【ご質問】
オンラインが主流かなと思いますが、婚活市場はどうでしょうか?
また、上野さんのコロナ禍でのお勧めのデート方法やデートスポットはありますでしょうか?(男性30代)
まずはじめに
ご質問誠に有難う御座います。
コロナの影響もあり、新たな出会いを望むのは非常に困難になっていると言わざるを得ません。恋人や結婚相手との出会いは「職場」と「学校」が長年トップに君臨し続けていたのですが、オンライン化の影響もあり、この二大出会いスポットは衰退してしまったと言えるでしょう。
それではその一方で伸びているのは何かといえば、ご質問者様の仰る通り「結婚相談所」で御座います。
婚活最大手のIBJの発表によると、2020年の結婚相談所の盛況ぶりは過去最高とのことで御座いました。とはいえ、IBJが毎年発行している「成婚白書」の2020年版はまだ発行されておりませんので、とら婚のデータを元に2019年と2020年でどの程度結婚相談所の状況に変化があったのかを解説させていただきましょう。
結婚相談所のデータの推移
まずは申受け件数。これは要するに「あなたと会ってみたいです!」という申し込みが何件あったのかというものなのですが、2019年と比較して2020年は大きく増加しました。
具体的な数字は以下の通りとなります。
男性 62.8件→91件
女性 90.2件→97件
このように男女ともに申し込まれる件数が増加しているのですが、特に男性の上昇率が大きいことがお分かりいただけることでしょう。
もともと結婚相談所では男性の方が多くの申し込みをするので、女性の方が申受け件数は多くなる傾向が御座いました。
しかし、2020年になるとその差が急激に縮まり、男女で差がほぼ御座いません。これまで女性からのオファーが来なかった男性にとって、今の結婚相談所はかなり結婚しやすい場になったと言えるでしょう。
東日本大震災の際もそうでしたが、経済や社会が悪化すると女性の結婚願望は増加する傾向が御座います。
結婚相談所 or マッチングアプリ?
ただし結婚相談所は徹底的なステータス社会で御座いますので、ご質問者様の社会的ステータスがあまり良くないのであれば、このご時世であっても結婚相談所の利用は賢明では御座いません。
具体的にいえば年収500万円。この壁を超えているのであればご質問者様は結婚相談所で結婚できる可能性がかなり高くなりますが、そうではない場合、まだマッチングアプリの方が良いでしょう。
デートはどこに行けばいい?
それではご質問者様に恋人が出来たとして、デートの場所について解説させて頂きましょう。
結論から言ってしまえば、特殊な場合を除きどこに行っても構いません。要するにコロナのことなんか考えずに、映画館でも水族館でも千葉県にあるくせに東京を名乗っているアレでも好きなところに行けば良いので御座います。
確かにコロナのことを考えれば、人が集まる場所に行くべきではないという意見はあることでしょう。しかし、現実問題としてそのような方は今日では少数派になっていると私は思います。
「相手がどちらの考えを持っているか」
どちらが科学的に正しいかどうか、どちらが倫理的に正しいかどうかということを語るつもりは御座いません。重要なのは「相手がどちらの考えを持っているか」というただその一点のみで御座います。
おそらくこんな質問をされるくらいなのですから、ご質問者様は「コロナだからあんまり外出はしないほうがいいのかもしれないけど、気にし過ぎるのもアレだよね」くらいの価値観をお持ちのことでしょう。その考えが科学的に正しいかどうかは私には分かりませんが、おそらくかなり多数派の意見であると私は思います。
ですので、相手の女性もそれくらいの価値観を持っていると考えて、好きなところにデートに行けば良いでしょう。「コロナだけど、気にし過ぎもアレだから」という体裁を保つ必要はあるかもしれませんが、一切外出をしないようなデートを繰り返す方と付き合いたいと思う方はそう多くはありません。
唯一の例外は相手の女性が医療関係の仕事などに勤めていて、感染した際のリスクが計り知れない場合。この場合はおそらく相手の女性が自分から「コロナのせいであまり外出はできない。オンラインでどうでしょうか?」と提案して下さると思いますので、その場合は素直にしたがっておけば問題ございません。
ご質問者様がそうであるように、今日の多くの日本人のコロナに対するイメージは「あんまり外出しない方がいいんだろうけど、ちょっとくらいは外出してもいいよね。面倒臭い人がいるから表面上は「外出はするべきじゃない」って言うけど、正直そんなことしてられない」くらいなものでしょう。それが良いか悪いかはともかく、「デートだからちょっとくらいはいいよね」と言って「コロナなのに何を考えているんですか!!」と本気で怒り出す方はほぼおりません。
とら婚より
コロナ禍での会員様の危機管理意識の差はわりとありまして・・・
お相手のお勤め先事情(医療職以外でも、会社によっては職場から会食や移動に関して制限をかけられている方もいらっしゃいます)や同居のご家族(ご病気やご高齢のお家族と一緒にお住まいの方もいらっしゃいます)など、
コロナ鬱っぽくなって、些細なことでイラついてしまったり、気落ちしている方、
一方は「このご時世に外に出歩くなんて何を考えているんだ!」と思う方、
もう一方は「お相手が過剰にコロナを気にし過ぎていておかしい!」
と、自分では当たり前だと思っている認識が真逆で憤慨してしまったりというケースもないわけではございません・・・
普段から、相手の意見を聞く、自分の考えをしっかり相手に伝える、相手に寄り添うことができている方でしたら大した問題にはなりません。「お相手はどこまで今の社会情勢に対して危機管理意識を持っているのか」考慮するとよいかと思います。
デートについて、密を避けて屋外や感染症対策をしっかりとしているお店や施設などでお会いするか、緊急事態宣言中はオンラインデートなど試してみるかどうか、オンラインデートも、会話だけはなく、一緒にオンラインゲームをしたり、映画やアニメなど一緒に観たり、画面越しにお料理を披露しあったり作業イプなどいろいろ工夫ができるかもしれませんので、非日常感を楽しみながらお相手といろいろな案を考えてみてくださいませ。
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