こんにちは!
徐々に蒸し暑くなってきまして、いよいよ「ジューンブライド」の季節ですね。
私の鼻血センサーがまだ反応していないので、季節代わりは少し先になるかと思います。
私の鼻血センサーはすごいんですよ!ドッバドバ出ますからね。
さて、質問箱の方にこんなメッセージを頂きました。
要は、ご質問者様は婚活をしなければ結婚相手たる異性と巡り合えないように思っていらっしゃり、その背景はどんなものがあるのだろうかとのことでございます。
時代背景に基づいた考察…私は大学生院生や評論家でもございませんので、引用やデータの提示などあまりせず、個人的に感じている部分を書き記させていただきます。
そのため正確性にかける記事になりますのでご了承くださいね。
① そもそも普段の生活の中で男女の出会いはないのか?接点はないのか?
婚活市場を正確に推計した資料は見つかりませんが、リクルートさんやIBJさんによる統計やIR資料によると、少なくとも市場自体は拡大の傾向にあると言われています。
もちろん「生涯未婚率」はいまだに上昇基調にあることが、国の統計資料からも言われています。
そこで第一の問となります。
生涯未婚率が上昇し、婚活市場が拡大しているのは、普段の生活の中で男女の出会いがないからだろうか?
答えは「YESではない」が近いように思えます。
これはあくまでお客様とお話しした中で私が感じていることです。
お客様の職業やライフスタイルを聞くと、確かに異性との出会いが「少なそうだ」という方は多くいらっしゃり、例えばSE系、特にサーバー保守系の職業の男性や、看護・コールセンター・アパレル系の女性などは「普段の生活の中で出会いがない」とよく言われます。
しかしながらよくよく聞くと、自社の他部署の方、お客様は当然として交流があります。
また皆様退勤後や休日は引きこもっているわけではありません。
されに皆さまSNSを中心として少なからず異性と思われる方となんらかの繋がりを持つ方が多いです。
つまり出会いがないのではなく、出会いはあるけど恋愛・結婚対象として見なしていないという表現が正しいです。
② 男女の接点があるのに、婚活や恋愛マッチング市場が広がっているのはなぜか
ではなぜ接点のある異性を恋愛や結婚の対象と見なさないのでしょうか。
【SNS】
大抵は「顔」や「素性」の見えない=信頼のおけない相手と見なしてしまうことが大きいです。
またまだネット上の出会い、SNS上での出会いを堂々と公言できる世の中とは言えないことも大きいかもしれません。
【職場】
職場上の恋愛は、その後結婚した場合、別れた場合のことを考えてしまいます。
うまく行ったらいいのですが、別れてしまったら噂が立ち、どちらかが会社にいづらくなってしまう…職を失うリスクがあるのなら職場恋愛はしたくないと思う方が多いように思えます。
【お客様】
同上のリスク回避の観点が近しいかもしれません。
【友人】
〃
上記はあくまで私がお客様、職場(とらのあな、前職など)、友人から聞く限りの情報になりますので、私の所属するコミュニティによりバイアスがかかっていると思います。
人によってはそうでないかもしれません。
全体的にリスクの回避ですが、その根底にあるのは「自分の今のコミュニティを壊したくない」という思いです。
そのため普段の行動の中から結婚相手を見つけようとしない方々が現れていると推測されます。
そのため普段の行動「外」である婚活が拡大しているのだと感じています。
このリスク回避の傾向、安定的コミュニティを求める傾向については「時代背景」も関わっていると思います。
私は社会学の専門家ではないのでただの推測になってしまいますが…
・世界的経済不安定を背景とした安定志向?
・SNSにより非現実的「社会的欲求」「承認欲求」へ傾倒しているが、その反動で現実では安全欲求へ回帰?
・人との繋がりが希薄になるがゆえの、コミュニティ所属による孤独の回避?
などなど…この辺は詳しい方にお任せします。
ご質問を放棄してしまってごめんなさいね。
③ そうやって成立している婚活市場に「スペックの高い方」は存在するのか?
結論、いらっしゃいます。
その理由は②に書いた通り恋愛や結婚に係る「リスクを避ける」行動をする方が増えているためです。
特定を避けるためにぼかしますが、例えば当社には
・某日本で一番有名な国立大/私立大卒、有名企業勤務、30代前半、清潔感ありどちらかというとイケメン、コミュ力も普通(だけどオタク)
・ペアーズで3000いいねぐらい貰っている20代後半美女、明るい性格で年収もそこそこあり自立している(だけどオタク)
というような方も結構いらっしゃいます。
決して出会いがないわけではなく、普段の生活の中でリスクある行動をとれない、自分を隠さず結婚したいという希望があり婚活をされていらっしゃいます。
④ 婚活をしていることは”負け組”か?
ここでは数字を引用します。
近年は、結婚した方の約11%以上が「婚活サービス」を利用しています。
※しかもおそらく「正直に答えた方」
結婚した人の中で9人に1人は婚活をしていて、しかもユーザーはもっと多いです。
しかもハイスぺも存在しています。
今後より拡大していくと考えられます。
そう考えると負け組ではなく、あくまで普通のことと言えるでしょう。
ではなぜ「負け組」のように捉えられるのか…それはやはり友人や知人と比較し、劣等感を感じるためです。人は誰しも「自分にない輝き」「過去の栄光」を羨みます。
そして婚活自体は出会いがあってもなくても苦しみを伴うこともある行為であると言えます。
・なぜ自分と同じ以下のスペックのはずのあの人が結婚しているのか
・なぜ自分のパートナーよりもハイスペックの人と結婚しているのか
・なぜ自分はわざわざ異性との出会いを能動的に作らないといけないのか
・なぜ自分は婚活で体力・精神的に苦しんでいるのか
・人に堂々と言えない「婚活」をしてしまっていることが悔しい
そのような思いが「婚活をしている自分は負け組だ」という思いを生み出してしまっていると言えるでしょう。
負け組なことは決してありません。
現代では恋活・婚活はごく一般的なことで、恥ずかしいことなど一切ありません。
むしろ他の人よりも多くの異性との出会いがあり、よりよい人と結婚できるチャンスを得られていると思っていただければ。
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