【第73回】結婚できてしまう罠
「ラブホの上野さん」原作者による恋愛・婚活テクニックの紹介、男女の違いの解説、会員様からのお悩みに回答させていただきます。漫画やドラマを見たことがない方もお楽しみください。

【ご質問】

周囲からの結婚・出産報告が増え、自分も結婚適齢期になったと実感しました。
今はとにかく推し活が楽しく、とても結婚相手を探す気になれませんが、いつかは結婚して子供を授かりたいという漠然とした願望はあります。

目の前のことが楽しすぎて婚活モードに入れませんが、自分から求めないと出会いはないとも思えて何となく焦ってしまいます。
いつか結婚したいオタク女子の代表として私に喝を入れて下さい

(20代後半 女性)

結婚できてしまう地獄

ご質問誠に有難うございます。

貴方様。
そうです、「推し活が楽しすぎて婚活できない」と仰っている貴方様のことで御座います。

今は20代後半のようですが、貴方様は「このままじゃ一生結婚できないかも」とお考えなのではないでしょうか。

僭越ながら貴方様に現実をお教えしましょう。

貴方様は何だかんだ言いつつ結婚して子供を産むことと思います。
そして今は推しに全力で注いでいるそのエネルギーを、子供たちに注ぐ母になることでしょう。

「なんでそんな酷いことを言うんだ」とお思いでしょうか?
しかしこれが現実で御座います。貴方様には結婚できな……失礼噛みました、結婚しない才能が御座いません。才能無き者はどれほど努力をしようがどうにもならないのがこの世の真理。残念ながら貴方様は結婚し、子供を産んで、家庭を築くことでしょう。

「私には結婚できな…しない才能があります!」と言いたげなお顔で御座いますね。
仕方がありません。貴方様に欠けている才能をお教えしましょう。これを聞けば貴方様にどれほど才能がないかお分かり頂けることと思います。

まずご質問文の冒頭。貴方様はここでいきなり才能の無さを露わにしてしまっていると言わざるを得ません。
「周囲からの結婚報告が増えて、自分も結婚適齢期になったと実感した」と仰っておりますね?

我々のような才能の持ち主にはとても思いつかぬ建設的な思考。周囲がどれほど結婚しようが「まぁ自分には関係ないか」と焦らないのがギフテッド<才能の持ち主>で御座います。

20代後半というまだまだ余裕があるタイミングですでに危機感を持っている貴方様に才能など御座いません。我々一流は手遅れになってから慌てるのです。手遅れにならないよう、きちんと将来のことを考えている貴方様には才能がないと言わざるを得ません。

藤本タツキ 著 『チェンソーマン』/(集英社)

さらに問題はこれだけではないのです。
 貴方様はさも当然かのように「周囲から結婚報告が増えた」と仰っておりますが、これが当然だと思っていること自体が、貴方様の限界で御座います。
我々一流はその交友関係も一流。つまり「結婚報告をしてくる知人・友人」など存在しないのです。
いわゆる一般的な社会性を持ち、20代中盤でご結婚をなされるような方と仲良くしている時点で、貴方様には才能が御座いません。

もしかすると貴方様はご友人様の結婚式に出席し焦りを感じたのではないでしょうか?

笑止千万、我々一流はそもそも結婚式に呼ばれることが御座いません。

貴方様のミスはまだまだ御座います。「いつか結婚したい」という一文。これも我々一流は決して口にしない言葉でしょう。

突然ですが、貴方様はどうしてセントクリストファー・ネイビスに行かないのでしょうか?
「いつかはセントクリストファー・ネイビスに行ってみたい」と思いましたか?
それとも「セントクリストファー・ネイビスに行かないとおかしいって言いたいんですか!」とお怒りになりましたか?
おそらくそのどちらでもないことでしょう。
きっと貴方様の心の内に湧き出た感情は、怒りでも、嫉妬でもなく、羨望でもなく、「???」だったことと思います。
その気持ちをよく覚えておいて下さいませ。それこそが我々一流が「なんで結婚しないの?」と言われた時の気持ちで御座います。

怒りも羨望も我々一流には無縁。我々のような一流は結婚について文字通り何にも考えていないので御座います。ですので「結婚」と言われても、間抜けな顔で疑問符を浮かべることしか出来ません。

貴方様は「推し活が楽しすぎて婚活できない」と仰っておりますが、
それがどれほど愚かなことかお分かり頂けたことでしょう。我々一流は仕事や趣味を言い訳にするようなことは致しません。そもそも言い訳を必要としていないのです。

結婚というものに対して何にも考えていない我々の脳内にあるのは「推し活たのしー!」「仕事いそがしー!」という純粋なる思いだけ。「推し活が楽しすぎて婚活できない」などという将来を見据えた複雑な思考を持ち合わせている貴方様は二流、いや三流以下と言わざるを得ません。

赤坂アカ、横槍メンゴ著 『【推しの子】』/(集英社)

さらにご質問文全体を通して文章がまとも。世間からの圧力にも人並に弱く、その上、推し活=人の幸せを喜べる人間と才能の無さがこれでもかと言うほどに露わになっております。

失礼を重ね誠に申し訳ございませんでした。しかし、これだけお伝えすれば、貴方様も自身に才能がないことが理解できたことでしょう。
そんな貴方様は何だかんだ言いつつ結婚して、子供を産み、家庭を築いてしまうのです。
重ね重ねになりますが、貴方様には結婚できな…しない才能が御座いません。

一人寂しく孤独に死ぬことすら出来ない

おそらく今のご質問者様の脳裏に浮かぶ最悪の未来は「結婚せずに1人寂しく死ぬ」というものかと思いますが、もしも今婚活を始めなければその最悪な未来すらマシと思える未来を歩むことになるでしょう。

仮にご質問者様がこのまま何もせずに30代後半になり、ようやく婚活を始めたとします。非常に残念な現実では御座いますが、その段階で婚活を始めてもお見合いに来る男性は色々な意味で問題がある男性ばかりでしょう。

その時、ご質問者様は「こんな奴らと結婚するくらいなら独身でええわ」と言えるでしょうか?

善悪はともかくとして、現代日本では未だに結婚圧があるのは事実。さらにクソな条件の男性というのは得てして押しだけは強いもの。そんな状況でご質問者様は「こんな奴らと結婚するくらいなら独身でええわ」と彼らを拒絶できるでしょうか?

おそらく、出来ません。

ご質問者様は”結婚できてしまう”のです

貧乏でブサイクで優しくなくてハゲてチビでデブでクズでその他諸々最悪な条件の男と結婚してしまう。孤独のほうが数億倍マシと思えるような惨めで劣悪な人生。それこそがご質問者様が想定すべき最悪の未来で御座います。

あらゐけいいち著 『日常』/(KADOKAWA)

ご質問者様はこのまま婚活をしないと「結婚できない」のでは御座いません。

このままダラダラと過ごしていると「最悪な条件の相手と結婚してしまう」のです。

今ならまだ間に合います。
自分のためではなく、子供と、未来の自分のために頑張って下さいませ。

とら婚より一言

いかがでしたか?

ただ「いつか結婚したい」というだけであれば何も急ぐ必要はありません。
しかしながら子供を望んでいたり、希望する条件次第では早めに行動に移した方が良い場合もございます。

良い条件の方はこの記事を読んでいる間にもどんどん相手を見つけています!
ご自身のこだわりが強いと思う方は是非一度、希望条件を明確にして「自分の婚活は今すぐ動くべきなのか」を見極めましょう。

とら婚では『オタ活』も『結婚』もあきらめきれない貴方に寄り添ったサポートをしておりますので、
気になった方は無料カウンセリングにお越しください。

♡ご成婚者インタビューまとめ♡

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