ご質問
回答
今週はお寒うございますね、こんにちは。
本気のご相談とのこと、私も本気で回答させていただきます。本気ですので厳しいことも言わせていただきますので、何卒ご容赦ください。
低身長、低収入、漫画オタク、就職なのか結婚なのか自分が生きるために今何をすべきか分からない精神状態で、迷えば迷うほど年を重ねて自分の価値が下がってくるような状況も手伝って、混乱している状況であるとお察しいたします。
「婚活を軸に沿えて、ご質問者様が今何をすべきなのか」という風にお話しさせていただきますね。
君はどう生きるか
多くの迷える方々に共通することとして、考えすぎて頭の中がぐちゃぐちゃしてしまって自分のやりたいことが分からない、という状態に陥ってしまっていることが挙げられます。
ご質問者様の場合、まずこの一点だけを整理してみましょう。
ご質問者様は、そもそも結婚したいでしょうか、それともそこまで具体的に考えていないのでしょうか。
その気持ち次第で、少なくとも今婚活をすべきなのか、一度落ち着いて自分の考えに沿う出会いをすべきなのかが分かると思います。大切なのは自分自身の意志なのであって、他人の意見や自分の賞味期限だけを優先して答えを出すべきではございません。それはともすれば、自分の望まぬ相手と不幸な結婚をしてしまうことに繋がってしまうからです。
もっと自分自身の事を考えて、自分を大切にしなきゃダメですよ。
今の状態で「仮・専業主婦」させてくれる男性に巡り合えるか
さて、このご質問に対しても、相談所のアドバイザーらしく婚活を主軸に沿えて回答すると宣言いたしました。
ご質問者様の先輩のアドバイスは「稼ぎを気にするより若いうちに結婚して経済的なことを気にしないでもいい相手を見つけたらいいじゃん」という提案でございます。その提案に沿う場合、経済的なことを気にしなくても大丈夫な男性をゲットしなければならないということになります。
ご質問者様がそれを達成できるかどうか、結論から申し上げると、答えはNOでございます。
※ここからしばらくは、ご質問者様が23~30歳程度の同年代の男性を希望している場合のアドバイスです
経済的なことを気にしないでいいとは、男性1人分の収入で2人以上の家族を養うという意味になります。2人ではなく、2人以上です。それでいて、ある程度余裕がある生活が出来るともなると、世帯年収400万円だと怪しいものとなります。手取りがだいたい300万少し、家族3人の生活費を余裕を持ってみるとだいたい300万…そのため、専業主婦をさせてくれる男性というのは、年収500~600万程度以降の方でないとなかなか現れません。
では、その程度の年収の方が市場にいるかどうかですが、同年代だとほぼ皆無に近いとお考え下さい。数少ない高収入層男性は、若い年齢のうちに婚活市場に顔を出すのは稀です。そのため、ご質問者様が専業主婦に近い立場を得ようと活動しようにも、同年代でそれを実現させてくれる男性がほぼ存在しないという大きな現実が立ちふさがります。
次に、ご質問者様の提供する価値自体にも問題があります。
数少ない同年代の高収入男性含めて、男性の95%以上が「共働きを希望」します(※弊社アンケート調べ)。さらに「正社員で」というアンケートは取っていませんが、少なくとも週5勤務であることを求めている方が大半だと体感しておりますので、仮にアルバイト雇用でもいいから共働きを希望する方を30%だとしましょう。
さらに彼らが仮に婚活した場合、よほど容姿や性格が劣悪でない限り、婚活では大人気の存在になります。その際、ご質問者様は、数多くの女性との競合に勝たなければありません。その数多くの女性とは、共働き希望で正社員で仕事をしており、家事は普通にでき、コミュ力も普通にあり、容姿もほどほどに優れ、性格もまあまあ、そしてそれなりに漫画好きの方を多く含んでいます。
ではご質問者様が婚活市場に飛び込んだ場合、そのわずか30%の男性を奪い合う戦いに、他の女性陣に勝てる明確な優位性はあるでしょうか。
ない…と思われますか?いいえ、当社視点ではあります。大切なのは女子力ではないので、なんとかなります。しかしながら、その優位性はご質問者様のその他の要素も合わさると決して大きなプラスにならないことに加え、下記に大きな影響を受け、ご質問者様の婚活的価値を決定的に貶めているのです。
「自分が今なぜ婚活をしようとしているのか、結婚で相手に何が提供でき、結婚することにより何を作り上げたいのかが分からない」
この根本的な部分が不安な状態の方を選ぶ男性はいないとお考え下さい。
例えば、自分は大学の文化祭実行委員会でリーダーとして、過去最高の集客を達成しました!という、一見企業の人事からすると価値の高そうな男子学生。ただ、御社を志望した理由はないし、自分がこの会社で何をできるかも知らないし、何かしたいことも分かりません、という方を企業が採用することはありませんよね。
根本的に、見ている景色が一致して初めて、個人の強みが強みとなるのです。
しかしながら、その状態でも経済的に余裕のある男性をゲットできる方法があります。
どうしてもそれを達成したければ、経済的に余裕があり、他の同年代の女性からは需要が大してなく、わざわざご質問者様を選ぼうとする男性を選ぶ必要があります。
具体的に言うと
・40歳オーバーで年齢と容姿でアプローチしてくる方
・容姿が著しく悪い方
・体型が非常に肥えている方
・処女厨
・親と同居が必須である男性
・地方在住でどうしても女性が近くにいない方(必然的に、書店は近くにありません)
・ギャンブルにつぎ込んでいる方
・ヘビースモーカー
・なんらかの障害を抱えている方
などなどです。なんらかの要素が「可」であれば、可能性はございます。
ご質問者様の婚活において必要なこと
結婚とは、対等な立場での契約関係であると言うことが出来ます。
もちろん家事育児分担や経済的な部分など、平等ではない部分も現実的には多くあるのですが、男女双方がこれからの未来を共有し、足りない部分を補い合い、重ね合い、認め合うのが結婚という契約関係です。
そして婚活とは、その結婚するに値する相手を見つける行為です。
そのため、「これからの未来」にあたる部分は、ご質問者様の中で必ず固めておかなければなりません。もちろん婚活し、相手の話を聞いて自分の考えを固めるというやり方もOKです。
その未来を共同運営するために必要で、補い合い、重ね合い、認め合う要素が
・物理的メリット・デメリット(容姿、身体、年齢など)
・精神的メリット・デメリット(性格、人間性、趣味、価値観、生活力など)
・経済的メリット・デメリット(収入、仕事、金銭感覚など)
これらが等価値程度の男女が結びつくのが、我々が経験的に感じている結論です。ご質問にあった「容姿や年齢を重視するのか?」ですが、これは人によります。あくまで傾向として、割かし自頭のいい男性は総合的に判断されますので、男性は女性を見た目と年齢だけで判断すると言う偏見は持たない方がいいでしょう。
ご質問者様の場合、家事手伝いやニートよりは幾分かましですが、経済的メリットが欠けている状態です。そのため今のままだと、他の2つで勝負しなければなりません。
身長はいいです、容姿も普通としましょう。その場合、1回会っただけで分かるほどに圧倒的にいい人間性だったり、相手の全ての世話ができるほどに生活力が高い、もしくはあらゆる趣味が男性に好まれるものといった精神的メリットが高い場合、婚活的な価値は普通程度に位置していると言うことが出来ます。生活力と女子力はちょっと違うので、女子力はどうでもいいです。
ご質問者様はこの点いかがでしょうか。
あくまでご質問者様の場合、手っ取り早く自分自身の価値を高めたければ、就職をするのは、婚活する上で確かに合理的な選択となります。
ただこの仕事ですが、男性が求めているのは「週5、ある程度安定した立場で働いていて結婚後も続けるという事実」になるので、正社員でなく契約社員でもなんとかなります。そのため、経済的に主たる稼ぎ頭は男性であるという立場に甘えることは問題ございませんが、働いていない・アルバイトであると苦戦することは間違いありません。
そして最後に補足です。結婚したいかどうか分からない、どんな夫婦像がいいか分からないという方には、そのビジョンが不要の男女の出会いの場である「恋活」も一つの手段です。恋活では、特に年齢が若い時分は経済的メリットが女性はさらに軽くなり、他の二つに集中した勝負ができますし、交際の中で表面的には察することのできない「中身」により注目してもらえるため、その中身次第で容姿や経済的なデメリットを打ち消すことも可能です。その分、別れた時にはもう後戻りできないというリスクもございますが。
ご質問者様があくまで男性との交際を目標に据える場合は、恋活がオススメでございます。※ただし、ご質問者様がお悩みのご自身の経済環境改善にはつながりません
そのため、私がご質問者様にお勧めするのは、とりあえずの婚活ではなく
①まず自分が結婚したいのかどうか、その場合どのような将来像を描きたいのかを考え、自分の今後の行動を決めること
②いずれ結婚するのであれば、週5勤務する職への就職か、もしくは他の自分の価値を高めること
この2点となります。
それがあったうえで、ではどのような婚活が適切なのかのアドバイスに繋がりますので、もしもご興味があればいつでもご連絡ください。
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