婚活中の皆さんこんにちは。とら婚です。
菅田将暉さん主演のドラマ、【ミステリと言う勿れ】が最終回を迎え、現在ロス真っ只中です。
以前にもお話しいたしましたが婚活には全然関係ないセリフでも、婚活/夫婦視点で見てみると家事や気遣いに対する視点でハッとなるものがございます。
漫画原作の作品でございますので、ドラマが苦手だという方は原作を一度ご覧になってはいかがでしょうか。
さて、本日のテーマは『何故何度も婚活で多くの人に会っても上手くいかないのか?』という内容でございます。
一体何人に会えば成婚出来るのか?
まずは今回のコラムを書くきっかけになった、弊社質問箱への投稿をご覧ください。
ご質問者様からの相談内容は「お見合いは60名以上、仮交際も20名弱としてきた。95%いい人なのだが、心が動かない……。自分の気持ちを盛り上げるにはどうしたら良いのか?」というものでございます。
成婚600名データ:数字でみる成婚600名まとめ
こちらのデータをご覧になり焦っているとのことですが、リンク先にも『最小値や最大値は変動があるので気にされなくて問題ないです』と記載しておりますので、ご質問者様もお気になさらないでください。
と言いたいところではございますが、事実、ご質問者様はこの数字を意識しており、焦りが強く出ていらっしゃいます。
ですので、ご質問者のお悩みを解決するために、今回は『ご質問者様がなぜ婚活が大苦戦となっているのか』について触れていきたいと思います。
※今回は女性のケースですので、男性版はまた機会があれば書きます
希望があれば早めに書ける可能性がありますのでTwitterリプ欄等に記載下さい
あくまでも可能性という点はご了承いただけますと幸いでございます。
苦戦している原因って何(?)
最初に確認を行いたいのが『何故苦戦しているのか(?)』という部分です。
お見合いは60人以上と行えておりますのでご自身のスペックは高い部類でしょうし、仮交際人数も20名を超えているので、お相手の条件も悪くないのでしょう。
「95%良い人です……」とも仰っているので、お相手の人間性なども問題無いのでしょう。
ここまで話を聞くとだいたい原因が見えて来ます。
『ボックスガチャを当たるまで引く』、この理論は間違っていないですし、戦術としては非常に単純明快で分かりやすく実践しやすい方法です。
そのため、『数字でみる成婚600名まとめ』でも解説いたしましたが、平均値もしくは中央値までは実践する、つまり成婚者たちの行動を模倣することで、ご自身の成婚も近づく可能性はあるでしょう。
しかし、ここで考えなくてはいけないのが『平均値まで来た時に手ごたえが無い場合どうすれば良いのか?』ということです。
そもそも、何件かお見合いを実践している段階でアドバイザーに相談を行い、活動方針の軌道修正をする必要があります。
そのための結婚相談所です。
〈注意すべき観点〉
・活動場所がとら婚では無いのにとら婚の数値を自分の活動に当てはめること
・軌道修正は行っているのかどうか
・引いているガチャはそのまま引いて大丈夫なのか
・活動場所がとら婚では無いのにとら婚の数値を自分の活動に当てはめること
どういうことなのか解説いたします。
以前、結婚相談所は学習塾に似ているとお話ししました。
例えば、あなたは A塾に入っているのに、B塾の合格実績を見てもあてにならないのではないでしょうか?
結婚相談所も同じで、申込数も申受け数も、お見合い数も、会員様も、サービスも、料金も何もかもが違うのです。コンセプトすら違うこともあるでしょう。
また、相談所内でも選ぶプランによっては若干の数値変動もあることでしょう。
そのため、とら婚会員様であれば弊社のデータは非常に参考になることでしょう。
ただ、ご質問者様は違う相談所様に所属していらっしゃいます。であれば、ご質問者様が実践するために比較すべきデータは、少なくともとら婚のデータではなく活動している相談所でのデータです。
もしくは、日本結婚相談所連盟であれば連盟全体のデータということになりますので、そちらも参考になるかもしれません。
確かに活動前であれば、入会するための比較にはなると思います。
しかし、ご質問者様は既に活動をされておりますので、大事なのは『ご自身の活動にとって有用なデータはどれなのか?』と取捨選択をすることです。
そして次に『そのデータを使って何をすべきなのか?』ということを考えないと袋小路に迷い込み、婚活沼に一直線です。
・婚活疲れ
・婚活迷走
・婚活地獄
婚活は沼に嵌ると、対策が困難になることが多いので『沼に嵌る前に切り抜ける!』という方法を取っている人も多いです。
そして学習塾という話しを致しましたが、似ているようで明確に違う点があります。
婚活の勉強は必要なのは確かですが、合格点が人によって違うという点です。
皆さんの希望次第で合格点が変わるからこそ婚活が難しいのです。
そしてお相手にも選ばれる必要があるという点。これを忘れてしまう方が多いのです。
結婚は一人で完結する物ではなく、お相手があっての物です。
相手から選ばれた上で、自分が選択するという形式にしないと誰からも選ばれずに独りよがりの結果になります。
◆選ばれる前に終了
この決断は時には良いのですが、時には毒となります。
特に60件お会いしている段階で、全員ダメな人である可能性は相当低いです。
更に仮交際も20名を超えているので、この中に良さげな人がいた可能性が高いです。
では、何故こういった決断をしてしまっているのかを紐解く必要があります。
紐解きタイム
◆ここから紐解き
「95%良い人そうだ……」と思っているが断ってしまっている状況です。
それは何故なのか?
『楽しくないという感情』
これが一番の原因です。
「では我慢しろという事ですか?」と考える方がいたら修正してください。
そういう事ではありません。我慢しても何も良い事はありません。
一度考えていただきたいのですが、皆さんは結婚したい条件、結婚したい相手はどんな方を設定・想像しておりますでしょうか?
当たり前なのですがここで大事なのは『誰かが結婚したい』ではなく、『貴女が結婚したい』と思える理由です
『安心出来る方』や『一緒にいて落ち着く方』などを挙げられる方が多いのではないでしょうか。
そのような内容であれば問題はございません。
注意すべきなのは、『条件が無茶な場合』です。
「年が近く年収500万以上で、気遣いが出来て身長170センチ以上で、話していて楽しい方で、安心感が得られる方でetc.」
上記のように条件を積み増していくと、存在しない方を探す事になりかねないので注意です。
(参照→普通の男コラム:普通の男を求める女性が意識すべき事)
重要なのは結婚したいと思える最重要条件を1個か2個に設定して、そこに特化して探すことです。
人間は悪い所があって当たり前なので、総合力でクリアしているならば細かい部分は気にしないということも必要です。
逆に聞きますが貴女は完璧な人間ですか?
胸を張って「そうです!」と言える方のほうが少ないと思います。
それならば、苦手な部分があるとしても、そこを補える関係性ならば良いのではないでしょうか。
さて今回のご質問者様の内容に戻りますが、『楽しいかどうか』という部分が最重要ポイントでございます。
楽しいという内容が結婚生活とイコールの条件であるならば問題ありません。
しかしこれが厄介で、結婚相手を探すという場で楽しいを感情重点で探すと迷走します。
なぜなら『楽しい/盛り上がる』、この項目は『現在』を示しており、どちらかと言えば恋人を探すときに判断基準となりがちな項目だからです。
対して『安心する/落ち着く』、こちらの項目は未来の要素も含んでおりますので、結婚相手を探す上でオーソドックスな指標となります。
つまり、恋人として魅力的な項目と、結婚相手として魅力的な項目は構成要素が異なるので、ここを混ぜて婚活を進めるのは危険です。はっきり言うと混ざりません。
『デートのエスコートや女性の扱いが上手い』という方は恋人としては満足できるでしょう。
しかし夫婦として考えると、不安要素になりえますので、安心した家庭を築けない可能性が高いです。
もちろん、「お互いにそういう家庭が良い!」というならば問題ありませんが。
と考えると、『エスコートは上手いけど遊ぶことは無い。そして、家庭を安心させてくれて、何でも出来る人が良い!』となるのかもしれませんが、これはこれであまり現実的な理想ではありません。
そうではなく、最初は恋愛感情なんて無かったが自分の事を大事に扱ってくれる事が分かり、困った時には助けてくれる人と出会えて結婚しました。今ではお互いに大切に思っています。というお話は良く聞きます。完璧なスーパーマンはいないが、貴方を大切にしてくれる方は存在する。そういう方を探す事が重要です。
その為には最初の条件設定を、恋人探しではなく結婚したい人という基準に切り替える事が重要です。
恋愛経験豊富な人でも婚活は苦戦します。
それは恋愛市場と婚活市場の需要と供給が全く違う点と、魅力的な方が違う点
男性は結婚に対しては慎重なので恋愛市場程積極的に動かなくなる点が上げられます。
そして婚活は初対面の人と関係を築いていくという点がポイントです。
今いるご友人は初対面で全員話して楽しかった人ですか?
初対面で全員盛り上がった人ですか?
そういう基準でご友人を選んでおりますか?
こういう観点が無いと、楽しくないから即終了
というジャッジメントをしがちです。
婚活は奇跡的な運命の出会いを求める物ではなく、
初対面の男女がお互いに将来助け合っていけると思えるような相手をお互いに協力して構築していく物なのです。
仮に楽しい場合だったとしても、フラットな気持ちで初対面の時と婚活で結婚相手としての意識をした状態が同じ評価になるのかどうか?という観点も必要です。
だからこそ明確に結婚したい人はどんな人なのか深堀をする事が大切です。
活動の最初にとら婚では結婚生活について深堀してターゲットを設定致しますが、ここを設定出来ていないと迷走します。
逆に途中で変わるという事もあるでしょう。
そこで活動軌道修正が必要になるのです。
活動の軌道修正
軌道修正は非常に大切です。婚活は多くの道が無数にあるので正しい選択が出来ているかの判断が非常に難しいです。
セオリー通り活動しても苦戦するケースは沢山あるのです。
だからこそ、途中で改善を加えるという事が非常に大事になります。
我武者羅に根性と気合で突破!
ガチャも当たりを引くまで限界まで引くぜ!!!!!
なんて戦法は上手く行かない事も多いのです。
何故ならそのボックスガチャには、あなたにとっての『当たり』が入っていない可能性があるからです。
この当たりという部分が厄介で、先ほど紹介したコラムを読んで内容を理解していないと『居ない人探し』を永遠にすることになり、気づけば何年も過ぎていた……という恐ろしい結果に招きかねません。
それで言うと今回ご質問者様は『心が動かない』と仰っております。
もし、ご質問者様が『心が動く、燃えるような恋愛がしたい』と言うならば、今設定している条件をばっさり解除して、心が動くと思える相手をターゲットに再設定する必要があります。
排出キャラ一覧に推しがいなければ、いくらガチャを回したってあなたにとっての当たりは出ませんよね。
例)
・イケメン
⇒他の条件はカットして、容姿に特化して探す
・デートでの演出や楽しませる力が凄い
⇒婚活市場ではなく恋愛市場で探す必要がある
◆結婚相手を選ぶ条件の誤認
良い人95%に当たっているので、今までお会いした方々を改めて振り返ってみましょう。
本当に初対面の楽しさが結婚生活にリンクするのか改めて考え直してみましょう。
その方の本質を理解して、内面をお互いに理解出来ていたか考えてみましょう。
〈アドバイス例〉
お見合いや交際初期での判定基準は「結婚したい!!!」ではなく、「知り合いでも良いかな」程度のハードルです。
仮交際はお友達関係です!
そこで「お友達としても考えられないな……」と感じたとしたら、それは初回デートで交際終了でも問題ございません。
逆に「お友達ぐらいなら問題ないな」と思えるようならば、2回目デート以降でもっと相手のことを知りましょう。
分からないから判断がつかないので終了してしまう。これは非効率です。
分からないならお互いを知ろうと努力を行い、打ち解けたら心地よいのか?ということを確認しましょう。
打ち解けようと思ってこちらから歩み寄りをしたが難しい場合は終了でも良いかと思います。
後は気になる内容として、60名ほどと会って誰とも楽しくないという内容です。
・自分を偽って相手に良く見られないといけないと無理している
・楽しいハードルがとてつもなく高い
上記のような状況となっている可能性がありますので、アドバイザーに詳細を相談して解決すべきだと思います。
ガチャを引き続けても根性と気合ではどうにもならない
当たると分かっているなら、『ガチャを引き続ける』はゴリゴリの正攻法となります。
しかし先ほども申しましたように、中身は本当に正しいですか? 回すガチャを間違えていませんか?
これを確認しないと、どんだけ回しても当たりは来ません。マグレでも来ません。
『奇跡は待っていて起こるものではありません』
起こすためには起こすための努力が必要です。
だからこそ最初に正しいターゲット設定をするということはとても重要なのです。
また、ガチャを回し続けている方、つまりお見合いベテランになると発動してしまうのが、お見合い慣れという現象です。
お相手にとってお見合いというのは一期一会で、真剣に結婚相手を探しています。
それなのに「合わなければ次、合わなければ次……」と考えている人とお見合いをして、お相手の方はどう感じるでしょうか。
お見合いは面接ではありません。お互いを知る場です。
そのため上手く行きやすい人は、1回1回の出会いをとても大切にします。
どれだけ回数が増えても、お見合いのお相手は初対面の方です。
つまり、どんな出会いも大切にする方が多くの方から選ばれやすくなります。
どんな出会いも大切にする方が多くの方から選ばれやすくなります。
上手く行かなければ何度もチャレンジするというチャレンジ精神があることは良いことですが、上手く行かない原因があればしっかりと対策を取り、次回は同じ結果にしないことのほうが大切です。
1回1回の出会いをとても大切に扱うということについて、改めて考えてみましょう。
お見合い自体が苦痛と考えている場合は、下記の項目の見直しが必要です。
・お見合いをする相手の条件見直し
・お見合いスタンスの見直し
・お相手に対する考え方の見直し
・余裕ある婚活時間の確保
少年漫画であれば最終的に諦めない心が強いということもありますが、現実世界においては無策ではどうにもなりません。
きちんと原因を究明して対策を取ったほうが成婚への近道となります。
1人で考えて考えて気合で頑張る前に、アドバイザーへ相談を行いましょう。その為に相談所があります。
アドバイスが理解できなかったら、心に刻み込まれるまで深堀を行いましょう。分かるまで内容を深く聞くということは大切です。
もし、相談が出来ないということであれば活動の場所は本当にこのままで良いのか?と考えることも大切です。
IBJ加盟相談所は3,000を超えております。5年前は1,000程でしたが、凄い伸びですよね!
活動放任的な自由に活動出来る相談所、スパルタ塾のような相談所、専任はいないが全体でフォローしてくれる相談所、ファッションコーディネートが得意な相談所、とら婚のようなデータ婚活を取り扱う相談所など様々な相談所が存在いたします。
ですので、あなたにとっての最適な相談所で、あなたにとっての正しい婚活の知識を得ながら、アドバイザーを正しく使って、婚活をお進めいただければと存じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
単純にお見合いをごり押ししても解決にはなりません。
受験でもそうだと思いますが、傾向と対策を考えて基礎を学びながら過去問を解く事で学力アップを図るのではないでしょうか。
試験だけを何度も我武者羅に受けても合格できないのと同じです。
数字は指標にはなりやすいですが、根拠が伴わなくては意味がありません。
偏差値もどこの塾規定での偏差値で、実際の合格率判定はどれくらいになっているのか?
過去問を解いて問題との相性はどうか?と実態に沿って確認が必要になります。
婚活でどうしても焦るタイミングはあるかもしれません。
しかし、そこで一度立ち止まって「何故今の状況になっているのか?」を振り返ってみてはいかがでしょうか。
他の人にとっての大丈夫=あなたにとっての大丈夫ではございません。
一人ひとり持っている性格や能力が全く違いますし、お相手への希望条件も全く違うのです。
だからこそトライアルアンドエラーで、婚活をカスタマイズすることが非常に重要です。
道が何本もあるからこそ、一番効率的な道や選びたい道を選ぶ必要があります。
迷子になる前に相談を行いましょう。
それでは良き婚活を!
もっととら婚を知りたいと思った方は
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