【オタク婚活】アニメショップデートはあり?なし?
とら婚公式コラムにおいて、特に「オタク」に関連の深いコラムです

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 アニメショップでデートがしたい!

皆様こんにちは。私は外出自粛生活が始まりまもなく2ヶ月を迎えますが、皆様壮健でしょうか。私は土日含めて普段の生活とほとんど変わることがないため(買い物、料理、猫、アニメ漫画ゲーム)、ストレスなく生活を出来ております。ストレスというと、ちょっとした外出に対してもマスクをしていないと厳しい視線を感じることぐらいでしょうか。ただMTGが少なくなった事での仕事のしやすさ、往復2時間以上の通勤の無さ、リラックスできる生活空間にいられて、お昼に好きな料理を作って安く食べられ、人の目を気にしなくともいいことのメリットが強すぎるので、むしろ今の生活を楽しんでいます。

今現在私の触れているコンテンツというと、
今期アニメ:かぐや様、かくしごと、ハメフラ、レールガン、イエスタデイ、波よ聞いてくれ、プリコネ、グレイプニル…等
暇つぶしに見ている過去アニメ:スラムダンク
ゲーム:ゼノブレイド、FF9、フォートナイト、あつ森
漫画:鬼滅
アニメを見ながら他の事をやるという感じが多いので、時間的にはやはりアニメに割く時間が多くなっております。

ただ…年齢的に物欲が小さくなってきているとは言えども、やはり推しコンテンツ、書籍やCD、また同人誌含めてアニメショップ巡回が出来なくなったのはちょっと寂しく思っております。秋葉原勤務はその辺がとてもやりやすいんですよね。。。

さてそんなアニメショップと婚活の絡むこととして、オタク婚活に参加される方からは、こんな声をお聞きします。


アニメショップデートがしたい!
二人ともアニメが好きだし、好きな物を紹介したり、色んなお宝グッズを発掘して楽しみたい!
アニメショップ巡りとか面白そうじゃないですか?

婚活アプリで、GWまでのお店の休業が終わったら会いませんか?とお誘いが増えてきました。 「◯◯さんは◯◯が好物ですよね? ◯◯食べに行くのはどうですか?」 「◯◯さんは食べ歩き好きなんですよね ◯◯に食べ歩きしにいきませんか?」 「◯◯さんはアニメショップ好きなんですよね? とらやらしんばんいきますか?」 と言う感じで、相手の好きなものに踏み込んで大丈夫でしょうか?そういうところは付き合ってから提案したい方がいいでしょうか?

(亜種として、・パートナーと一緒にライブ行きたい!・聖地巡礼デートがしたい! 等)


自分の大切にしていることだからこそ、大切な人とシェアしたいその想い。または逆に「相手が好きそうだから」シェアしたいという想い、なんとも微笑ましいですねえ(親心)。

アニメショップデートはお勧めできない

まずは結論と理由を端的に申し上げます。アニメショップデートはお勧めできません。こういったお声は90%が男性の声であり、女性の声は10%程度であるというのが直接的な背景にありますので、基本的に成立しないのです。ではなぜこのようなギャップが出来てしまうのでしょう。

そこには5つの背景がございます。決して真新しい事を言ってはおりませんので、過去のコラムを紐づけながら解説して参ります。※もちろん人次第ではありますが、あくまで全般的傾向として申し上げます。※本件は主に男性に対する問いかけとなりますので、女性の皆様は是非男性の布教欲を戦略的に利用してください

①男女の履修の違い(参考:とら婚が炎上してでも「オタ趣味以外の引き出し」を作るべきと言い続ける5つの理由

理想的理想を夢見がちな男性にはしつこく申し上げているのですが、男女は見ているコンテンツが全く異なります。

例えば『この漫画がすごい!2020』を見てみましょうか。

男性:スパイファミリー、ロボ・サピエンス前史、僕の心のヤバイやつ、チェンソーマン、水は海に向かって流れる
女性:さよならミニスカート、夢中さ、きみに。、あした死ぬには、ミステリと言う勿れ、心臓
1個も一致していません。

「変な識者が選んでいるからだ!」と言われるそこの貴方。書店の男女ランキング、コミケのジャンル別サークル数、アニメイトや虎の穴の人気ジャンル…色々見てみたら現実が分かります。

男女で好きなコンテンツが全く違うので、そもそもアニメショップに行っても一緒に楽しめることがほとんどないのです。

鬼滅やFGOぐらいで、後は完全に別フロア行きか、片方が片方の近くで佇んでいるかしかございません。それって…その辺のスーパーに行ってその日の夕食の食材を買う方がまだ有意義な時間の過ごし方ですよね。

俺妹、冴えカノなどの「趣味をシェアする」系コンテンツで描かれるアニメショップデートは、それを求める男性読者のために、男性作家が自分の理想を投影して書いている「男性の、男性による、男性のための」現象でしかないのです。ちなみに先のリンクを見ていただければと思うのですが、履修も違えば嗜好も違うので、基本的に男女が双方の心から好きな物をお勧めしあっても不一致になることが多く、新規開拓には貢献しません。布教を成功させるには、相手の性癖を基に考えるという接待プレイが必要なのです(関連:【オタク婚活】恋人に布教を成功させるには)

②新規性の問題

アニメグッズや同人誌は嗜好品です。つまり嵌る人には嵌るが、そうでない人には全く嵌らないものだという事です。
何が言いたいのかというと、アニメグッズを必要とする人間は、アニメイトや虎の穴を必要な際に利用していて、デートで行っても特段新たな発見があるわけではありません。
買いたい作品も基本的に限られていて、そういった情報感度は高いことが多いです。

一方アニメグッズを必要としない人間は、そういったショップに行っても何も買いません。

つまりアニメショップに行っても問題なさそうな人とアニメショップに行っても、特段何か目新しい体験をすることなくすぐに終わってしまう可能性が高いのです。

③異性の目の問題

アニメグッズや同人誌は嗜好品であり、買う人は確かに買いますね。しかし異性の目があるとどうでしょう。
男性の皆様。TSUTAYAのエロDVDコーナーに女性がいて気まずい思いをしたことはございませんか?ドン・キホーテのレジが女性の場合、オナホを買えますか?中には「俺は買える!」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、では幼稚園児の前でロリ物ののエロ本を買えますか?

何が言いたいのかと申しますと、他人・異性の目があるがゆえに思うような購買が出来ないということもございます。特にアニメ関係は特定のキャラクターに対する熱狂的な愛情を表現される方も多く、それを異性の目の前でやれるかというと別の話でございます。また虎の穴、らしんばん…どちらも同人誌を扱っていますね。小売店に流通している同人誌の半分以上はアダルト的な描写がございます。この場合、当事者の目だけでなく、その周囲の人間の目も問題になってきます。

つまり、アニメショップでの購買は、異性と一緒だと楽しめない可能性を有しており、同人ショップだとその可能性が飛躍的に高まるのです。

④アニメショップの役割の問題

デートの目的は何でしょう。デートの目的は、相手と親密さを増すことです。では親密さを持つための合理的なデートプランはどういったものがいいでしょう。親密になるための場所、雰囲気、価格、スケジュール、服装、そしてゆっくりとお互いの人間的な部分に紐づく会話のできることがその要素になりますね。

ではアニメショップはどうでしょう。アニメショップは雑貨や書籍を買うための場所です。狭く、雑多で、安価で、空気がいいわけでなく、ゆっくりと会話できるわけでもないことが分かるでしょうか。③との絡みで、アニメショップの中でカップルがだらだら歩いていちゃこらしていたらどう思いますか?女性は周囲の目にも敏感です。

つまり、アニメショップは基本的にデートに向いている訳ではないことが分かるでしょうか。

⑤状況や事物をシェアしたい男性と、感情のシェアはしたいが状況のシェアは別問題である女性のギャップ

男性は自分軸で物事を考えます。気に入った人間は自分の世界に取り込み、自分の世界を体験させ(状況をシェアし)、従属させようとします。オタクに見られる布教はその行為の一端であり、オタク婚活でせっかく会話をしているのに作品語りに終始して「これオススメwww」と言ってくる、女性視点では超絶無駄なあの行為は、男性なりのアピールの一つです。そのため男性視点だと「一緒にアニメショップに行って(主に)自分の(もしくは相手の)好きなコンテンツに触れる」ことは有効的な選択となります。

一方女性は平和的なコミュニティ運営・人間関係の維持を重視し、感情に波風を立てないことを求めます。そのため感情のシェアを重視します。「分かる~」「それ~」「だよね~」みたいな言葉って全部共感言語なのですが、女性ばかりが使っていると思いませんか?女性にとって状況のシェアは、感情のシェアが先にあった後の行為なのです。場面場面でいくつものペルソナを被り、そのコミュニティ、その人間関係に必要な顔をしていくために情報感度が高く、当たり障りのない言葉を使うのです。

その性質を持つオタク女性にとって、「女性個人の世界」は公共性が高いものではないと言う理解があり、共感要素と言えない以上”クラスタ”外の人間との関係維持に貢献できるものでもないという理解があるがゆえに、女性は男性と異なり布教に積極的ではありません。個人の世界は切り分けて大切に持っておきます。つまり女性にとって「好きな作品に共感できそうにない人間とは無理に共有しようとは思わないし、踏み荒らされたくないから自分の好きな作品の場に連れて行こうとも思わない」のです。

つまりアニメショップデートと言うのは、実は女性にとってはあまり意味のない、場合によってははた迷惑な提案にすらなってしまう可能性があるのです。

前述の「アニメショップ好きだから”とら”や”らしんばん”に行きますか?」も、相手に寄り添っているようで、実は相手の感情を拾わずに単に「状況をシェアする行為」の一端にしかなっていないことを、以上でお分かりなっていただけますでしょうか。分からない場合は、このように言い換えてみますから、もう一度順に考えてみましょう。

「〇〇さんは下着を買う人ですよね?ランジェリーショップに一緒に行きますか?」

(関連①:男女のコミュニケーションの相違と男女の抱く将来像
(関連②:なぜオタク男性は男性向けコンテンツを共有したがるのか

アニメショップデートのできる条件とは

しかしながら、アニメショップデートは現実に存在しています。実際にアニメイトにはカップルがちらほらいらっしゃいますよね。そのアニメショップデートを実現できる条件が以下になります。


・男女ともが好む共通のコンテンツをいくつか有し、共に頻繁に利用していないライト層、または日常的に利用できるほどの店舗数の無い希少さを有し、双方が商品購入意欲を持っている場合
・片方がアニメショップへの付き添いをお願いし、もう片方が「ただいるだけの立場」を受領した場合
・片方がアニメショップの案内を希望した場合
・双方が性癖やオタク的購買行動にオープンであることを提示し、もう片方がそれを受領した場合
・「最近どんなのが置いてあるんだろう」程度の温度感を有し、観光スポット的に物見する場合
・行く場所などぶっちゃけどうでもよく、とりあえず二人の時間を過ごしたいラブラブ期の場合


どちらかというと、能動的選択肢でなく偶発的・受動的選択肢となることが多いのがアニメショップです。それよりはポケモンストアのようなオフィシャルストアの方が成立する可能性が高いですね

聖地巡礼に関しても基本的に考えは似ているとお考え下さい。

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