ご質問
回答
こんにちは、投稿がクリスマスイブでしたが、無事に過ごすことは出来ていらっしゃるでしょうか。
結婚を目前に振られそうで、しかも祖父母の介護で一人の時間を過ごし、両親も彼氏も協力してくれないというある種孤独な状況が、ご質問者様を追い詰めているように感じます。
お辛い中、解決するには何をどうしたらいいか分からないために、どんどん気持ちが落ちていってしまいますよね。
さて、私はご質問者様やご家族のこと、彼氏さんのことを存じ上げませんので、具体的な答えを出すことは出来ません。
しかしながら、その問題を解決するためにどうしたらいいのかという観点で、ご質問者様のお悩みへ回答させていただきます。
全員の視野が狭く、自分に向いている
ご質問者様の投稿から強く感じられるのは、全員が自分のために振る舞い、他の状況を見ようとしていない点です。
ご家族は、ご質問者様視点では「自分にだけ介護を押しつけ、自分の幸せをないがしろにしている」
彼氏さんは、ご質問者様視点では「介護事情を理解してくれず、せっかく婚約目前なのに不満を溜めてそれを発してきている。もうすぐ振るつもりかもしれない。」
もちろんこれは、ご質問者様が見ているために偏ってしまっているかもしれません。ご質問者様はご質問者様で、もしかしたらそれに近いものがあるかもしれません。
決して全員が自己中心的と言っているのではありません。なぜなら、現実的に必要なこと、相手が何をどう思っているか、相手のその言動の背景にには何があるのかを理解しておらず、また先のことも誰にも見えていないからなのです。
その暗中模索状態で、なら私が犠牲になる!と言える聖人はなかなかいないでしょう。
いまご質問者様を含めた皆様には、だれが何をすればいいのかの道筋が必要なのだと、個人的に感じます。それがなく、誰かが変わってくれるのを待つだけだと、おそらく状況は何も変わりません。
「両親に助けを求める」ことをしても、当のご両親が状況や自分がすべき事を理解していないのですから解決には至らないのです。
現状を全員が理解し、理想を共有し、具体的な改善に落とし込む
そういった問題を解決するためにすべきことは、まず関係者全員で「これをしなければならない」という理想・ゴール・目的を共にすることです。現在のご質問者様の周りだと、各個人の考えだけを向いているために問題解決するためのチーム体制が出来ていない状況なのです。それを改めなければなりません。
次に関係者全員の現状(事実、感情、困っている事)を全員に明確に示すことです。それがあって初めて、誰に負担が集中していて損をするのかが分かり、それを解決するための具体的なアクションを考えることが出来るのです。
今回のように込み入った問題の場合、単に「誰かが何かを解決してよ!」と言っても解決されず、上記を整理してようやく改善の一歩を踏み出せるという状況であることが多いのです。
そのゴールを達成するためのいくつかの具体的なプランを、現状に照らし合わせながら検討することで、問題解決するためにすべきことが分かるのです。
それを図式化したのが以下の図になります。(手書きで読みづらく申し訳ないです)
そして、具体策を検討する際に、再度具体的なゴール設定までしてしまうことが重要なのです。
「じゃあ考えましょうか」で終わってしまうとぶっちゃけ誰も考えませんし問題は解決しません。先延ばし先延ばしになったあげく、大した結論も出ずになんとなく立ち消えになったり、当初の目的からズレた場所に着地したりします。
当初設定した概念的ゴールをクリアするための具体的なゴールを設定するのです。概念的ゴールをクリアする具体的対策を実行するための、だれがいつなにをどのようにするのかの具体的ゴールを決めてしまうのです。
特に、介護の従事者から外れている彼氏にとっては、「じゃあそれがいつまでになされ、自分とのことがいつ進むのか」という回答が必要なのです。そうでなければどうしても先の事に不安を感じてしまいます。
もう一度整理すると、話し合いの場で
①自分たちに必要なぼんやりとしたゴール・理想像、この話し合いの目的 を確認する
②各個人の現状…抱えている問題、危機、負担、感情を出し合い共有する
③それを解決し、理想像を手に入れるためにすべき具体的な対策を検討する
④ぼんやりとしたゴールを具体化し、行動に移す
これが必要です。
ご質問者様のすべきこと
ご質問者様がすべきいくつかの事の中で最も重要なのは「どのような理想像を叶えたいか」という想いをぶらさずに持つことです。
ご質問者様の味方をすると、その理想像はご質問者様の思い描くもので構いません(親が「今の仕事をフルで続けながら~」とか言い出すと面倒なので)。
そして、どのような答えを出したいかをあらかじめ持ち、今自分たちを取り巻く問題をあらかじめ整理しておくことです。
それがあると話し合いの場を持ちやすく、また話し合いの中で自分の負の状況を改善すべきであると全員に認知させることができるのです。
そのために、是非先に挙げた画像の
【現状】【理想】【改善】の画は使ってください。
自分自身の考えを整理するためにも、ご家族の考えを整理するためにも使うことが可能ですし、頭の中に持っておくことで、彼氏との話し合いにも十分利用することが可能です。
問題解決できることをお祈りいたします。
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