【オタク婚活】楽しく話せ、成功を確信したのに後に続かない原因について
とら婚公式コラムにおいて、特に「オタク」に関連の深いコラムです

「0円会員様向け」の1対1お見合いを実施いたしました。

皆様に楽しんでいただけたようで、「絶対成功した!」と確信を持たれた方もいらっしゃったみたいです(が、お祈りさせていただいた方もいらっしゃいます……)。

婚活パーティでもお見合いでも、さらに言うとデートでも、楽しく過ごせて「うまくいった!」と思ったのに、その後の交際には繋がらなかったといった経験はございませんか?

本日はそんな方に向けてのコラムでございます。

まず上記の方が誤解されていることがございます。
それは「楽しかった」=「成功」ではないということです。
「楽しく過ごせた」と感じたのは、あくまであなたでございます。
お相手も楽しんでくださったかは分かりません。

では、婚活において人はどういったときに「楽しめた!」と感じるのでしょうか。
整理してみると項目としては下記6つの中のいずれかになるでしょう。

①お相手が喜んでいる、もしくは楽しんでいる姿を見た、もしくは感じた
②お相手のことをより知ることが出来た
②´お相手の「(オタク)趣味」を知ることが出来た
③お相手を喜ばせようとしていることが楽しい
④あなたにとって楽しい話をした
⑤お相手が自分のことをどんどん聞いてくれた

さて、この6つの中で婚活において感じるべき「正しい楽しさ」はどれだと思いますか?

正解は(と半分⑤)です。

そのため、楽しかったのに成功に繋がらない多くの方は、『コミュニケーション』の1点だけで判断すると『②’、③、④、⑤』の状態に陥っていると考えられます。

では、②´以降がなぜ失敗に繋がるのかを解説します。


②´『お相手の「(オタク)趣味」を知ることが出来た』
趣味のお話は婚活において、会話の入口にしやすいかと思います。
特にオタク婚活となると、趣味に関するお話は会話の大きな割合を占めることになりがちです。

そこで婚活パーティ後、下記の質問をすると答えに詰まる方が発生いたします。

「アプローチされた○○さんってどんな人柄の方でしたか?」

楽しくお話できたはずなのに、なぜ答えに困ってしまうのか。

それはあまりにも趣味のお話に集中しすぎて、お相手の人柄に一切触れることなくパーティやお見合いを終えてしまうからです。
また、お相手にもあなたの人柄が一切伝えられずに終わってしまい、他の候補者と比較すると魅力的には見えないことがあるのです(趣味に熱中している方という程度には伝わるかもしれませんが)。

お相手のことを聞いている『つもり』になってしまっており、実際にはお相手の人柄や心の部分に向き合えていない。

いわゆるBad Communicationでございます。

③『お相手を喜ばせようとしていることが楽しい』(≠①)
一見、問題ないように思える項目でございますが、①と明確に異なっているのは『相手のことを見ていない』という点でございます。

例えばですが……

・お相手を笑わせようとする⇒目まで笑っていますか? 時と場所を選んでいますか?
・お相手に話してもらおうとする⇒質問の方法と内容は適切ですか?
・お相手を褒める⇒方法と内容と時と場所は適切ですか? 本当にお相手が喜びそうなことですか?
・リードする、サプライズする⇒お相手が本当に望んでいる事、時、物、場所ですか?

こういったことが考えられていない方は、自分が行動したことに満足してしまっている方でございます。
これをやったのだから相手は喜ぶではなく『相手が喜ぶことは〜だからこれをやる』という思考に切り替えましょう。

④『あなたにとって楽しい話をした』
こちらはオタク婚活にも関わらずということで再三言っていることでございます。

『あなたにとって楽しい話』、こちらは恐らく趣味の話が主になるかと存じます。
あなたを構成する大切な要素だと思いますので、決して話をするなということではございません。
また、掴みとしては絶対的なツールですので、オタク婚活であればオタク趣味関連は話したほうが良いでしょう。

しかしながら、同じオタクだからといって、必ずしも趣味がかみ合うというわけではありません(アニメ、漫画、ゲームといった大枠なら噛み合うかもしれませんが)。
そのような噛み合っていない状況でついついご自身の好きな話を事細かにしてしまい、気づけばお相手は置いてけぼり……といったパターンが特に時間の短い婚活パーティでは続出しています。

※噛み合った場合は存分に語り合ってください!

⑤『お相手が自分のことをどんどん聞いてくれた』
まずは《Bad Communication》の例をご覧ください。

お相手:「休日は何をしていますか?」
あなた:「ラノベを読んでいます」
お相手:「どんなの読むんですか?」
あなた:「なろう系です」
お相手:「例えばどんなのですか?」
あなた:「『この素晴らしい世界に祝福を』というタイトルでして、~~~~~~~~です」
お相手:「へー……」


続いて《Good Communication》の例でございます。

お相手:「休日は何をしていますか?」
あなた:「本が好きなので、本屋に行って色々探したり、珈琲を飲みながら本を読んだりして過ごしています。ラノベとかも好きですね。(相手)さんはいかがですか?」
お相手「私は~」

お分かりいただけただろうか……

《Bad Communication》は会話がぶつ切りになってしまっていますよね。
こうなるとお相手が次の質問を探さねばならず、質問する側が一方的に疲れてしまいます。
さながらインタビューであり、極論ですがこれだとコミュニケーションとは言えません。

対して《Good Communication》は自分の情報を伝えつつも、お相手の情報を聞いています。
(さらに言うと『本屋、珈琲、ラノベ“も”(具体的作家や作品名でもいい)』という追加情報を入れて、会話のネタを散りばめています。欲を言うともっと改善もできます)

このようにGoodもBadも存在するため、➄は半分としました。

コミュニケーション(communication)の接頭辞である「com」は「共に」という意味でございます。
つまり、コミュニケーションとはそれぞれがお相手のことを知るために行う、『双方向的なもの』でございます。
そのため、お相手からYES/NOで終わる質問をされたとしても、それに答えて終わりではなく必ずそこから「and you?」とお相手にバトンタッチする必要があります。


 

最後に、今までの話を全てひっくり返すような『次に繋がらなかった』理由をお伝えさせていただき終わりとしたいと思います。

それはあなたのスペック(男性なら清潔感、年齢、職業&年収/女性なら年齢と容姿)がお相手の求める基準を満たさなかった、もしくは他の方と比べると劣っていた……ということでございます。
元も子もございませんので、あくまで可能性でございますが。

そこを含めたアドバイスが欲しい方は、是非ご相談しに来てくださいね。

もっととら婚を知りたいと思った方は

フォームで無料体験・カウンセリング

お電話でのお問い合わせ

03-6479-7691

【平日】12:00~20:00【土日祝】11:00~19:00 / 年中無休(予約制)