理想論的な話をさせていただきます。
実は、我々は腐女子、もちろん腐女子でない女性のオタクや、男性のオタクであっても「当社の会員を敢えて紹介しない」こともございます。
どういうことかと言いますと、その方の思い描く将来像に「オタク的な色があるかどうか」です。
例えばとある女性の将来像について
A)確かにオタク気味のつもりだけどたまにアニメや漫画、同人を見て、イラスト描く程度程度だし、別にその話題で盛り上がるつもりもないし、イベントにお金かけるわけでもないから、休日に気軽にアニメや漫画見られたり、たまにイラスト描けたりすればいいや。(+その他、コミュニケーションや金銭、時間、子ども…)
オタクであっても(※広義の、とします)、旦那様とのコミュニケーションの中にオタク色が存在しません。また、休日に楽しめれば…という、オタクライフの割合がそこまで高くない女性です。
そのため、自分の時間を作ることを認める男性であればいいと言うことが出来、その程度のレベルであるならば必ずしもオタクを選ぶ必要もないと言うことが出来ます。
B)アニメや漫画、同人を見て、2.5次元を見て、創作系のオフにも行くしコミケにも行く程度には入れ込んでいる。自分の中ではとても大切な趣味なので、理解して欲しいし、もちろん家族としての常識的範囲内で多少の時間やお金の捻出も許してほしい。映画やアニメの感想を言い合ったりするのも少し憧れがあって、子どもが生まれたら日アサとかをしばらく一緒に楽しめたら楽しそう。
オタクライフの割合が比較的高めで、また旦那様や子どもとのコミュニケーションの中にもオタク色が少し入っています。一般の方だと認知はしていても、その価値観の理解はまだまだな部分があり、よりその生活を実現しやすいのは「オタク側」の男性です。
一般の婚活をすると「隠れオタ」と化さなければならず、同棲が始まった瞬間にちょっとしたいざこざが発生する可能性がございます。
オタクがいいか、非オタがいいかは、その人の考え次第、ストレス耐性次第、将来像次第、相手次第、論じる人間の立場次第であるため、なかなか明確な答えをいう事が出来ません。
もちろんオタ×非オタの結婚を支援するための、現在の趣味に関する打ち出し方や結婚後の程度のご相談も可能でして、実際にオタ×非オタの成婚もすでに複数ございますので、なんなりとご相談に乗らせていただきます。
もっととら婚を知りたいと思った方は
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