ご質問
回答
非常にいいご質問をありがとうございます。
オタクには様々なジャンルがあり、様々な深度があり、様々な表現方法や楽しみ方があります。
その一つが服装、ファッション、身に着ける雑貨関係でして、一般的に想像しやすい事柄で言うと、ロリータファッションに身を包む女性や、最近はだいぶ減りましたがフルグラフィックのキャラクターTシャツを着用する男性、ラブライブ四天王と形容される、缶バッジなどで自らをデコレーションした方々などでしょうか。
SHIROBAKOのゴスロリ様こと小笠原綸子さんは「自分を守るための武装」と表現していましたね。
さて…結論から申し上げますと、デートではTPOと相手思考が重要であり、自らの武装は自らが自らのフィールドにおける戦いに赴く際に着用すべきだと私は考えています。
具体例を基に考えてまいりましょう。
戦闘服はTPOに即しているか
掲題に該当する皆さんはデート相手が以下の服装だった場合どう思いますか?
例)
・ザンギエフのようなブーメランパンツ・半裸・ブーツ
・麦わら、乳首の透ける白タンクトップに短パンの裸の大将フォーム
・幸子のラスボス装束
・メジェド
中には面白がる方もいるでしょうが、ほぼ全員が(それはちょっと…)っておもいますよね。それは何故です?
皆さんと同じく、彼ら彼女らの戦闘服ですよ?
>いや、でも…上記の服装は今の時期に合っていないし、デートで行く場所でも奇異の目を引くし、デートなのにそれで来られても…
前述の服装を否定するのに自分の主張をなされるのは何故です?自分だけに都合がよすぎませんか?そういう人と結婚したいと思う人っています?まるでとにかく目立とうと授業参観に奇抜な格好をして参加する親御さんみたいじゃないです?子どもはそれをどう思うんでしょう…アナタが子どもならそれをどう思います?
………
……
…
と、こういう応酬が当コンサルでは繰り広げられます。
TPOは、時、所、目的(場合)ですよね。
大前提として、その服装ってTPOに合っているのか?という問題がございます。
夏にダウンジャケットを着ないように、結婚式にTシャツジーンズで行かないように、運動会に十二単を着て行かないように、その時々の適した服装というものがございます。
では、皆さんの拘るそのファッションは、以下のTPOを満たしうるものでしょうか、一度よく考えてみてください。
・時間帯に沿っているか(時)
・時期に沿っているか(時)
・デートの行き先にふさわしいか(場所)
・男女二人のデート(場合)
・デート内容に合致する(場合)
・相手との仲を深める(目的)
相手思考を無視していないか
ここまで書いても「フルグラフィックTシャツで大丈夫!そこまで問題ないように俺は思うから、問題ないってことは大丈夫!」のような考えを持つ方もいらっしゃるかと思います。
ところで…先のTPOの最後の項目と、上記の一部分の色を変更させていただきました。その理由は、相手の考えを無視しているうちには目的達成することはないためです。
皆さんが意思を持つように、相手も同様に意思を持つ人間です。
自分が「~したい、~が正しい」と思っていても、相手がそう思わなければその選択は正しいとは言えないのです。(間違っているとも言いません)
では、皆さんの拘りは、相手の了解を得たもとで出した答えですか?それとも異なりますか?相手は、普段は仮に認めるとしても「人の目が自分に集まるのは…私的にはTPO違いだと思う…」という意思を持っているかもしれません。
それに関するコミュニケーションを欠かさず、双方の総意を作り上げてください。重要なのは、皆さんの意思が正解なのではなく、何のコミュニケーションもないままにいきなりその姿で現れて相手を試すことではありません。それは、汚い言葉を使うと、皆さんのオナニーでしかないのです。
必要なのは自分の意思や考えと相手の意向のすり合わせ作業なのです。これはファッションのみでなく、婚活全て、結婚後の家族コミュニケーションにも同じことが言えますね。
自分を認めてもらいたい
「けど、この私が私らしい私なんです!本当の私なんです!それを認めて欲しいだけなんです!」と、思われるかもしれませんね。
ここで重要な、皆さんにご理解いただきたいことは「認めることと、それを常に選ぶことはイコールではない。全てを肯定するわけではないことと両立しうる」という点です。
皆さんの中で、仕事が超楽しくて365日仕事していたいって方いらっしゃいます?我々はオタクなので、どちらかというと休日の方が好きだし、休日の自分の方が自分らしいと思いませんか?けど、だからといって仕事辞めませんよね?
例えば皆さんが「受ける側」だとして。サプライズを受けるのはまあいいじゃないですか、少なくとも相手は自分を喜ばせようとしてのことなので。
けどですよ。例えば「フラッシュモブをやりだす」「相手に悲しい思いをさせる」「人に迷惑をかける」等の内容になると、多くの方がNoを突きつけると思います。
認めることと、それを常に選ぶことはイコールではない。全てを肯定するわけではないことと両立しうることをご理解いただけるでしょうか。
例えば休日自分だけが出かける時、イベントに出る時、自宅で過ごすとき、示し合わせて二人で合わせる時…そういう形にまで自分自身のハードルを下げていただくことをお勧めいたします。
それでも!という方には、もちろんその意思を応援し、特にマッチングした当会員にはフォローさせていただきますが、当然ながら成功率は下がりますので、活動期間を長めに設定いただいたり、条件設定もいろいろ考えなければならないと指摘させていただきます。
ちなみに和服については、フルグラフィックTシャツ等に比べるとずっと許容されやすいんじゃないかと思いますよ!
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