【オタク婚活】趣味に差のあるカップルの、趣味を一緒に楽しむ方法
とら婚公式コラムにおいて、特に「オタク」に関連の深いコラムです

こんばんはー(-ω-)/

そろそろ当社の立ち上げとともに婚活のスタートを切った方々との活動が約1年を迎えようとしています。
※入会までにタイムラグが発生し、ご来店後1~2か月後のスタートとなるため

その方々の成婚率は約20%ちょい、成婚退会率は60%程度でしょうか。
※成婚率=成婚退会者数/会員数、成婚退会率=成婚退会者数/退会者数。楽天オーネット社やIBJ社は後者の数字を採用しており、パートナーエージェントや当社は前者の数字を採用している、ただしパートナーエージェントの成婚は結婚を意識した交際段階なので、ちょっと確度が浅め

正確な統計はございませんが、結婚相談所を利用した成婚率は10%程度と言われているので、上々の数値と言えるかもしれません。

また、男女交際に進んでいる方は30~50%の中を推移し、また結婚を前提とした超真剣な交際の方は10~20%の間を行ったり来たりしています。

しかしながらその交際中の男女の推しコンテンツ(タイトル、キャラや曲、声優など)が100%合致しているかと言うとそうでもありません。
ジャンル(アニメ、漫画、同人などの大枠のこと)の一致率ならおそらく90%近いかと思いますが、コンテンツの中でも双方の推しが一致しているかどうかとなると、おそらく5%もいらっしゃらないのではないかと思います。

それでも交際がうまく行っているのは、趣味の楽しみ方をどうすべきかについてお話しする機会があるからかもしれません。

コンテンツの一致は奇跡に近いというお話は今まで何度も何度もしてきまして、かつ推しコンテンツの共有の強要は破局のもとだという話も何度もさせていただいております。

ここでこんな疑問が生まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「私は今まで自分の趣味の世界に生きて来て、友達ともそれで繋がってきた。そのコンテンツの話が通じない相手と、どのように普段の自分の趣味を楽しむべきなのだろうか、相手とのコミュニケーションはどうしたらいいのだろうか」

そこで今回は、オタクカップルがお付き合いに進んだ後のことについてをお話ししようと思います。


さて、最近のアニメや小説の事例を取りますとこんな例が放送されましたよね。

①ヲタクに恋は難しい
ヲタ恋ではオタクの不器用な恋愛、理想とする恋愛が描かれております。
その中で成海-宏嵩ペアはモンハンをやっていますし、花子-太郎ペアは花子さんが布教っぽいことをするなどしていますが、それは後述します。
ちなみにどうでもいい話なのですが、私、樺倉先輩と誕生日完全一致なんですよ!この前は「樺島先輩」と名前間違ってしまって申し訳ないです(´・ω・)

②冴えない彼女の育てかた
これは完全に男性の理想を詰め込んだラブコメになります。
主人公がたまたま好きな作品に絡むヒロインが複数登場し、また同じゲームを制作するという共同体験をしています。主人公は詩羽先輩のラノベが大好きで語りまくり、えりりのエロ画を語りまくり、加藤さんには布教しまくるわけです。

一見どちらも「同じ趣味を楽しんでいる」風に見えますよね。
しかしながら実は、両者は似て非なることをしているのです。

結論を言うと、男性はヲタ恋の成海カップル的な楽しみ方をすべきで、女性は冴えカノの女性的な立場に立つと、相手とのオタ趣味を通じたコミュニケーションがうまく回るようになります。


【趣味の共有の強要が破局に繋がる理由】

では上記を解説する前に、自分の一番好きなコンテンツの共有がなぜ破局に繋がるのかを、逆の立場で考えてみましょう。

女性の皆様:例えば全く興味のない「競馬」の良さと馬の魅力とギャンブルのスリルを延々と語られ、「競馬場行こうよ!」とデートに誘われ、2回に1回デートが競馬だと嫌じゃないですか?

男性の皆様:例えば全く興味のない「ミュージカル」の良さと音楽の魅力と表現の芸術性を延々と語られ、「ミュージカル見ようよ!」とデートに誘われ、案の定自分はまったく楽しくなく苦痛の2時間を送ったのにも関わらず、2回に1回デートがミュージカル映画鑑賞だと嫌じゃないですか?
※あくまで異性にとって不人気側の趣味を上げています、それを魅力的に思う方もたくさんいらっしゃいます

特にオタク男性の皆様は布教をしてしまいがちですし、オタク男性でなくても自分の得意分野に女性を引き込みたがるわけですが、自分のしている行為は上記のような行為だと考えると、相手の興味のないコンテンツを布教してしまっている場合いかに相手に苦痛を与えているかが分かりますよね。
アニメ漫画ゲーム同人などは、好きな趣味のジャンルが似通っている≠コンテンツが似通っている、であり、またコンテンツ同士の垣根は意外と大きく、さらにそれを男女の性差が助長しています。

もちろんこれは女性趣味の共有の場合も当てはまりまして、例えば定番と言えるディズニーランドへデートで頻繁に行くことは、実は人によっては危険なデートの一つだったりします。

しかしながらそれを承知でも「好きな人と何かを一緒に自分の好きなものを楽しめたら素晴らしいじゃないですか!」と思う方は多いと思いますし、私もそうです。そのためそのお気持ちは重々承知しております。


【ヲタ恋と冴えカノの違い】

先ほど挙げた2つのコンテンツは、男女が共通のものを楽しんでいます。
しかしながらその楽しみ方には大きな差があることに気が付いていらっしゃいますでしょうか。

①ヲタ恋
繰り返しの記述になりますが、成海-宏嵩ペアはモンハンをやっていますし、花子-太郎ペアは花子さんによる布教がアニメでは見られていました。
しかしそれを分解すると下記に様になります。
成海:漫画やBLを好んでいて、ゲームも嗜みはしますが、どちらかというとゲームに関しては一般レベルかと推測されます
宏嵩:重度のゲーオタです。なんでもやるような重度のゲーオタからすると、モンハンはどちらかというと一般寄りのものだと推測されます
参照:http://wotakoi-anime.com/character/

ここで、お互いがお互いの一番すきなものを布教しようとするとミスマッチが起こることになります。実際宏嵩さんは同人イベントに同行したとはいえ、それに対して決して興味を抱いているわけではございませんでしたし、ゲー沼に成海さんを引き込んでいるわけでもございません。
しかしながら二人の共通言語として「モンハン」があるわけで、おそらく二人が楽しめるものをあえてやっていると推測されます。

花子:レイヤーさんですね
太郎:ちょこちょこいろいろ楽しんでいるオタクさんです

花ちゃんさんがコスプレを無理やり樺倉さんにさせていますが、これは趣味の共有というよりもそれを見て自分が楽しみたいという傾向が強いように思えます。
怖い目をしていますが高身長でスタイルの良いイケメン素材が近くにいるのです、それを料理してみたいというのが彼女の心情で、事実それ以降その楽しみ方をしている描写は一切ありません。むしろ会話もオタク的な会話が少ないという特徴があります。

これは、女性の好む趣味の共有です。
どちらも相手からの布教は描いていなく、自分の布教も大して描いていません。あくまでコミュニケーションの一端にオタク趣味を利用していますが、それは自分の最も好きなものではなく二人の共通言語であり、それを新規で発見しており、合わないならばすぐに切り替えるのです。
推しコンテンツの共有を求めないので、アニメイトに買い物に行った時も男女ですっぱり分かれてしまうのです。

②冴えカノ
面倒なので端的に書くと、倫理君は布教しまくりますし、自分の好きなコンテンツを抱えるヒロインに持論をぶつけまくるコミュニケーションをしていますので、現実にいたら全くモテないのですが、要は自分の好きなことだけを語りたいし、自分の好きな趣味を好きな女性に楽しんでほしいという感じです。

お分かりの通り男性の好む趣味の共有です。


【ではどうすべきか】

あくまで婚活で相手に選ばれることだけを考えると、異性の好む趣味の楽しみをしていればいいということになりますが、そもそもコミュニケーションや感性の異なる異性にばかり合わせていたら苦痛かもしれません。

男女双方の考え方を踏まえると、下記がバランスのいい楽しみ方なのではないでしょうか。

オタク趣味は、
・お互いの道が重なった時には思いっきり一緒に楽しむべき、語り合うべき
・お互いの道が重ならない場合は、通ってきた道の中で交わっているものを探すべき
・無理に作品を勧めることをせず、合致しない時はお互いにノータッチで楽しむべき
・お互いの通ってきた道の傾向を見て、自分の引き出しの中から楽しめそうなものを提案してみるべき
・今自分が一番好きなコンテンツとは異なる二人の共通項を探すべき

ですのでネット上で「にわか」とバカにされているメジャー作品は、まさに二人の共通項になりやすいものです。バカにするなんてもったいない!また、過去に多くの作品に触れていることはいいことだったりします。

確かに推しコンテンツの話はできないかもしれませんが、2本目の矢、3本目の矢は皆さんなら持っているはずです。それを探していけば、きっと共通言語が見つかります。


【どうしても●●好きな人じゃないと結婚できない!】

それでも拘りぬいてしまう人はいらっしゃいますが、そこで私はこう問いかけさせていただきます。
特に男性向けのメッセージの色が強くなることはご容赦ください。

●●好きでないという一点だけで、その人の魅力が全て覆るのでしょうか?

あなたの思い描く、これから何十年も続く理想の将来像の中に●●はどれぐらいの割合を占めているのでしょうか?仮にその期間が50年だと仮定し、また一つのコンテンツの寿命を5年だと仮定すると、●●の存在しない45/50を快適に過ごせる方を捨てるのでしょうか。

●●が終わった時に果たしてどうするのでしょうか?そのお相手を捨て、新たな○○を好きな人に乗り換えるのでしょうか。

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