【第3回】どのタイミングで宗教や子ども希望など、相手の価値観に深くかかわることを話すべき?
「ラブホの上野さん」原作者による恋愛・婚活テクニックの紹介、男女の違いの解説、会員様からのお悩みに回答させていただきます。漫画やドラマを見たことがない方もお楽しみください。
宗教、整形、犯罪歴、子供の希望などはどのタイミングでお相手にお伝えすればよいでしょうか(32歳 女性)

それぞれ異なるので種類ごとに解説します

【回答】
ご質問誠に有難う御座います。

「宗教・整形・犯罪歴・子供の希望」の4つでは、その性質があまりにも異なります。ですのでこれらの4つを同じように語ることは出来ません。

例えば「整形」や「犯罪歴」はその気になれば死ぬまで言わないことも可能でしょう。それが良いか悪いかはともかくとして言わないことは可能です。

しかし、子供の希望はもしも旦那様と見解の相違があった場合、言わなかったらご質問者様の望みが叶わないので言わないことは出来ません。もちろんご質問者様が自分の望みを犠牲にすると仰るのであれば一生言わないことも可能ですが、それは問題があるでしょう。

そして最後に「宗教」

これは言わないことは不可能でしょう。

今回の4つの中でも「宗教」だけは次元が違います。特にご質問者様が敬虔であればあるほど、宗教は他の4つと次元が違うと言えるでしょう。この問題に触れるとあまりにも話が長くなってしまいますので今回は割愛させて頂きますが、基本的に「異教徒」との結婚は不可能であると私は考えております。

宗教とは人間の最も根本となる思想のこと。何を信じるか、という最も重要な要素であり、この点において考え方が一致しない方とは基本的に考えが全て一致しないのです。ですのでそもそもに「異教徒」と結婚したいと思うこと自体がまずあり得ないでしょう。

「ありとあらゆることにおいて、自分と価値観が合わない相手」
そんな方と結婚したいという状況はそうそうないのではないでしょうか?

ですので「宗教」はある意味では重要では無い問題であるとも言えるでしょう。相手と「結婚したい」と思った時点で、すでに共通の宗教を信じているとすら言えるのです。

もしも異教徒と結婚生活が上手くいったのであれば、それはお互いが「〇〇教だけど、そこまで敬虔でもない」という状況御座います。これはもはや「一応宗教は信仰しているけど、そこまで敬虔でもないし相手の宗教にとやかく言うつもりもない教」の信者同士の結婚ということ。ですので異教徒との結婚ではありません。

ちなみにこの私の意見に対して「異教徒でも分かり合えます!」と強く主張する方は、だいたい「リベラル教」の方です。私は「リベラル教」ではないので、理解し合えないことを理解しているつもりです。

さて、それではその他の3つの要素。

「子供」「犯罪歴」「整形」についてお話をさせて頂きます。

子供

そもそも「子供の希望」についての話をするのは「結婚相談所」や「婚活パーティ」ならではのお悩みでしょう。

それでは「子供の希望」についていつ言うべきかと言えば、最初に言ってしまって問題ないかと思います。もちろん「言い方」を工夫する必要は御座いますが、いきなり言ってもそこまで引かれる話でも御座いません。

具体的には「私、子供が好きなんですよ」くらいのことを言えば良いでしょう。もしも相手が「子供は欲しくない」と考えていれば、それだけで去っていきます。逆もまた然り。「私、子供がちょっと苦手なんですよ」くらいに言えば良いかと思います。

もちろん初対面で「私は結婚したら子供3人ほしいんですよ! あなたは何人欲しいですか?」という風に具体的に質問をされたら相手も引いてしまうかもしてませんが、軽く話題に出すくらいであればそこまで問題ありません。

犯罪歴と整形

次に犯罪歴と整形ですが、これは言うべきタイミングは2つしか御座いません。

最初に言うか、死ぬまで言わないか

犯罪歴があると言って喜ぶ相手などこの世にはおりません。整形もまた「気にしない」という相手はいても「整形している人の方が好き」という相手はいないでしょう。

ですのでもしも言うとしたら、最初に言ってしまった方が良いかと思います。なぜなら最初以外のタイミングで言ったら、確実に揉めます。

特に犯罪歴に関しては、言えばほとんどの方が去って行くことでしょう。私はそれが悪いことだとは少しも思いません。整形の方は分かりませんが、おそらく半分くらいの方は去って行くのではないでしょうか?

そのため、もしも私がご質問者様にアドバイスをするならば「死ぬまで言うな」というアドバイスになってしまいます。

みんな言いたがるのです。自分が救われたいがために。相手から「それでもいいよ」と言って欲しいがために。

最初に言うならばともかく、結婚してからそんなことを言って救われるのは本人だけ。

「正直でありたい」という自分の欲望のために相手のことを傷つけることを、私は肯定いたしません。

だから正直者はバカを見るのです。相手の気持ちを思いやれず、自分の「正直でありたい」という気持ちを満たそうとするバカだから、バカを見るのです。

言わなければ相手も自分も幸せに暮らせるのに、わざわざ言うなど許されません。

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