こんにちはー(・∀・)ノシ
いよいよ今週は「OTAKU MARRIED LIFE」開催!につき、特に司会担当はドキドキな1週間なのではないかと考えております。
しかし彼はコミュニケーションやとっさの対応に非常に優れる人間ですので、うまーく、面白ーく回していただけるのではないでしょうか!
さて、世の中にはそのように、人とのコミュニケーションが非常にうまい人間と、そうでない人間に分かれます。当社のスタッフでもそれは顕著でございまして、誰とでもうまく話すことのできる人間と、私のように普段は無口な人間もおります。
しかしながら私はお客様との会話に困った経験がありません。むしろ私は、お客様からは非常に明るく楽しい…ごめんなさい、「非常に」は嘘です。明るく引き出し豊富な人間と思われています。
今日は一部の男女にとっては念願の「会話のキャッチボール」を長く続けるポイントについてお話しします。以前書いた【婚活全般】合コンでどういった話題を出すべきかとはまた異なる観点の話となります。
その前に、ちょこちょことやりとりさせていただいている「まほろ勇太先生(@mahoro_yuta )」の著作である
『絶対彼女作らせるガール!』
P147~148に非常にいい言葉が書いてあったので、引用させていただきます。
相手のスケジュール帳を書きなさい
(中略)
このスケジュール帳を作った際にできることを教えましょう。例えば―最高に暇なタイミングで電話する
(中略)
自分の欲求を満たすためでなく、相手の都合を優先させるために一流営業マンのように相手の情報を把握する。
この作品では主に「タイミング」の話をされていますが、学ぶべきはそこだけではなく「ターゲティング」の考え方です。
ターゲティング
厳密な定義は異なるのですが、ここでは「交際、結婚したいと考えている人(ターゲット)の情報を知ること、想定して、自身の行動に生かすこと」とさせていただきます。
このターゲット情報を多く知れば知るほど、会話は非常に簡単になります。
もちろん恋愛や婚活だけではなく、営業などにも活かせますので、大学生、社会人になりたての皆さんも参考にしてくださいね♪
まず、相手の情報を知れば会話が簡単となる理由を解説していきましょう。
例えば下記の様な人物がいるとします。
30歳男性。IT系の会社でシステム保守をやっている。
アニメはマクロスやガンダムが好きで、ゲームもスパロボなど。
小学生の時に放送されていたSDガンダムを観て、プラモや機械にはまっていった。
一人暮らし歴は10年近くになり、好きな食べ物はラーメン。
顔はしょうゆ顔でファッションへのこだわりは強くなく無難な服を着用。
このような男性の場合、下記の様な話題が盛り上がります
・昔放送されていたアニメや特撮
・マクロスやガンダムにはまった理由や好きな作品
・ゲームで好きなジャンル
・車、バイク、電車、ドローンやAIなど
・好きな食べ物、お店
・得意料理
などなどもっと多くあります。
さて…「そりゃそうでしょ」と思った人が大半ですよね?
そうなんです。別に特別な話はしませんし、「合コン」の時に出した「天気や時事ネタ、旅行」の話も不要です。
会話で重要なのは「あなたが何を話したいか」でなく、「相手が話したいことを聞くこと」です。
それさえできれば相手が総理大臣であっても幼稚園生であっても盛り上がることが可能なのです。
つまり「相手の情報が多ければ多いほど会話のネタに困ることがない」という事が出来、自分が何を話すべきかどうかが分かるのです。
これがここでいう「ターゲティング」の考え方です。
『絶対彼女作らせるガール!』では「スケジュール帳」と表現したわけですが、これも同じ考え方です。
相手の情報の中で「相手の仕事(それが何なのか=相手の興味のある話題)、相手の仕事が終わる時間、相手の寝る時間、休日の過ごし方(=相手の興味のある話題)」などは、何をいつ話すべきかを教えてくれる重要な情報なのです。
相手の好きな事、相手の考え方、相手の交友、相手の生活それ自体を知れば知るほど、投げかける話題やタイミングは本当に簡単に出てくるのです。
会話ができない人は
・何を話していいか分からないのではなく、自分と相手の共通になる話題がないという思考に陥っているのであり、相手の話を聞けばいいという事を分かっていない
・何を話していいか分からないのではなく、話題の元となるべき相手の情報を知っていない
だけであり、「共通の趣味がないから厳しい」「共通のコンテンツを見ていないから厳しい」という考え方のままでは今後もうまく行くことはないでしょう。
なぜなら男女は見ている作品も、その作品の楽しみ方も、そして同じ趣味を元にしたコミュニケーション内容ですら異なるのですから。
そして相手の情報の中から「相手が嬉しく思う事、大切にしている事」を多く掘り当てることが出来るほど、相手と交際できる可能性が高まります。相手の喜ぶことを多く聞き、そして深掘りできれば出来るほど相手は「自分と考え方が似ている!」と思い、あなたへの好感度が上がっていくのです。カッコよくはない、美人ではないけどモテる人は、自然とこれができているのです。
相手を知る
しかしながら、次の問題が出てきます。
「相手の情報を自分が知らないのは分かった…だけど何をどうやって聞いたらいいの?」
まずは「何を」の部分からですね。
これに関しては一度あなた自身の情報から判断してみましょう。
「自己紹介 テンプレ」でググると多くのツールが出てきます。そちらに自分の情報を書いてみましょう。
「何」のベースになるのはこの「自己紹介」を相手に置き換えることからです。特に「相手の『好きな~』」は、相手が最も話したいことなので、積極的に聞くべき部分です。ここからの派生で、話題は多く作ることが出来ますが、注意したいのはあなたの話したい事=相手の話したい事ではない点です。自己紹介を元に相手に聞くべきことを考えますが、あくまで相手視点で考えましょう。
では次に「どうやって」ですね。具体的には「質問する」がその回答になりますが、会話が下手な人は、質問をする際に下記の3つに陥ってしまう傾向があるように感じています
① YES/NO で回答できる聞きかたをしてしまっている
② YES/NO で返ってきた答えにリアクションせず、答えを深掘りせずに次に行ってしまう
③ あくまで自分の興味のある範囲でしか会話をしない
① YES/NO で回答できる聞きかた
~は好きですか?~は楽しかったですか?
などがそれに当たります。口下手な方に聞く際は逆にこの聞きかたの方が良かったりするのですが、はい/いいえ で完了してしまう質問は、質問者の会話を拡げるスキルがなければそこで会話が終了してしまいます。
それよりは5W1H系-何を、いつ、誰が誰と、どこで、なぜ、どんな、どのように系の質問であればより具体的に相手の情報を聞くことが出来ますし、そこにさらに「他には?」「それで?」という、他の要素を引き出す、要素を深掘りする質問をすると、より正確な情報や幅広い情報を知ることが出来ます。
しかしそれで失敗する人はが② YES/NO で返ってきた答えにリアクションせず、答えを深掘りせずに次に行ってしまう
つまり、相手の答えに特に大したリアクションをせずに、自分の知的欲求を満たした時点で満足してしまうタイプです。これをすると相手は「尋問されている」「根掘り葉掘り聞かれて楽しくない」と思ってしまいます。
この解決は「同調、共感」です。
人は相手の表情、声(音)、言葉で情報を判断すると言われています。
その各要素に「自分の話に同意する情報が一切ない」と、相手はあなたを自分とはなれ合うことのない「敵、異物」として捉えてしまいます。
共感を浮かべることで相手は「自分を理解してくれた」と捉え、追加情報を話しやすくなります。その瞬間に5W1H+促す系の質問を投げるのです。
共感や同調は言葉でもできますが、一番大きいのは表情です。
先の3つの要素について分解しますと、人は
視覚情報:55%
聴覚情報:38%
言語情報:7%
で物事を判断すると言われています。そのため表情を作るのが苦手な人は、総じてコミュニケーションがうまくありません。無口無表情キャラなのに大人気…それは「フィクション」の中だけの存在なのです。
笑顔はもちろん、悲しさ、真剣さ、怒りなどの表情を話しに沿ってすることが出来るとコミュニケーションは一気に改善しますので、表情を作る練習は普段の会話の中から少しずつ積んでいくべきでしょう。
③ あくまで自分の興味のある範囲でしか会話をしない
はっきり言いますが、自分の興味のある範囲内での会話=自分の興味内にしか存在しない相手としか成立しないということが出来ます。そのような存在は皆無でしょう。
ここに関しては戦術どうこうよりも、自分自身がより多くのものに興味を持つ以外に対応策がありません。それをできない方には、我々もアドバイスしようがないからです。
是非、自分自身が知らない世界を恐れず多くの情報に触れ、そして受け止められる話や深掘りできる話の、つまり引き出しを増やしてくださいね。
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