【オタク婚活】末期オタクが結婚するには
とら婚公式コラムにおいて、特に「オタク」に関連の深いコラムです

夜が早まり肌寒さを感じるにつれて、夏の終わりと合わさって物思いにふける時間が出来てしまいます。

ちょうど昨年のこのぐらいの時期に、オタク婚活なのに…という炎上騒動(一切否定しておらず、競合との比較が必ず発生するのだから、付加価値を高めようと言っているだけ)がありました。

その後も、結婚すると現実的にオタ時間も費用も減るから覚悟が必要だし(その分別の楽しみが増える)、相手と第三者との関わりの中に結婚は存在するのだから社会性や公共性を使えるようにならなければならないし(コミュ力や容姿への努力、オタクコンテンツの出し入れの仕方)、その覚悟が現時点にも現れていなければ(自立や貯金)相手からは選ばれない、というようなアドバイスを再三行ってまいりました。

見方によってはオタクの部分否定であることは認めます。コンサルという職種や立場と相まって、時に上から目線だと言われる所以かもしれません。

では、我々はどうしても自分自身を変えることのできない末期オタクを見捨てざるをえないのでしょうか。

結論から言うと、見捨てる以前に我々とは非常に相性が悪いのが末期オタクだと言うことが出来ます。来るものは基本的に拒みませんが、成功の可能性や大方針は隠さずお話しさせていただきます。

我々は結婚を第一目的においている立場でございますので、たまの一大イベントに行かれたり、趣味自体が世間一般からは理解されづらいものについてはあまり言及しませんが、相手(や将来的に家族)をないがしろにしてしまうほどの時間・費用のかけ方であれば、諫めざるをえません。

では諫める必要のない相手を目の前に連れてこられるかと言うと、難しいというのが結論です。

なぜなら当社のお客様は目の前の末期オタクAさんだけではなく、Aさんと出会うBさんもだからです。Bさんはたいていの場合、最低でも趣味と同等、普通はそれ以上に結婚に関する優先度が高い方々の集合体なのです。

そのため、末期オタクがオタク的素養の何かしらを結婚側に寄せていただかない限り、婚活での結婚は難しいと言わざるをえません。

ただ今回は、そんな方々がどうすればいいのかについて考えてみたいと思います。

先に宣言しておきますが、たとえオタク婚活内であったとしても「末期オタク」の婚活における市場価値は最底辺に位置しています。
見下しているわけではないと言い訳をさせていただきますが、価値が低い前提の書き方になるため、少しきつい表現が多くなりますことを先に謝罪いたします。


末期オタクの定義


末期オタクについて、あくまでこのコラムでは

物・金・余暇・気持ち・空間・コミュニケーションの大部分を趣味に傾けており、そしてそれを誰かとの交際や結婚後も一切変えるつもりがない方

と定義します。

今回は性格を考慮しません。

そんな末期オタクの婚活における最大の悩みは、

①その「物・金・余暇・気持ち・空間・コミュニケーションの大部分を趣味に傾けており、そしてそれを誰かとの交際や結婚後も一切変えるつもりがない」という考えが合う人が現実的に少ないこと、受け入れてくれる人とも現実的に出会うことが少ないこと
②別ジャンルの末期オタク同士であるとコミュニケーションが成立しないこと
③自分自身の気持ち自体には正直であること(≒男性は「美人で若い女性で、かつ自分と同じ趣味の子がいい」/女性は「自分の行動の一切を許し、家事育児を分担し、家計を主担当として支えてくれる男性がいい」)

の3つです。

客観的に見ると①がマイナス過ぎます。なぜならその考えはパートナーや子供の生活の浸食であり、コミュニティ形成以前の話であり、またコミュニケーションの不成立を保証するものだからです。
①の時点で圧倒的に少ない母数の中で戦わなければならないのが辛いところです。
また基本的に特定のコンテンツに付く末期オタクに同性が多いと仮定すると、同ジャンルでの出会いというのは基本的に奇跡に近いため、必然的にとあるコミュニティ内における自然の出会いは発生しないと言うことが出来ます。

そのため結論から申し上げると、末期オタクの取るべき道は下記になります。
(1)自分と同じ「自分の趣味に対して一直線な別ジャンルのオタクと契約的婚姻を結ぶ」
(2)他のコミュニケーションをとれるよう一般的話題も勉強する
(3)自分の好みを排除し、①を受け入れてくれることだけを条件設定する
(4)①を受け入れざるを得ないほど市場価値の低い存在にアプローチする
(5)婚活的市場価値を高める(男性:高年収、女性:美人)
(6)その趣味の延長で利益を生み出せる(=趣味が浪費とならない)存在となる
(7)常に新しい趣味グループを形成し、奇跡的にそのグループに入った異性(かつ末期オタ)へアプローチする

(1)+(2)について
自分と同じコミュニティ内には異性がいません。
その場合、別のジャンルの「末期」に声をかけなければならないのです。

ただし、その際コミュニケーションを成立させるには双方のジャンル以外が必要となりますし、そもそも相手が結婚を望んでいるかどうかはまた別の話になります。
非常に確率の低い戦いになるでしょうが、何も考えずにとりあえず自分の好みそうな方にアプローチする婚活に比べると、幾分かましな確率かと思います。
この際「公募」的な情報を出すと、万に一つで可能性が上がるかもしれません。

もちろん二人で一緒に趣味を楽しむのは夢のまた夢、休日はどちらも家におらず、お互いが別々のものを愛していて、生活レベルは今までと同じという将来になります。

(3)+(2)について
一般的婚活における振る舞いとなります。
ほぼいない存在の中から探していくことになりますが、やはり必然的にコミュニケーションは自分のジャンル外となります。
そしてほぼいないので(4)を選択しなければ、100戦100敗が目に見えています。
それはそうです。「君よりも他の事に目を向けている」方をわざわざ選ばなくても、婚活では他の人に簡単に会えてしまうのですから。

ですので
・容姿が悪い ・太っている ・年齢高め ・低年収、非正規雇用 ・親と同居している ・相手の親と同居しなければならない ・持病などあり ・宗教あり ・地方在住 ・煙草を吸う ・借金持ち
などの要素を入れて、明らかに他の異性からのアプローチのない方と会っていかなければ、マッチング後もう一度会う段階まで進むことはないでしょう。

もちろん「自分を偽れば」マッチング後先に少し進むこともございますが、末期的振る舞いが明るみに出た瞬間に別れに繋がります。

ここまでが夢のない話です。

次に夢のある話をします。

何度も申し上げている通り、①的思考をもつ末期オタクの婚活における市場価値は最底辺に位置しています。
しかしながらそれを覆せるほどの価値を持てば、自由な振る舞いを許されたうえで結婚することも可能です。

(5)について
男性は、年収1000万円を超える職業に就くことです。
例えばプログラマー、外資系の営業など。

男性は基本的に総合評価されますが、その総合評価の中である程度動かすことが出来、かつ評価に大きな影響を与えることが出来るのが収入です。
紀州のドンファンがどんな買い物をしても愛人が絶えなかったように、高すぎる収入は振る舞いに選択肢を与えます。

女性の場合は、整形して絶世の美女になることです。

女性は基本的に年齢と顔、男性に迎合できる要素の3つで評価されますが、末期オタクという制限が入る以上、顔以外を操作することが出来ません。
美人になれば、貢いでくれる男性はどんどん現れます(※30ちょいぐらいまでの期間限定ですが)し、ある程度年齢を重ねても男性からのアプローチは絶えません。

(6)について
要は、スポーツ選手や大学教授、プロゲーマー、音楽家のような存在をさしています。
一般的に見ると、趣味は魅力を構成する一つなのですが、行き過ぎるとただの浪費です。
その浪費行動を浪費行動でなくせばマイナスでなくなりますし、オタクが行き過ぎてその業界を代表する第一人者になればファンが着くようになります。

(7)について
今までの文を見て、気分を害された方もいらっしゃるかと思います。
本当に申し訳ございません。

これが一番現実的な方法です。

自分の好きなジャンルで大きなイベントがある度に、今までの仲良しグループを捨て、新しいグループを作って行きましょう。
主たる募集サイトを全て網羅し、積極的に入っていきましょう。

その中で、たまたま見つけた見込んで自分と同じぐらいの入れ込みぐらいの異性がいたら、積極的にアプローチをしてください。

既存のコミュニティに新しい人が入ってくるのは稀です。
既存のコミュニティに属する限り出会いは望めないです。
そのため主体的に移動していくしかありません。

もちろん既存のつながりが消滅するリスクとも隣り合わせです。

以上、どんなに考えても、私もいい方法が思いつきませんでした。
あくまで結婚することだけを目的とするなら、自分の好みの条件を真っ白にしたうえで、契約的関係を結ぶか、もしくは出会い厨を繰り返すしかないというのが私の結論です。
しかも結局自分自身の最低限のスペックやコミュ力は必須となります。

力不足で申し訳ございません。

もっととら婚を知りたいと思った方は

フォームで無料体験・カウンセリング

お電話でのお問い合わせ

03-6479-7691

【平日】12:00~20:00【土日祝】11:00~19:00 / 年中無休(予約制)