【人気記事】男女のコミュニケーションの相違と男女の抱く将来像
オタク婚活を含むあらゆる婚活、結婚相談所、婚活パーティ、ネット婚活、婚活アプリや恋愛に関する戦略性重視のコラムです

先日こんなつぶやきを投稿いたしました。

こちらはオタク婚活だけではなく一般的な婚活にも言えることではございます。
そのため是非心に留めていただきたいと思い、改めてコラムとしてまとめさせていただきます。

コミュニケーション、ものの考え方・行動から結婚に期待するものまで男女には様々な違いがあります。
その違いを把握することで相手がなぜそのような考え方なのか・行動しているのかを理解でき、適切な振る舞いができるのです。

今回はそんな結婚相手に向き合った際に男女が相手のどのようなところに魅力を感じ、そしてそれが男女の行動にどのように現れるかといったコラムでございます。


【男性】
男性は将来に対して『自分中心』の理想を見て、それを叶えるために『自分に沿う相手を探す/育てる』傾向にあります。

どういうことかを解説します。
男性が思い描く将来像はこのような感じです。
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将来は仕事でバリバリ稼ぎ、家に帰ると綺麗な奥様と可愛いお子様が待っている。
家族の会話の中には『自分』の趣味であるゲームやアニメの話があり、休日は家族でアニメ映画を見たり、キャッチボールをしたりする。
お互いのお子様の希望などもあるかとは思いますが、子どもが生まれるまでは、奥様と同じ(『自分』の)趣味を楽しんだり、(『自分』の好きな)作品を語り合ったりしたい。
また、いつまでも若々しい奥さまと仲良くして、視覚的にも精神的にも『自分』の好きな生活を送りたい。
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どうでしょう。色んな部分に『自分』が入ってきます。
基本的にポジティブなことを思い描き、自分へのネガティブな負担や男女の差異などは具体的に考えない『ほわほわとした理想的な理想』というイメージですね。
ほわほわ状態なので、自分の役割についてはこの時点では真面目に考えておらず、そのときになったらやるというタイプが大半です。
そのため、男性の貯蓄や生活スキル、その他、趣味への投資スタンスに憤慨する女子が続出します。

この理想の生活を叶えるために彼らが現在の相手に求めるのは、お相手がなるべく『自分の趣味や好みの容姿』を持っていることです。
そして、いずれかの要素を満たした女性との交際が始まると、より『自分』の理想に近づけるために『自分語り』をして、お相手にはそれに沿ってほしいと思うのです。

そのため、自分の行きつけに連れていきたがり、自分のオススメ作品をレコメンドし、その感想を聞きたがるのです。
家族のことを語るときでも、あくまで自分の知る世界の中で物を語りたがります。
しかも『ほわほわな状態』なので、男女で触れている趣味・コンテンツが全く違うことには目を向けずに布教に走り、その姿勢にまた女性が憤慨します。

さらに、男性はこの自分語りコミュニケーションに『結論』を求めます。
「わかるー」「そうなんだー」といったリアクションではなく、「すごい」「かっこいい」「面白かった」「なら今度●●してみる」という結論を期待し、自分の期待する結論と異なる回答をした女性を「自分とは価値観が違う人間だ」と判断してしまいます。

しかしながら、この『自分語り』は女性の求めるコミュニケーションから程遠く(参照:『合コンでどういった話題を出すべきか』)、感情的に共感できない話題であるために女性は価値観の相違を感じてしまうのです。

また、自分語りに終始してしまうと、第一の判断要素である容姿、年齢、趣味以外の女性の内面性に着目せず、気づいたら女性のことを何も知らないということにもなってしまいます。
実際に会員様にお話しした女性について聞いた際に答えに困窮した方いらっしゃいますよね?

自分語りにおいて顕著な話題が『今期アニメ』、『おすすめ作品』の話です。
男性はその手の話が大好きで、中にはこれ以外のコミュニケーションをしてこなかった男性もおります。
そしてその話題についてばかり話していると、女性は「私のことを見てくれない」「自分のことばかり話す」と思い、一見スペックの高い男性でも婚活で苦戦してしまうのです。

 

【女性】
女性は将来に対して『コミュニティ(自分、子ども、夫、親、友人関係)が正常に運営ができるかどうか』を『現実的』に考え、それを叶えるために『相手の将来性や人間性、生理的に受け付ける人間かどうか(一緒にいて自分の精神が侵されないかどうか)』などの要素を総合的に見る傾向にあります。
そのため、現在の男性自身のメッセージを重要視しないことがあります。

どういうことかを解説します。
女性の思い描く将来像はこのような感じです。

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将来は夫が仕事でしっかりお金を稼ぎ、自分がそれを補助的に支えて、週1回外食したり年2回旅行ができたりして、子どもには何か習い事をさせられる。
そして、コミュニケーションを通じてお互いに笑いあえるような、温かで『経済的』、『身体的』、『精神的』に安心できる家庭を作りたい。
子どもが生まれるまではフルタイムで働き、家事は公平に分担。妊娠後からは仕事をセーブし、家事育児の主担当は自分だが体力面を考えて夫が積極的に分担・協力してくれるような、現実的に物事を考えられる男性と結婚し、喧嘩の無い家庭を希望する。
子どもの好きなことを叶え、また、正しい未来に導くために大学まで行かせたい。
子どもが生まれるまでは夫といろんなことを話したり、たまに出かけたりするささやかな日常を楽しみ、お互いの好きなことを(適度な距離感を以て)尊重し合いたいし、お互いの交友関係も尊重し合いたい。その中で夫婦でできる楽しみを見つけていきたい。
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どちらかというと現実的に経済性を見て、そして精神的満足感を重視しております。そして、それは自分のみならず『コミュニティ全体』も含みます。
男性のようなほわほわした理想ではなく、対比的に表現すると『現実によって浸食されているドロドロとした理想』という所でしょうか。
その現実が夢想的である女性も多いんですけどね……
(参照①:アラサー女子が婚活沼に嵌るのは「普通の男」が0.1%もいないから

女性がこの理想の生活を叶えるために現在の相手に求めるのは、なるべく『精神的・経済的』に安心できることと、最低限の『見た目(身体的特徴)』と『現実的常識的思考』と『問題ない家庭運営にコミットする現実的な生活の運営スキル』です。

その要素をバランスよく満たす男性を探すために、今現在の男性の『趣味や自慢』を自分の精神や金銭を侵すものとして受け流してしまうことがあるのです。保守的傾向にあると感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

行動経済学に【損失回避性】というものがあります。
これは利益から生じる満足よりも、損失から生じる苦痛のほうを大きく評価し、利益より損失を避けることを優先しようとする人間心理のことを指すのですが、男性よりも女性はその傾向がかなり強いのです。

そのため『将来性』ばかりに着目して、男性との今現在のコミュニケーションにどのように返答したかを聞いたところ、まったく向き合えていなかった女性会員様いらっしゃいますね?

女性は「自分の属するコミュニティ」を重視し、そのコミュニティ内に波風立てないことを重視します。そのため男性と比較すると交友関係を重視し、波風立てないよう議論を嫌い、反対意見を持っていても同調し、陰口をコミュニティに浸透させることで異物を排除しようとするのです。

さらに女性はコミュニケーションに『共感』を求めます。
「そうではない」「あっちがオススメ」「なら今度●●してみる」といった結論ではなく、「わかるー」「そうなんだー」「大変だねー」「ひどいねー」という共感を期待し、自分の気持ちに沿えない回答やコミュニケーションをした男性を「自分とは価値観が違う人間だ」と判断してしまいます。

しかしながらこの『共感』は、男性の求めるコミュニケーションから程遠く、自分の話に対するリアクションの期待できない回答であるために、男性は「自分の世界にそぐわない」と価値観の相違を感じてしまうのです。

顕著な例が『映画の感想』です。
男性は「あの場面がこう!」「あの背景がこう!」「あの演出がこう!」という話したがりますが、女性は「あの場面すごい感動したねー(次に期待する答えは「そうだね、俺うるっときちゃった。あそこも凄くなかった?」)」という感情的な話をしたがります。
そのため、お互いに共通のものを楽しんだはずなのに全く話が盛り上がらないことがあります。

 

【まとめ】
以上、男女の価値観の差を見ていただきました。

・男性へのアドバイス
見た目、人間性をバランスよく磨き、経済性が足りない場合は他の項目をより強化する。
コミュニケーションは『自分語り』でなく、女性の話に感情的に共感する。

・女性へのアドバイス
見た目や趣味などの表面的な部分を男性好みに寄せ、男性の語りに対して『具体的リアクション』で結論付ける。

もちろん、無理に自分を捨てる必要や相手に合わせる必要もありません。
ただ、少なくとも「いいな」と思っている相手に対しては、上記のアドバイスを心に留めて、より相手の求めるコミュニケーションを取ることで成功へのチャンスを掴んでいただければと思います。

ではどうすればそのコミュニケーションが出来るようになるのか…
それは、実践を通じて身につけるしかありません。

ときには友人との話の中で、ときには我々との話の中で…
いずれにせよ、自分自身による努力が必要な項目でございます。

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