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【オタク婚活】”一般”の皆様に理解して欲しいオタクのトリセツ

【とら婚公式コラム】オタク婚活 2019.03.22
【オタク婚活】”一般”の皆様に理解して欲しいオタクのトリセツ
とら婚公式コラムにおいて、特に「オタク」に関連の深いコラムです

妻のトリセツが先日世界一受けたい授業でも取り上げられていましたね。分かる部分も多いですし、妻ではなく女性全般への接し方の勉強にもなるので、男性にはお勧めしたい一冊です。

ただそもそも女性の姿勢を改める視点がなく、「男は私たちのこと理解しろよ!こっちが正解だって普通分かるでしょ?」的な印象を受けるのは、婚活事業者としていただけません。女性はこう思っている!的な不満の投稿でバズっているツイートを見ても「分かるけど、君もその考え方変えなよ。自分が絶対だという姿勢はダメだよ」とついつい心の中でつっこみたくなります。

さてそんな想いを持っていたある日、心の叫びブログがバズっている、関西の結婚相談所『結婚物語。』さんのブログに当社が登場していました。

お金をもらって他社を紹介しようとしたのに所長に止められた回

いつの間にかに好かれていたご様子ですが、Tさんが当社のとあることを「業界の常識を打ち破り『アレがアレ』してるやん!」と表現されていました。

「アレがアレ」が気になる方は是非ご相談を…というか、(オタク)男女の思考・志向・動態を踏まえた論理が「アレがアレ」です。

私はTさんほど心の叫びを表現するのはうまくないんですが、人間観察と背景の探求は超好きなんです。

その繰り返しの中から生まれたのが「オタク男女ってこうだよね、男女ってこうだよね」という定義でして、その定義から逆に考えると、男性はこうしたらいい、女性はこうしたらいいという婚活論理に繋がっています。

そんな中、最近こんなご相談を受けることが増えてきました。

「一般の方とマッチングしていい関係を築いているのですが、やっぱりオタクならではの事を分かってもらえずに苦労することも多いです。どうしたらいいでしょうか」

そのお悩みを解決するために、「オタク男女ってこうだよね、だから(オタクの)皆さま、こうした方がいいよ」という話を、一般の方向けに展開してみたいと思います。

”オタク”との交際に悩む”一般”の皆様、そして”一般”との交際に悩む”オタク”の皆様、是非有効活用してください。

なお、以下の主張はあくまで個人的意見です。


オタクのトリセツ-1


オタクの定義

そもそも”オタク”ってなんだ?という話からになります。

かつて”オタク”という言葉は、世間の潮流から外れた位置に属する何かに傾倒しているために、大衆から取り残された人々のような印象を持っていたと感じています。そのため理解できず、陰湿で、異質でアンタッチャブルな存在だったように思うんです。その、潮流から外れた代表的なコンテンツがアニメ、漫画、ゲームだったわけです。

その流れを汲み今現在のオタクという言葉は主にアニメ、漫画、ゲーム、アイドルなどに直結しているのですが、それらのコンテンツはもはや潮流から外れたものではなく主流のエンタメになってきていますので、オタクという言葉自体はよりPOPでポジティブになってきています。大衆から外れた位置に居なくてもオタクという言葉に当てはまるようになったんです。

結果残ったのは「何かに傾倒する」こと。そのため私は「これが好き!と情熱をもって言える、打ち込める何かを持っている」と広義に定義しています。
(参照:婚活界のブルーオーシャン?!趣味に生きるオタクに秘められた結婚力

例えばダルビッシュさんは野球オタかつトレーニングオタ、最近テレビでよく見る加藤先生は爬虫類オタ、サンドウィッチマンさんなんかはお笑いオタなんです。

ただし、”我々””オタク”と表現しますが、”我々”は上述の明るくPOPなイメージで捉えられるのを必ずしもよしとしません。少しずつ世間に広まってきたPOPなイメージのオタクと、”我々””オタク”は少しズレがあって、後述する精神性を一般の皆さんにはご理解いただきたいと考えています。

世間のイメージとの乖離

少し前まで”オタク”というと、アニメ・漫画・ゲーム・アイドル・腐・PC・なんらかの犯罪・電車男・コミケの大群・街中で人目を気にせず奇抜な格好をする・ダサい・貧弱・デブ・眼鏡・コミュ障等々の方々…というイメージだったように思います。そういった捉えやすいイメージをテレビで放送してしまった結果、世間のイメージとして定着してしまったんです。まさにこんな画像そのものですよね。

「オタク いらすとや」の画像検索結果

しかしながら前述の通り、今現在のオタクという言葉は非常に多くのジャンルを取り込み、意味も変わってきています。多くの情報に触れることが出来るためにオタクである方々の生き方も多様になっています。

確かに世間のイメージ通りの方もいらっしゃいますが、今はそれ以上にイメージと違う方が多いとお考え下さい。

例えば、、、
・PCやスマホに特段詳しいオタクは多くありません
・萌え画を好きなわけでもBL好きなわけでもありませんし、アニメもマンガも見るわけではありません
・物欲の無い方もいます
・普通体型、グラマラス、筋肉質な方も、ファッショナブルな方もたくさんいらっしゃいます
・話すのがとてもうまい方も多いです
…など、列挙すればきりがないほど、今のオタクは多様化しています。

キスマイの宮田さん、ロンブー田村淳さん、ヤンキースの田中投手、モデルの本田翼さんなんかを想像していただくと、オタクがかつてのイメージから広がっていることが伝わりやすいかもしれませんね。

ここで伝えたいのは「オタクだからこうだろう」というステレオタイプに当てはめて見られることを”我々”は嫌っているという点になります。どうかオタクの一人ではなく、一人の人間として向き合っていただきたいと考えています。

しかしながらいざ目の前にした際に、事前に”オタク”耐性を付けているかいないかでは、相手との関係づくりの難易度は大きく異なってきます。ステレオタイプに当てはめるなと言いつつ、以下では「このような性質を持つ可能性がある」ということを解説させていただきます。


”オタク”のトリセツ-2


”オタク”の世界の概念/精神的”オタク”

繰り返しますが、オタクの定義は現在非常にあいまいになっていて、より大衆的な言葉になってきています。しかしながら非常に重要なことがございます。大衆的な意味から少し狭義にする重要な要素だとお考え下さい。

”我々”はどこかで自分の事を大衆的でないと考えています

どこか大衆的ではない…それは趣味そのものであったり、傾倒度合いであったり、人としての内面や物事に対する興味や考え方であったりが背景にあり、自分たちが世間からするとマイナー側の存在であると感じ、それぞれが大衆の世界に生きつつ、小さく区切られた自分のカテゴリに属しているんです。

その小さな世界はとても大切にされる方もいますし、オープンにされる方もいらっしゃいます。その生き方は人ごとに大きな隔たりがございます。

そしてとても大切なこととして、その小さな世界には、その世界ならではの交流があり、ルールがあり、文化があります。

そんな背景があるため…以下のような現象が起こったりします。

マスメディアに一言で「オタク」として扱われることを嫌っていますが、マスメディアに何かのグループ(オタク界隈的には「クラスタ」)が嫌悪的でない扱いとして取り上げられると、マイナーであると自覚しているがゆえにそのクラスタ内で称賛、クラスタ外への誇示が起こる不思議な行動を取ります。

自分と同じクラスタの仲間を大切にし、この感動を共有して仲間を増やしたいと親しい方をその自分の世界に取り込みたがります(特に男性は)。

自分の最も大切な世界を時に守ろうと、ドアからずかずかと入られることを嫌います(特に女性は)。ノックをして、YESの時だけ自分の世界に入って欲しいんです(特に女性は)。

自分の世界の壁を厚くし、大衆の世界を削る方は人目を気にしないこと・内向的であることもありますし、大衆的な経験が薄い方もいらっしゃいますし、そうではない方もたくさんいらっしゃいます。

ただし生きている世界は大衆の中であることは理解しているので「オタクは劣っている」という見方をされるのは非常に傷つきます。普通はこう、常識はこうという話され方を非常に嫌っています。

その自分のいくつもの世界は小さいのですが当人の住む大きな世界なので、否定されると大きく傷つきますし、その世界の秩序を守るルールがあったりします。ただ、同じ”オタク”でも別の部屋の住人やルールは分からないので、相手を否定してしまうことも当然あります。

本当の自分自身が壊されない、自分の小さな世界が無限に広がるSNS上の世界では生き生きと動き、自分の生きる世界がこんなにも素晴らしいんだという情報を発信し、時に本能的に、時に親しい仲だからこそ見せられない行動を取ります。

にわか、ライトオタクと時に揶揄されるのは、傾倒度合いが深い方が浅い方を自分と区別するために使う言葉で、自分がいかにその世界に精通しているかを誇る言葉ですが、いざ自分の世界のドアをノックする人が目の前に現れると歓迎することが多いです。

小難しいことをいろいろ言いましたが、私の言いたいことは下記に集約されます。

”オタク”は一人一人が大切にしているものや、生き方が異なるため、理解のできないものだから否定して自分に合わせようとするのではなく、偏見を持たず、目の前にいる一人として、どんな人間なのかを見て欲しい、そっと寄り添うコミュニケーションをして欲しい、どんな考えなのかを必ず聞いて欲しい


オタクのトリセツ-3


愛の対象

キャラクターであったり、俳優やアイドルであったり、無機物であったり…この世の全ての物が我々の愛すべき対象になり得まして、愛した瞬間に無生物でも命が吹き込まれます。かける時間が長いほど、苦労が多いほど、その愛おしさは募ります。

そしてその愛情は、羨望、慈愛、親愛、敬愛、憎愛、妄信など様々な形で存在します。憎むほど愛してしまうこともあるのです。判断基準の一番目に来る方もまれにいるため、ある種の宗教的存在であることも。

理解はしなくていいので、とりあえず我々の愛する対象は、自分の子供くらい大切な、切っても切れないものなんだと思ってください。

オタクジャンル

代表的なのはアニメ、漫画、ゲーム、アイドルなどがありますが、他にも車、鉄道、ドール、カードゲーム、料理、スポーツ、歴史、宇宙、生物、科学、IT、資格などなど、枚挙に暇はございません。なんなら宗教や思想だって、そのジャンルにあたるかもしれないのです。

アニメ好きもスポーツ好きもジャニーズ好きも同等なんです。本当は。

物事の優先度

しばしば興味の対象が自分の趣味へ傾きます。情報源は2次的にまとめられた情報媒体や、趣味に関連付けられた情報メディアであることが多いです。

そのため自分より優先して趣味を取ることもしばしばあります。休日の空き時間を一人の時間に費やすこともございますし、生活費→趣味の支出→貯金という優先度であることもございます。

ただ決して目の前の相手をないがしろにするつもりはないので、一言あるなら「話し合い」をしてください。「普通はこう!」という主張ではなく「私はこう思うんだけどどうかな?」という話し合いが重要です。

可処分所得に対する支出の価値観

申し上げた通り可処分所得の中で趣味への支出はかなり優先度が高くなります。平均すると月1~3万円程度は普通に使う方が多い印象です。リリースすべき時が来たら大胆になることもございます。

支出の対象が、飲み会でも外食でも旅行でも服の買い物でもなく趣味だった、という程度で見てください。中には傾倒しすぎて実生活を削っていたり、貯金に回していない方もいらっしゃいますが、大多数の方は計画的に貯金をしています。

ただ、特に結婚が絡む場合、結婚式や旅行、教育、住宅、老後などへの計画的な投資が必要になるため、貯金の優先順位を上げていただき、可処分所得を再定義いただくとお互いのトラブルが少ないと思います。その辺の考えの足らない方は?制限できないという主張を変えないなら別れていただいても良いと思います。(当社はそのような、家族をないがしろにする考え方は好意的に考えておりません。)

所有欲、収集欲・グッズの大切さ

先ほど我々の愛の対象は、分かりやすく例えると「子ども位大切な存在」と申し上げました。その愛の対象から派生したグッズは、いわば、皆さんが大切に撮りためてきたアルバムだと思ってください。

同じ様な構図の写真も全部保存しますよね。同じようなものでも買って、大切にするんです。

写真を破られたり燃やされたりしたら哀しいし怒りたくなりますよね。グッズを勝手に捨てられたら哀しいし怒りたくなります。

写真を勝手に見られたら時に恥ずかしかったりしますよね。自分の大切な宝を勝手に見られると恥ずかしく思う方もいらっしゃいます。

ですので家に物が溢れてしまった場合、黙って捨てるのではなく、大切なものだと理解を示した上で実生活上のデメリットを示し、どうすべきかを考えさせるとトラブルなく解決できると思います。いきなり否定から入るのは世界の否定、戦争と同義なのです。

巡礼

宗教における巡礼とは、その宗教上の重要な地(始まり地、偉人の足跡、同志の場所)を目指して旅をすることを指しています。

オタクにおける巡礼も、その強い目的意識に駆られて、たとえ一般的には何もない場所であっても到達すべき場所へ行くことを指しており、妄信レベルで愛を向ける何かの聖地には、たとえ何日かけても、何度でも通おうと思うのです。

イメージしやすいように例えると、皆さんにとっての「超大好きなおばあちゃんち」のような場所だと思ってください。何もなくても、おばあちゃんがいるから行くんです。そのため「そんな何にもない場所行く意味なくない?」はおばあちゃんの否定ですし、無理に同行してブーブー文句を垂れると哀しくなるので、むしろついて来ない方がいいのです。相手の祖父母の家に行っても特に楽しくないですしね!

イベント

コミックマーケットやライブに代表されるイベントも、巡礼地の一種であるとお考え下さい。その巡礼地に、志を同じくする者が一堂に会するのです。

イベントもやはり、皆様にとってはあまり理解の及ばないものかと思いますが、一般の皆様にとっての「同窓会」だとお考え下さい。

当事者以外には一切意味のない、ただ当事者達には非常に大切で重要なコミュニケーションと想いを重ねる大切な場所です。イベントはその一種であり、イベントを楽しむ系の”オタク”には決して欠かすことのできない年間行事であると捉えてください。その大切な年間行事なので、当然財布の紐が緩む傾向にあります。

ただ、家族のイベントと重なることも多いため、これも「話し合い」のもと、いつ、どれぐらいの頻度や予算で参加するかを皆さんがメンターとなって決めていただくとトラブルが少なくなるかと思います。繰り返しますが、当社は家族の幸福を実現することを目指しており、オタク趣味の全否定もそうですが、家族をないがしろにして頻繁に開催されるイベント全通をも直さなければならないことだと考えております。

同人誌・薄い本

同人誌とは卑猥な本でも海賊版でもありません。簡単に言うと、自分のお金で自分の好きなように自己表現して作った自分と同志のためだけのドメスティックな書籍だとお考え下さい。先ほども言及した「自分の小さな世界」の一つでもあります。

卑猥な本とは限らないとは、例えばなにかの写真集、HowTo本、紀行本や文学等も同人誌の範疇に入っており、同人イベントではそれらを合わせると健全な内容の方が多いのです。しかし男女とも、購入者が特に盛り上がりを見せるのはアダルト的な内容を含むことが多いため、同人誌は常にR18を内包していると捉えるのも決して間違いではありません。

好きな人だけに買って欲しく、見たくない方や嫌いな方からのコメントは一切必要ないので、その作品に言及したり見ようとしたりは、特に女性に対してご法度です。※見ようとするのは男性になら通用しますし、男性”オタ”は逆に見せて自分の世界に引きずり込もうとします。この辺は男女で違いのあることですね。

男女の違いで申し上げると、男性は自分を主人公に見立てて、登場する女性キャラを自分の好みの世界に抱え込もうとします。女性は客観的立場から、こんな世界があったらいいなという風景を描く傾向にあります。R18を描く男性はもちろん下ネタ大好きSEX大好きですが、女性はBLや男性向けR18作品を描いていても現実での不用意な身体的接触や下ネタは好むわけではありません。

他にも関連ワードがたくさんありますが、触れなければ地雷を踏むことはないでしょう。

中には自分の世界が大衆に対してどれだけ異質かを必ずしも理解しているわけではない方も稀にいるため(特に自分の世界に閉じこもる傾向の強い男性)、一般の方が見るとドン引きな話を見せてくることもままあります。その際は客観的意見として注意し、「子どもが生まれたらどうするか」「親や友人が遊びに来ることを考えてどうするか」を必ず話し合うようにしましょう。我々もたまに注意していることの一つです。

創作活動

皆さんにとってのスポーツの一種であり、”創作者”にとってはライフワークにも等しいものです。「本能的」という意味で性行為の一種です。ただしここで対象になるのは一般人の皆様ではなく、あくまで作品やキャラクターそのものであり、その裸や性癖は皆さんには知られたくないのです(特に女性、男性はOKの方も多く褒めると喜びます)。

創作の対象はイラスト、文学、漫画、ゲームなど多岐に渡り、相応の集中と時間を要します。そのため同棲する際は自室があるとお互いにとって良いと思いますし、何かを描いていても、どうか放っておいてください。休日のタスクをこなした後に自室に籠ることは黙って見過ごし、皆さん自身のための時間に有効利用していください。

この際重要なのは、お互いのタスクを事前に決めておき、”可処分時間”の想像をしやすくすることです。それを欠かすと「この人は休日何もせず、自分のことばかり」と感じてしまうので、必ずお互いがやるべきことを決めておくとともに、その活動に一段落着いた後に自分のサポート分は返してもらうようなルールを作っておきましょう。

子どもが生まれてタスクが増えている中でもやり続ける場合は…?まず徹底的な話し合いをし、協力してもらえず解決しない場合は離別を考えてもいいかもしれません。ライフワークと言っても、それは一般の皆様のライフを一方的に削っていいものではありません。決して奴隷になる必要はないのです。

推し

恐らく「イチオシ」と「推薦できる」が合わさった言葉だと思っています。単純な支持だけではなく、愛好・信仰など単純な好意以上の意味を含みますが、パートナーや配偶者への愛情とはまた別種の、「応援したい存在に対する気持ち」だとお考え下さい。

この高校球児は一生懸命だから贔屓にしたい、この子はいつも頑張っているからちょっとだけおまけして応援したい、そんな感覚ですので、推しに対する財布の紐はちょっと緩くなりがちです。決して皆さんをないがしろにするわけではなく、皆さんへの愛情は消えることはありませんので、是非流していただきたい部分になります。

推しの対象はアイドルから2次元、食べ物、無機物など多様なものが対象になります。しかしこちらも、可処分所得可処分時間を超える投資をしだす、兆候がある場合は必ず話し合いの場を設け、どうしたらいいか本人に考えさせ、宣言させるといいでしょう。

推しに近い感覚的な言葉で、どっぷりと嵌ってしまって周りはそればかり、簡単なことでは抜け出せず、逆に浸かっているのが心地よい感覚を指します。そのことばかりに目が向き、消費の対象や情報取得の対象が特定のものに向くようになります。

やっかいなのが、その沼となった元の対象の反映が長く続き、消費の機会を多く取ることで、例えばマルチメディア展開されている作品で、スマホゲームで手軽に何度でもサービスを購入する機会のあるようなものだと、永遠に投資をつづけてしまう可能性もはらんでいます。

沼に浸かると若干時間や金銭の感覚、物理的感覚が麻痺しがちなので、やはり可処分所得、可処分時間の定義は大切です。

SNS

オタクはいくつもの世界を持っていると申し上げましたが、オタクにとってのSNS(TwitterやPixivのこと)は「イド」世界そのものです。皆が精神的な解放を求め、本能に近いことや自らの魂を投稿し、そしてそれは冷静に客観的に見ると恥ずかしく見えることもある物で、フェイスブックやインスタグラムといった非常に公的なものとは真逆の存在とも言えます。

そのため友人、恋人、家族にすら見せたくない(特に女性はそう思います)と思っており、「理解したいから」という願いは逆に迷惑かもしれません。SNSのアカウントを聞き出すこと、相互フォローを促すことは絶対にやらないでください。聞くのはフェイスブックだけに(やっていないことも多いですけど)していただけると。

しつこすぎると、一般の皆さんに対する好感度が下がってしまいます。SNSなんて形の無いものではなく、目の前の人間を見てください。

SNSや特定のイベント、作品で繋がる名前の知らない友人関係

繰り返しますが、オタクはいくつもの自分の小さな世界を持っています。そんな小さな世界の大きな窓口がSNSで、その中では自分と同じ世界に住む人間を奇跡的に見つけることが容易になるのです。

自分が大衆的でないからこそ、その奇跡的な関係性は簡単に切ることが出来るにも関わらずとても大切なものの一つとして捉えていて、SNS上でよく見知り、メッセージ交換を頻繁にし、時にリアルイベントで顔を合わせることもあるけれども簡単に切ることのできる名前の知らない友人関係を築いていることもございます。

一言で「ネット上の出会い」と片付けられてしまうものですが、怪しい関係ではなくとても大切な関係なので、そういった交流は静かに見守っていただくことをお勧めします。


オタクのトリセツ-4


ここまで見ていただき、いかがでしたでしょうか。

簡単に言うと

・オタク男性と仲良くするには相手のおすすめを体験して褒めること

・オタク女性と仲良くするには相手の大切なことにむやみやたらに踏み込まないこと

・共通して言えるのは、大切にしている世界に偏見持たず、否定から入らず、見守る姿勢を基本とし、話し合いの場では彼ら彼女ら自体に考えさせるメンター的な立場になること

・「家族の幸せ」を共通認識として据え、可処分所得、可処分時間、お互いのタスク、家の中で自由にしていいこと、ダメなことや嫌なことなどの事前定義をして行動をコントロールすること

などをご意識いただければOKです。

そしてもう一つ、是非とも皆さん自身が「相手と共通の楽しみ」を作るように動いてみましょう。それはアニメや漫画ではなく別のことでもいいんです。相手に合わせるだけでなく、相手と一緒に楽しみを見つけていく姿勢が、夫婦にとっては大切なんじゃないかなと思います。

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