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【オタク婚活】なぜオタク男性は男性向けコンテンツを共有したがるのか

【チーフコラム】戦略×婚活 2018.10.10
【オタク婚活】なぜオタク男性は男性向けコンテンツを共有したがるのか
婚活を成功させるために、ちょっと毒を吐きながら、戦略的観点から婚活の様々なことを解説します。心に余裕のある時にご覧ください。

こんにちは。
本日は反省も込めて、このコラムを書かせていただきます。

おかげさまで当社の成婚数は50を超え、最新の数字だと年間100名ペースでの成婚を達成できる程度には大きくなりまして、名古屋支店や大阪支店を開くまでになりました。

それに伴い、会員様一人一人の状況まで私が見ることが難しくなり、成功ノウハウを社員の教育を通じて皆さまに届けるというステージへと移行しました。
結婚相談所において、最初の方針と戦略が非常に重要で、成功率を大きく左右すると言っても過言ではありません。

そのため当社ではスタッフ教育に80~100時間割くとともに、人対人である職業上、決してマニュアルだけにならないような余白もある程度残しています。

しかしながらその弊害か、この会員様にはこういう方針を立てるべきだと客観的に思うこと、なぜこのような無謀な条件設定をしてしまっているのか…という会員様がポツポツと現れてしまっている状況が出てきまして、幸福な結婚生活を送るということを第一目的にする会員様のために我々がすべきコンサルティングを突き詰めていきたく思います。

さて、そのいろいろと思うことの中で最も強く感じるのは「自分の見ている作品と同じものを楽しんでくれるオタク女性を求める男性」です。

私は今まで散々それが以下に無謀なことかを、オタク女性の考えやオタク男女の嗜好の違いを元に、SNSやコラムを通じて情報発信してきたつもりです。その条件を設定してしまうだけで、婚活の成功率は1/10になると言っても過言ではありません。
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そしてその将来像を夢見る多くの方の話を突き詰めて聞いていくと、実はコンテンツの共通性は「将来像の中で有意でない」という結論に95%の方がなるということを経験的に感じています。

しかし、そもそもオタク男性はなぜ「自分の一番好きの共有」を結婚相手候補の女性に求める傾向があるのでしょうか。


”一般人”の場合


オタク的に捉えられない方を便宜上”一般人”とします。

一般人の中でもオタクと近い素養を持つ方として、例えばスポーツ推薦で大学に入学した男子学生だと仮定します。
彼らが「交際相手はサッカーが好きだと嬉しい」「野球が好きだと嬉しい」という考えを持つのは分かります。しかし「自分と一緒に専門的トレーニングできる人がいい」と思うでしょうか。

私は一切そう思いません。皆さんも自分の身の回りで考えてみてください。そういった方が誰を交際相手として選んでいるのかを。

同様に一般人の中でもオタクと近い素養を持つ方として、例えば学者・研究職だと仮定します。
彼らが「結婚相手は同じ物理学のディスカッションをできる人だと嬉しい」「一緒に医薬開発してくれる方だと嬉しい」と思うでしょうか。

私の経験的に、そんな考えを持つ方はほぼおらず「自分の仕事に変な偏見を持ってなかったらいい」と思う人が多いと思います。

これが今までの私の考え方でした。


その”一般人”と、コンテンツの共有を求めてしまう一部の”オタク”の違い


ではその違いはどこから生じているのか。
それを考える前に、私の考え方だけで果たして正しいのかどうかを検討する必要があります。

そもそも男性の特性として、男性は女性に比較して縄張り意識が強い生き物です。その代わりに、気に入った存在を自分の世界に引き込みたいという欲求を持っているがために、自分のおすすめを語ります。
気に入った異性を支配的に愛したいと思う生き物です。そのため自分を誇張して尊敬させるのです。

では一般人男性がそれをやっていないかと言うと、、、めちゃめちゃやっています。
男性は自分自身の行動を思い返してください、女性は周りの男性の言動を思い出してください。
成果自慢やお勧め語りは男性の会話あるあるかと思います。

男性の動態はオタクである無しにも関わらず、共通なのです。

ではなぜ私はこれほどまでにオタク男性の「共有行動」に対して違和感というか、顕著さを感じているのでしょうか。

それは二つあると考えています。以下、失礼な推測もあると思っていますので先に謝罪します、ごめんなさい。
①公共性の違い
②客観性と精神性の違い

①公共性の違い
これは、そのリコメンド対象が一般的か否かを指しています。
一般人男性が勧め、引き込もうとしている何かは一般的に女性も親しんでいる、男女の共通性の高いものなのでターゲットとなりえる対象者が多く、その言動をしてしまっても目立たないものだと考えています。
例えば映画や登山など、すすめても嫌がる女性は特別多くはありません。

一方オタク男性の進めるものは「オタク男性しか基本的に触れていないコンテンツ」のため、オタク界隈であっても公共性は低いです。
信仰の自由があるにもかかわらず、女性から見るとある種の「宗教」への入信を迫られているようにも感じてしまうのではないでしょうか。

②客観性と精神性の違い
客観性とは、自分自身のそれが社会全体で見た際にどのような立ち位置を占めているかを見る力とここでは定義します。
客観性があれば、自分自身の一番の好きが相手に求めるべき素養かどうかが分かります。

例えば150km/hを投げるプロ野球選手が妻に150km/hを取れるかどうかを求めることはございません。客観的に見て、自分は社会の中でごく少数派に属しており、それを相手に求めることが不可能だと分かっているからです。

アニメや漫画などの趣味嗜好ジャンルなら別なのですが(要は野球が好きかどうかと一緒)、コンテンツの共有まで求めてしまう方は客観性を著しく欠いていると言うことが出来、なまじコンテンツのレベルにまで言及すると公共性の低い趣味となってしまうがために、一般人と比べると非常に目立ってしまうのだと考えています。一言で「アニメ」と言っても、それだけコンテンツは特殊なのです。
(※中には自分自身の高い価値が分かっているがゆえに、あえてフィルターをかける男性もいらっしゃいます)

ではなぜその客観性を欠いてしまうのか。
それは、精神性だと考えています。

私もそうですが、基本的に我々は狭い世界で生きてきました。
そのため見つめているものが基本的に偏っており、自分の世界の多くを占めているからこその「オタク」と言えるのかもしれません。

その世界でこれからも生きていきたいという精神性が、積極的であるか消極的であるかどうかを問わず、客観性を欠いた「共有行動」に走らせる要因なのかもしれません。

それがいいことか悪いことか、、、
敢えて言いますと、そのコンテンツの共有行動は、ある種のコミュニケーションの放棄です。
自分に合わせろという主張になり、客観的に見ると1人の男性としても魅力を損なう行動でもあります。

そのため、もしもそれを相手に求めるのであれば、別の部分で相手への提供価値を作る必要があります。
その価値を作ることができないにも関わらずコンテンツの共有を求める場合、残念ながら成果が出ない可能性が高いと思ってください。

婚活では多くの相手を選べてしまうのです。
コミュニケーションを放棄する傾向にある男性と、そうでもない男性が目の前にいて、あえて前者を選ぶ必要はないのですから。

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