みなさんこんにちは!突然なのですが、以下のキーワードでグーグル先生に質問をしてみて頂いてもよろしいでしょうか
「アラフォー 婚活 需要」
私が調べた際に上位表示された5つのサイトの一文を抜粋いたします。(※2019年5月現在は、このコラムが上に出るみたいですね)
35歳を過ぎた女性は結婚市場では極端に需要が小さくなってしまいます
残念ながら婚活市場ではアラフォーなんて『妥協されて』選ばれるくらいの立ち位置なのです
アラフォー女性のスキルや経験は、社会では活きるはずですが、残念ながら婚活市場ではあまり需要がない
残念ですが、40代というだけで、婚活市場におけるあなたの需要はほぼ皆無と言って間違いありません
<41歳独身>は婚活市場での価値がゼロ
全て女性向けの記事みたいです。
ことごとく「需要がない」と書かれてしまっていますね…Twitterで有名な某お方も、36歳以上の女性に対して非常に厳しいことを言われています。
ですが、本当に需要が小さくなる、ゼロになるのでしょうか。
私はそう思っておりません。
全然需要あります。なぜなら当社のアラフォー以上の女性の入会後3か月以内の交際率はほぼ100%だからです。
当然戦略建てた行動を取る必要がございますが、アラフォーの婚活は需要ないとする主張は、婚活市場を分かっていない(正確には、年齢以外の決定要素を考慮できていない)、まだまだお勉強の必要なお方が経験的に言ってしまうことに他なりません。アラフォーであっても、毎月10人以上の男性からアプローチを貰うことは可能でございます。
本コラムでは、アラフォー女性が婚活で結婚相手を見つけるためにどうすればいいのかを提案させていただきます。
関連:地雷?良物件?上野さん教えてください!vol.2~なぜか大人気のアラフォー女性~
一般的な婚活でのアラフォー女性
そもそもなぜアラフォー女性は婚活需要が低いと言われるのでしょうか。
その理由を記しますと…何かしらのコンサルを受けていない普通の男性が婚活で何を重視するかと言うと、
①相手の容姿が良いか(許容範囲かでなく、良いか、です)
②子作りできるかどうか
この二点が先に来て、性格や生活力などは後についてくるからです。どんなスペックの男性でも、ここは全く同じだとお考え下さい(正しいコンサルを受け、それを謙虚に受け止める男性は異なります)。
アラフォーともなりますと、当然20代、30代前半に比べて①が劣ってきます。そして現実的な問題として、子どもを産めない可能性がちらついてきます(婚活男性は自分の生殖能力を棚上げします)ので、②の観点からアプローチ対象から外してしまうのです。アプローチしてくるのは、もはや子どもを諦めた40代後半から50代以降です。普通の婚活をすると。
そのため、他者と容易に比較ができ、他者に容易にアプローチできてしまう婚活では、女性の年齢は非常にシビアなのです。
ちなみに、一般的な婚活におけるアラフォー女性の典型は下記のような感じです。
Aさん)40歳、普通に仕事や趣味を楽しんでおり、女性の多い職場の為出会いはなく、それに不都合は感じてこなかった。しかしふと周りを見た時に、このまま家族を持たないと孤独になると感じて婚活を開始。結婚できなかったよりもしようとしてなかっただけで、容姿は年相応だし、常識は持っているし、自分の価値は割と普通だと思っている。
希望は自分以上の年収(600万以上)で、自分と同年代の38~43歳程度、結婚しても働こうと思っているので家事分担の出来る生活力を持ち、自立していて欲しいし普通の感性を持っていて欲しいから一人暮らし、現在の自分の住居から片道1時間圏内の首都圏に住んでいて、自分と同じように「結婚しようとしてこなかった普通の人」、会話がテンポよく成立し、容姿は清潔感があって触れそうなこと必須、年齢から子どもは希望していない。そして生活を共にするにあたってのフィーリングの一致を重視している。
自分のプロフィールには婚活のきっかけなど、だいたい普通の自己紹介と、1人暮らしをしてきたために料理が問題なくできること、趣味と実益を兼ねてヨガをやっていること、趣味は無難にカフェ巡りであることが書いてある。
さてさて…
結論から申し上げます。
これだと確かに、一般的に言われるように「難しい」です。
理由は上述の①、②に対するAさんの希望条件が非常にハードルが高くギャップが大きく、かつAさんに、男性視点でひっかかる要素が皆無だからです。思考停止で普通に婚活をするだけだと、確かに「厳しい」と言えるでしょう。
料理がそれなりにできる人間などありふれています。
Aさんより美人で若い人間などそこらじゅうにいます。
Aさんより、客観的に市場を見つめ、条件の緩い女性はたくさんいます。
年収600万以上なんて男性の中の数パーセント(確かに相談所だとその割合が高く見えるけども)だし、なんかよく分からない細かい条件がとにかく足を引っ張ります。
その中でわざわざ何の特徴もないAさんを選ぶ男性はいないでしょう。普通の男性に出会いたいからと普通の自分が普通の婚活をしても、いくら出来る限り容姿を磨いて男心を掴みそうな所作を身に着けても、よっぽど美人でない限り、そもそも足きりされるばかりで需要は少ないのです。
そのような普通の婚活を普通にしてしまっているアラフォー女性に対し、正直に申し上げると私は「時間が限られているのにずいぶん時間の無駄してんなぁ…」と思っています。
アラフォーにもなると、戦略建てて婚活をしなければなりません。
アラフォーが戦うべき戦場はそこじゃない
一般的婚活をする場合、皆さんは常に「若い美人」と隣り合わせで戦うことになります。40歳と35歳の女性を目の前に並べると、確実に35歳に行くのがコンサルを受けていない普通の男性です。
既にお分かりのとおり「アラフォー女性が戦うべき戦場は、婚活の中の『普通の場所』ではなく、自分も普通の兵士然と振舞うべきではない」というのが私の提案です。
繰り返しますが、皆さんには戦略的行動が必要なのです。ではどうすればいいのでしょう。
さて、【婚活全般】婚活で勝つ原則 において私はこのように記述しています。
>あえて有利になる為に行くべき婚活の場は「男はいるけど女はいない場所」だけです。(中略)
>具体的には
>・男性は満席だけど女性はすっからかんで成立するかどうか際どい婚活パーティに行く
>・男性の供給過多のパーティだけに行く(例:自衛隊、僧侶など)
>・男性の供給過多の何かに属する(例:プログラミング、バイク、ミリタリ、サバゲー、公営ギャンブル、格ゲー、釣り、女性アイドル、女性アイドルアニメ、メイドカフェ、麻雀、萌えアニメ、ネトゲ、プロレス、モンハンなどなど)
>・上記と同様の観点で、婚活アプリで同性の数がほぼないコミュニティだけを選ぶ
>・女性需要の少ない男性にアプローチする(例:タバコ、ハゲ、デブ、実家暮らし、農家、地方在住、平均より下の年収など。地方在住お勧めです。関東なら群馬栃木茨城山梨あたり)
基本的な考え方ははここに近いです。
皆さんはまず「競合の少ないいくつかの場所」を選ぶ必要があります。それは趣味かもしれないし、仕事かもしれないし、年齢かもしれないし、地域かもしれません。
その場所で自らがターゲットとする男性を検索し、「こういう方たちだ」というイメージを固めます。少し難しい話になりますが「この人はこれが好きで、こんな将来を良いと考えているけど、『これが出来ないことに困っている』」というレベルまで考えることが出来れば、成功率はぐっと上がります。
最後に、そのターゲットのイメージに合わせて自分の立ち位置を変えるのです。ターゲットの「好き」や「困りごと」に合わせて自分の見せ方を変えるのです。
(根底にある考え方:男女のコミュニケーションの相違と男女の抱く将来像)
これが出来る限り、アラフォーでも、アラフィフでも需要が無くなることはありません。アラフォーを迎えて需要が無くなる人と言うのは、需要が無くなる場所で戦い続ける人に他ならないのです。
具体例で考えてみましょう。
皆さんは仮に、そうですね…取り立てて趣味を持っていないけど、料理と海鮮丼大好き人間だとしましょう。
海鮮丼が好き=魚が好き=相手の趣味が釣りであることはまあいいか…程度に思うとしましょう。
「釣り」という女性に人気でない(けど美味しい魚が手に入る)ことに熱中し、休日は朝4時から船釣りにでかけることもあり、家族運営が難しいと判断されたり、釣り後に臭いから清潔感を疑われている男性をターゲットに定めます。※その日に帰ってきて家事してくれたらいいし、行く頻度をコントロールしたらいいし、すぐ風呂に入れれば問題ないです。世間の考えでなく、普通に論理的に考えましょう。
この男性はもはやライフワークになっているので、釣りを辞めるつもりはありません。しかしマッチングに困っていて、ライフワークなので出来れば一緒に楽しめる人を心の奥底では求めています。
その方に響くよう「魚料理が大好きで、釣りとかも興味ある!」というプロフィールに設定すれば、そのターゲットを釣り上げることは容易です。
結婚を期に釣りに行けなくなることに困っていて、心の奥底では奥様と共有したいと考えている男性に対し「ちゃんと家族の時間を作ってくれたら釣りに行ってもいいよ、私も行きたい」が、〆となります。実際に、今後釣りを趣味とするかは問題ではありません。
これが、需要の無くならない行動の一つです。
その際重要なポイントが3つあります。
1つ目は、相談所かアプリなどの婚活をすることです。若い女性の場合、コミュニケーションにかける時間があるため、そのコミュが容姿を上回るほどの時間をリアルのコミュニティにつぎ込むことが可能となり、どこかのコミュニティに属することは有効な手段となりますが、効率が良いというわけではございません。
どんどん良質な男性が卒業していく・そして自分の婚活的市場価値が年齢により落ちていくこの婚活において、アラフォーの場合、時は本当にお金に等しいのです。プライベートでえっちらおっちら探す暇はなく、最大効率化できる相談所やアプリ内で戦う必要がございます。
2つ目は、その男性が「対価にしてもいい、しなければならない強い拘りを持っていること」です。
特定の何かに大きなウェイトを傾けているアラフォー男性は、一般の男性に比べて許容して欲しいこと、求めることが+1されているために、逆に子どもを希望しなかったり、女性の条件が特定項以外若干緩かったりするのです。さらにその特定の何かを認めてくれる女性には大きな魅力を感じます。特に、その何かがマイナーであればあるほど。
3つ目は、世間の普通に惑わされずに「あなたにとっては許せる何か」をいくつも持っておくことです。これはあなたの強みに他なりません。世間の普通は、あなたの弱みなのです。世間の普通に沿う限り、あなたの需要は刻一刻とゼロに近づきます。世間の普通に合わせる必要なんてないじゃないですか。あなたの人生は世間のものでなく、貴女自身のものなのですから。
先ほどは「釣り」を例にしましたが、当社の読者様ならではのことをもう一つ具体的に申し上げましょう。
例えば、「コミケに出展し続けているアダルト同人創作する男性」はまさにそれです。
もはやライフワークだから、今更辞めようとは思っていないのです。
その場合のアラフォー女性の立ち位置は「同人が好き、自分も創作に興味がある、相手を認める、好奇心旺盛、人に迷惑かけない限りエロにも寛容」というところになります。オタクとは、まさに皆さんに合致するジャンルです。もちろんオタクジャンル以外でも同じことが言えます。
改めて、大切なことなのでもう一度言わせていただきます。
「な ん で 成 果 の 出 な い 一 般 的 婚 活 を し て い る ん で す か ?」。
アラフォー女性の本当の敵は”自分自身”
しかし、そのような一般的婚活をしてしまっている理由の一つとして、実は皆さん自身の固定観念やプライドによる部分が大きかったりします。
皆さんは頭が良く、様々な情報に接し、今後も自分の家族や友人との交流を続けていくでしょう。そのため知らず知らずのうちに、周りと比較して、そして今後自分と暮らしていくにあたって、世間に見られても恥ずかしくないような
学歴
職業
年収、地位
資産
容姿
出身地
住所
続柄
体重
血液型
趣味
男らしさ
優しさ
誠実さ
双方的コミュ力
周りの目を気にする常識
思い遣り
食事の好み
を求めてしまう傾向にあり、あれがダメ、ここがダメとシビアに減点して行ってしまっていませんか?
さらに「ピンとこない」という自分でもよく分からない理由と合わせて、せっかくの機会をずっと流していませんか?
世渡り上手で全教科が平均的な女性に比べて、男性はどこかにプラスがあればマイナスがある生き物です。しかし自分基準と周りの目基準で考えてしまうのが、人生経験を重ねてきたアラフォー女性に言える傾向です。
「アラフォー女性の最大の敵は自分自身」なのです。
戦略建てて、客観的には良い人と出会えても、折り合いをつけるかどうかは皆さん次第なのです。
断言します。
皆さんが100%納得できる完璧な結婚は存在することはありません。
きっと今話題の前澤社長を目の前にしても、皆さんは減点方式で採点し「ちょっと違うな」となってしまうでしょう。
なぜならアラフォーの女性と男性は異なる生き物だからです。
減点し続けるよりは、加点評価し、減点部分は「教育」していった方がよほど楽に生きられます。
(参照:婚活は”相手を教育”したほうがよほど楽)
現実的な話をすると、アラフォーで残っている男性は並年収(400万円程度)で癖のないタイプか、高収入だけど癖のあるタイプかのどちらかです。イケメンは残っていません、歳相応にくたびれていますしおなかがポヨポヨです。女性慣れしていないからリードに期待しても無駄ですし、お察し力も高くないから皆さんがあれこれ表明する必要があります。……などなど、現実をご理解いただき、その現実に自分を適合させる必要があります。男性を自分の納得するようにカスタマイズするコストを支払う必要があります。そのコストから逃げ続けていたら結婚も一緒に逃げ続けるでしょう。
妥協ではなく、自分への折り合いが皆さんの課題なのです。
このような戦略建てや、また男性の紹介、皆さんの課題共有、普通のご相談などをしながら二人三脚で進めたい場合、是非ご相談にいらしてください。
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