トレーディングカードゲームから学ぶコミュニケーションのコツ
オタクにちなんだいろいろから婚活を学べるコラムです


皆さんこんにちは。とら婚です。
唐突ですが、皆さんは対戦型トレーディングカードゲームを遊んだことはありますでしょうか?
私は学生の頃よく遊戯王カードを買っては友人たちと遊んだりしておりました。

そんな対戦型トレーディングカードゲームはメジャーなオタクジャンルに分類される(主観)ことから、
過去に遊んだことがある方はもちろん、今もなお遊ばれている方や新しく始められる方も多く、
オタクにとっては身近な存在ともいえることでしょう。

本記事ではそんな対戦型トレーディングカードゲーム(以後TCG)にならって
コミュニケーションのコツをいくつか紹介したいと思います。

婚活を進めていく上で最大の壁とも呼べる異性とのコミュニケーション。
TCGのこと何もわからない!という方にもなるべくわかりやすく説明しますのでご安心ください。

コツ①TCGはターン制、会話もターン制

TCG業界において嫌われているものの一つとして『ソリティア』が挙げられます。ソリティアと聞くとパソコンのゲームが思い浮かびますが、本来の意味は”一人で遊ぶゲーム”であり、相手が延々とデッキを回し続けているとき以上に、TCGがつまらないと感じることはないでしょう。

なんせこちらとしては何もすることがないですからね。

ところで婚活中の方にはこの状況、お見合いの席で延々と自分語りしてくるお相手の話を聞いている状況に似ていると思いませんか?お見合いの席で自分ばかり喋り続ける人が嫌われてしまいがちなのはTCGのソリティア行為のときと同様、お相手が何もすることがないからなのです。
黙って相手の行く末を見守ることしか出来ず、まさにお手上げ状態。
TCGにて攻めるプレーヤーが交互に入れ替わるように、話し手を交互に入れ替えるのがコミュニケーションの基本です。お相手に自分のことをより知ってもらうために、もっと話したくなる気持ちもわかりますがキリのいいところで話を切り上げ、お相手にも話す機会をあげることがコツです。

上手く話を切り上げるコツについていくつかご紹介します。

①話のゴールを明確にする

“この間飼い猫がリモート会議中に画面に移りこんできて和んだ”
“先週立ち寄った喫茶店のブレンドコーヒーが美味しくてまた行きたいと思っている”など

話のオチを明確にしてそこにたどり着くまでの道筋を作るように会話を組み立てると、話にオチが付いた後相手に話す機会を渡しやすいです。

②話の締めくくりで相手に質問を投げて、確実に相手に話す機会を渡す

“○○さんもアニメがお好きとプロフィールに書いてましたが最近見ているアニメはあるのですか?”
“○○さんも喫茶店巡りがお好きと書かれていましたが、オススメのお店はあったりしますか?”など

自身の話に関連した質問やお相手に関する質問をお相手に投げて「あなたに話してほしいんです」というアピールすることも大事です。
この時なるべくYESかNOかで答えられるような質問ではなく、会話を広げられる質問を投げられるとなおGOODですよ。

上記2点を意識してお相手の方とコミュニケーションを取っていくとよいかもしれません。

コツ②クイックエフェクトと相槌はここぞというときに使う

そもそも専門用語でわかり辛いのでまず先にクイックエフェクトとは何かというお話をします。

【クイックエフェクト】
使用タイミングは限定されているものの、相手のターンでも任意に発動させる事が可能な特別な効果です。
この効果だけは、効果モンスターであるにもかかわらずスペルスピードが2に設定されています。
罠カードのようにカードの存在は気づかれにくく、相手に予想外の効果を与える事ができます。
※遊戯王公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0より引用

アニメだと一番の見せ場となるシーンに使われることが多い。私が好きなのは”聖なるバリア-ミラーフォース-”
要するに相手の特定の行動に対して自分が割り込んで行動することが出来るということです。
先ほどのコツで挙げたソリティア行為を途中で止めたりなど、ターンプレーヤーの行動を阻害することが出来る一方で、うまく使いこなせなければ逆に自分が不利になったりとプレイングスキルが求められ、ターンプレーヤー側は相手のクイックエフェクトを警戒してカードをプレイする必要があったりと戦略の奥深さが詰まった効果と言えるでしょう。

ではコミュニケーションにおけるクイックエフェクトとは何かと言いますと『相槌』です。
適当に相槌を打って話を聞いている意思表示を見せることも出来ますが、それだとただ話を聞いているだけと良い印象は与えられません。相槌を少しだけ工夫してここぞというときに打てるようになると、お相手とのコミュニケーションの時間がより豊かでより楽しいものにすることが出来ます。

例としては

例1:相手の気持ちに共感してあげる
相手の気持ちに寄り添って「その気持ちわかります!」という意思表示を示すことは相手に安心感を持たせ、
より話をしやすい場の空気を作ることが出来る王道の相槌です!

例2:要所で少しオーバーなリアクションを取ってみたり、声のトーンを一段階上げる
相槌は何も言葉だけで表す必要はどこにもございません。お相手の話のピーク時にで身振り手振りで気持ちを表現したり声質で表現したりと一段階リアクションを上げることも非常に効果的ですよ!

相槌の工夫の仕方や組み合わせは無限大!是非皆さんの得意なものを見つけて実践してくださいね!
【相槌を打つ際の注意点について】
クイックエフェクトはあくまで特定の行動に対して割り込めるだけであり、ターンプレーヤーが入れ替わることではないというのも大事なポイントです。相槌も同様に話し手が入れ替わることはないのですが、まれに相槌を打った後そのまま話を乗っ取ってしまい話し手が入れ替わってしまうことがございます。乗っ取られてしまうと話のオチがつけられなかったり、本来話したかったことを話せなかったりと会話が盛り下がる要因となってしまいますので注意しましょう。

コツ③会話のネタを考える=デッキ構築

TCGは複数のカードを組み合わせて、”デッキ”と呼ばれるカードの束を作るところから始まります。
特定のカードを活躍させたい、複数のカードを組み合わせて強いコンボを決めたいなど特定のコンセプトを考えてデッキを構築することが大事です。
またお見合いの席でも当日お相手の方楽しむためにはどんな話をするかを事前に会話のネタをある程度考えておくとスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。
つまり会話のネタを考えることはデッキ構築と同義なのです。

会話のネタといってもどういうネタを持ち込むべきかは活動における永遠の課題。精一杯悩んで最善を尽くしましょう
お見合いでの会話ネタを考える際に仕事の話や休日の過ごし方、今ハマっている趣味の話、今日の天気などのグッドスタッフ…いわゆる定番ネタを選ぶ人が多いですが、こちらは不特定多数の異性ととその場で出会う婚活パーティや街コンなどには向いている一方でお見合い形式の場にはあまり向いていないとされております。何故ならばいい人だという印象は与えられても、またお会いして話したい、もっとお相手のことを知りたいという印象を与えられるかは微妙だからです。

なのでお見合いでの会話ネタを考えるコツとしては相手のプロフィールを読み込み、
お相手だけに刺さる特化型の会話デッキを組むことです。

プロフィールの中でお相手との共通の話題や、自身の中で特別話しやすい話題を2つ~3つほど会話のネタとして持ち込み、お見合い当日に臨みましょう!
会話のネタが多すぎると当日話した内容の密度が薄まってしまい、逆に少なすぎると会話が止まってしまうのでお見合いの1時間でどの程度話せるかを把握しておくとよいかもしれません。
またお相手のプロフィールの内容について事前に調べていくことで相槌も取りやすくなり、会話を盛り上げやすくなるので非常に効果的です。

またお相手と話す際の注意点としては様々な話題を話すよりも、なるべく一つの話題を深く掘り下げて、広げていくことを意識していくと
「気が付いたら1時間経っていた」「まだ全然話したいことがあるのにもう時間」という状況を作りやすく交際に繋げやすくなるかと思います。

最後に

今回はTCGにならってコミュニケーションのコツについて考えてみましたが、いかがでしたでしょうか?いずれも人間同士のやり取りであるためか共通点も多く、TCGを遊んだ経験がある方でしたら今後の婚活に活かせるのではないでしょうか。また活動につまずいてしまったときは今回のように自分の得意分野に置き換えて考えてみるのもよいかもしれませんね。

それでは良い婚活を!

余談ですが、筆者が一番ハマっていたTCGは『超・占事略決』です。シャーマンキングのアニメ放映していることですし、リメイクしてくれませんかね…?

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