どうもこんばんは!
最近質問箱を設置したところ、たくさんの質問が来て嬉しい悲鳴を上げております。
つ https://peing.net/toracon_akiba
しかしながら、皆様オタク婚活のことより「婚活や恋愛全般」に言えるようなご質問を多くくださっておりますね……
ただ、弊社からの情報発信もオタク婚活をサポートしつつも普通の情報を交えておりますので、需要には沿うことができているのかなと感じております。
さて、先日こんなご相談をいただきました。
お気持ちは非常に良く分かります。確かにお相手も同じオタクであれば簡単に盛り上がるんですけどね~
さて、「どんなことを話していいか分からない!」というお悩みは、合コンであろうがお見合いであろうが、お相手がオタクであろうがなかろうが頻繁に生じるものでございます。
そこで今回はテクニックを2つご紹介させていただきますね。
① 一般的な話題を見つけるテクニック
② あなたの得意領域で勝負するテクニック
【条件設定】
テクニックを紹介する前に、何をゴールとして会話を行うのかといった「会話の目的」を整理しましょう。
今回はご相談に沿って下記の内容を目的として設定します。
「ほぼ初めてお会いした方と、その出会いを通じて交際すること」
【コミュニケーションの基本】
下記のような3人がいるとして、あなたはどの方となら仲良くなれそうでしょうか。
A:あなたの話に喜び、笑ってくれる人
B:あなたの話に否定的で、議論をしかけてくる人
C:あなたの話から、すぐに自分の話に持っていく人
……答えは当然「A」ですよね。
なぜAとは仲良くなれそうなのか。その理由は「共感」にあります。
人は相手との共通項が多いほど、自分と価値観や感性が近いと感じて惹かれる傾向にあります。
そのため、コミュニケーションにおいては、特に初期段階に近いほど共感できる話題を出していけば好感度は上がると考えてよいでしょう。
また、そのことを踏まえれば『仕事自慢』や 『自分だけの趣味』の話題はお相手にとっては共感しづらいため、最も出すべきではない話題であると分かるでしょう。
【テクニック解説】
前置きが長くなってしまいましたが、ここからテクニックについて具体的な解説に入っていきます。
① 一般的な話題を見つけるテクニック
結論から先に申し上げると、ど定番の話題として一般的なのは下記の内容です。
天気、娯楽(趣味、テレビ、映画、スポーツ)、ニュース、旅行、交友関係、家族、健康、仕事、ファッション、食、住まい、出身etc.
ですので、まず最初はこの中の話題から投げかけていき、その場の盛り上がりや親密度の変化に応じてより深い話題を出していけばOKです。
ただ、どのようなタイミングや流れでその話題を出していくか、また、話題を広げるかが問題です。
以前、こんな投稿をしたのを覚えていらっしゃいますでしょうか。
相手と良好な関係を築く手段の一つ「観察」
観察(視、聴、嗅)により
・その日の話題
・相手の好きなこと
・こだわり
・仕事
・休日の過ごし方
・連絡手段と時間
・相手の話したいこと
・相手の喜ぶこと
などたくさんの情報を得られます
この観察を怠り自分を押し付けると婚活はうまくいきません— とら婚~オタクに寄り添う結婚相談所~ (@ToraCon_Akiba) December 9, 2017
どのような話題がいいか、それらの情報の多くは「相手」がすでに出している、持っていることが多いです。
例えばあなたたち(ご質問者様は男性かと思いますので、その設定で話を進めます)がお店で先に待っていると、お越しになりました女性陣にこんな方がいらっしゃいました。
・髪はブラウン、セミロングでふわっと巻いている
・コート+ブラウス+フレアスカート
・ブーツ、書類の入る大きさのバッグ
・シャンプーか香水かでいい香り、暖色系のメイク
・爪は綺麗に切られている
・明るくにこやかな表情
この段階で入手できるのは視覚、嗅覚情報のみではございますが、それだけでも下記のことを推測できるのではないでしょうか。
・普段から髪をケアしている/最近美容室に行った
・冬で寒くなっている
・仕事帰りに来た
・香りにこだわりを持っている、良い香りが好き
・営業系やWEB系、食、教育、医療などの職についている(メイクされているのに爪は切らなければいけない職種という推理)
・人当たりのいい明るい方
そのため話題例からは『天気』や『仕事』を選択して「寒くなったね」や「仕事帰り?」といった入口から「もしかしてこういう系の仕事じゃない?」と続けていけばいいのです。
そしてお相手からの返答に対して「そうだよね」、「すごいね」、「大変だね」と共感していけば、最初の心理的ハードルは簡単にクリアできます。
② あなたの得意領域で勝負するテクニック
しかし、ファーストインプレッションだけでは一般的な話題を続けられるほどのネタを仕入れられない可能性もございます。
そんなときこそオタトーーク!とまでは行きませんが、あなたの得意領域で話をしましょう。
ここでは弊社でのオタク趣味として母数が多い「アニメ・漫画・ゲーム」があなたの得意領域であると仮定します。
さて、日本にアニメが生まれてもう100年以上経過し、皆様もアニメ、漫画、ゲームのいずれかには触れたことがあるのではないでしょうか。
そう、誰もが触れたことのあるということは、共感しやすいわけです。
なんと、すばらしいツールでしょうか。
今現在オタクでないとしても、小学校、中学校、高校、大学……といった長い時間の中のどこかで触れたことがある方がほとんどだと思います。
そのため『昔のアニメ、漫画、ゲームの話題を出すこと』は、特に30代以下なら大いに盛り上がる話題である可能性がございます。
《例》
あなた:「実は子どもの時から漫画が好きで、いまだに結構読むんだよね。昔は『スラダン』とか『るろ剣』とか『フルーツバスケット』とか好きだったんだけど、みんなどう?」
お相手:「あー、それ読んでた!懐かしー!」
あとはそのままいろんなタイトルを出すもよし、その人の好みを聞いて共感するもよし、実写映画に繋げていくもよし、最近の漫画(ただし代表的な奴)に繋げていくもよし、と選択肢が非常に広がります。
オタクではない方との話題にも十分使えるので、自分の領域で勝負することが可能になってくるでしょう。
しかし、挙げる作品がマイナーになればなるほど共感を得づらくなりますので、最初のハードルをクリアするためには「一般的」な作品を入口にする必要がございます。
【注意点】
では、お相手がオタク話ができるお相手と判明したらマイナー作品をどんどん挙げていいのかというとそうではなくて、共通項を見つける段階であればメジャー作品から探りを入れたほうが、コミュニケーション初期は上手くいく傾向がございます。
また、以下の内容にも注意しましょう。
・豆知識の披露や各作品の細かい描写への言及、世界観がどうとかの持論
・自分がどれだけそれを好きかの熱弁 etc.
自分の世界を展開するのではなく、まずは誰もが盛り上がって共感できるような表面的な部分でお話するのがよろしいかと思います。
(熱く語りたい!という方からすれば物足りないかもしれませんが)
もちろん、仲良くなったらのなら、徐々に自分の世界を見せていってもいいと思います。
ただ、お相手がそれを望まないのであれば、別の共通項をどんどん探して、会話の糸口を作って行きましょう。
以上となりますが、ぜひ今回の内容を意識して合コン頑張ってくださいね!
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