【ご質問】
上手くいっていたはずなのに、このような結果になり気持ちの切り替えができません。
次に進むためにどうすれば良いでしょうか?(30代男性)
【回答】
ご質問誠に有難う御座います。
そもそも論になりますが、ある程度大人の女性はデートが楽しかろうと楽しくなかろうと、ご質問者様に興味があろうとなかろうと、ある程度は楽しそうに振る舞うもので御座います。
いくらつまらないからと言って、デート中にむすっとした態度を取ったり、露骨に悪態をついたりするのは子供のやること。大人は不快な気持ちを目の前の相手にぶつけたりはしないのです。
ですので大変申し訳ないのですが「楽しんでくれていた」というのは「相手の女性が不快感を人にぶつけてくるような子供ではなかった」という意味でしかありません。
人間の本心は言葉や態度ではなく決断に表れるのです。
そして残念ながら相手の女性は「断る」という決断をされました。これこそがご質問者様に対する評価であり、「デート中に楽しそうにしてた」とか「話が盛り上がった」なんていうものは「大人としてのマナー」くらいに思っていた方が良いでしょう。
ぶっちゃけ大して好きじゃないでしょ
少し彼女のことを思い出してみてくださいませ。
パソコンでプロフィールを見て、なんか良いなと思い、申し込んでデートして、きっとお茶でもしたことと思います。
彼女との思い出なんてせいぜいこんなものでしょう。ついでに言えばご質問者様がドキドキしたであろうデートはご質問者様の勘違いで御座います。
自身の気持ちに正直になってくださいませ。
正直そんな好きでもないでしょう?
彼女を知ってせいぜい数週間、実際に言葉を交わした時間なんて5時間もないことと思います。相手のどれほど魅力的な方かは分かりませんが、そんな短時間で本気で好きになんてなったりしません。
誠実っぽい振る舞い
そもそも付き合う前から本気で相手のことが好きな恋愛が中学生までであるように、結婚する前から相手のことが本気で好きな婚活なんてあり得ないので御座います。愛情でも友情でもなんでも、そういう感情は共に過ごしていく中で芽生えれば良いものであり、スタートの段階なんていうものは「良い人だよね」くらいで十分なものでしょう。
しかし夢見がちな部外者はそれを許しません。
だからこそご質問者様は相手の女性が好きなのではなく「好き」ということにしているのではないでしょうか。
生涯を共にするかもしれない相手を選ぶ状況だったのです。「別に大して好きじゃねえけど、まぁ嫌いでもないし別にいっか」なんて気持ちで望むわけにもいかないというお気持ちはよく分かります。
それにそれこそが大人の振る舞いとすら言えるでしょう。
本心では「正直そんなにタイプじゃないけど、まぁ今の俺は相手を選べるような立場でもないし、彼女が良いと言ってくれるなら仕方ないか」と思っていても、表面上は「とても素敵な方ですね。価値観もあって共に生涯を過ごせそうです」と言わなければならないのが婚活というもの。
分かります。本当に分かります。そういう体裁でデートをしたわけですから「断られたの?ふーん、まぁいっか。で次の女の子なんだけどこの子とかどう?」なんてアドバイザーさんに言えるはずもありません。そんなことを言えば、まるで「半端な気持ちで女心を弄ぶクズ」かのようになってしまうのですから。
むしろ断られたことを悲しみ、次に進めないというのは彼女を真剣に愛していた証。それこそが誠実な男性というものでしょう。
本心は人に見せない
ですので本心がどうあれ、体裁上は「悩んでるふり」をしないといけないのは本当によく分かります。本心では「あんな女はこっちから願い下げなのだが…」と思っていたとしても、それでも誠実な大人の男性として、悲しんだふりをしないといけないのはよく分かります。
あまり大きな声では言えませんけど、悲しんだふりしないとすぐに「本気じゃなかったんだ」とか「クズ」とか言ってくるじゃないですか。特にネット。分かります分かります。体裁上でも悩み悲しんだふりしないといけない気持ちめっちゃ分かります。不謹慎警察みたいな人たちいるの分かります。被災者が避難所で楽しそうに笑ってると不謹慎だとか言い出す人と同じ感じ。
正直に言って不謹慎警察は面倒なので無視したいところではあるのですが、我々も大人ですから、体裁上は悲しんだふりをするのも良いでしょう。人の本心は態度ではなく決断に出るというのに、不謹慎警察は態度だけしゅんとしておけば騙せますので大丈夫で御座います。
しかし態度はどれだけ誤魔化しても構いませんが、決断までそれに引っ張られてはいけません。
決断は本心であり、ここだけは不謹慎警察がどれほど叫ぼうとも決して曲げてはいけないので御座います。
「ううっ…前の女性が忘れられない…あのような女性は2度と現れないかもしれない…うっ…うっ……そうそう次はこちらの女性にプロフィールをお願いします」
決断だけは正直になってくださいませ。
ぶっちゃけそんなに好きでもなかったでしょう?
おっと、失礼。体裁上は「本当に好きだった」と言っていただいて問題ございません。
原作:赤坂アカ、作画:横槍メンゴ『【推しの子】』/(集英社)
とら婚より一言
上手く行ったと思うのに何故か上手く行かないケースは婚活で日常茶飯事のように起こります。それが何故起こるのかという事象を理解する事で次のステップに行く事が出来るのです。
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それでは皆さんにも良き婚活を!
♡ご成婚者インタビューまとめ♡
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