MARCH卒以上/年収800万以上の男性を狙うのは高望み?
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ご質問

釣り垢じゃないかと思うようなMARCH卒や800万収入や1000万収入を相手にしているとかいう婚活女子垢がありましたが… 結婚適齢期かつ未婚の男性でそのクラスがどれぐらい貴重でどの辺りがボリュームゾーンなのか、私たち婚活女子に現実を見せてください…

回答

ご希望通り、婚活女子の皆さんに現実を見せて差し上げましょう!\ヒャッハー!/

では以下に分けて解説させていただきます、心してご覧ください。

① 学歴上位層の数がどれほどいるか
①’   学歴上位者の婚姻状況の推計
② 年収800万円以上の層がどれほどいるか
②’   それぞれの婚姻状況の推計
③ まとめ
④ そもそも「ハイスペック男性」に皆さんは相手にされるか
⑤ 婚活女子が折り合いをつけるべき生き方

なお、正確な統計のないものが多いので、あくまで推計とさせていただきます。

結婚適齢期=25~34歳と考えて計算した数値を出しますのでよろしくお願いいたします。

① MARCH卒以上の未婚者

ではまず高学歴側に位置する大卒者が、いったいどれほどの割合で存在しているかを推計してみましょう。

高学歴の定義もあやふやですが、ご質問のあった「MARCH」程度以上の偏差値が必要な大学を高学歴とここでは仮定します。ガチ中のガチ高学歴の皆さん、スルーしてください。

ある程度信用できる情報として、進学塾「東進」のサイトを参照すると、MARCHは偏差値60~65前後に収まる大学のようです。そのためMARCH以上の学歴を「偏差値60以上の大学」と定義いたします。

偏差値の解説は面倒なので省略しますが、上記はざっくり言うと 大学受験者の中の上位15% にあたります。

では大学受験者がどれほどいるか…面倒なので現在結婚適齢期であろう方々が入試を受けた平成20年のみで考えます。
大学入試センター」の情報によると センター試験受験者は10年前に約50万人(男性を50%とする)いらっしゃり、その主たる受験者の生まれた平成2年の出生人数は122万人(男性62万7千人)です。浪人は毎年のこととして検討から外すと、偏差値上位15%の男性はたったの37,500人になります。

それを受験しない方も含めた男性全体で考えた場合、MARCH以上の学歴を求める女子のお眼鏡にかなう男性は6%しかいらっしゃいません。(センター受けないで有名私立に入る優秀な人もいるじゃん!って?そんな細かいこと言わないでください、おそらく影響は微々たるものでしょう)

ちなみに…喧嘩を売っている訳ではなくただの事実を申し上げると、MARCH以上を求めるのはご本人の自由なのですが、頭の悪い婚活女子は知名度だけで大学を判断しがちです。そのため学歴重視の女性は、実際には6%よりさらに限られた男性をターゲットにしている方が多くいらっしゃいます。

高学歴者の未婚率

さらにそのような方々を婚活市場で見つけられるのかという問題もございます。

塩原(帝京経済学研究「未婚率の増大要因の分析」、2006)さんによると、男性の学歴別未婚率は以下のようになるそうです。

だいたい30歳ぐらいを境に「学歴の高い男性」が最も結婚できるようになり、それ以降は「高学歴の男性ほど婚活市場に出づらい、もしくはすぐに卒業する可能性が高い」と推測することができます。年齢を重ねるほど「MARCH程度以上」の学歴の男性をゲットすることが難しくなると想像するのは難くないことが分かるでしょう。

② 高所得者層の未婚者

では次に、「年収800万」や「年収1000万」の部分です。

正確さよりも傾向が知れたらいいということで、国の統計より見やすかった転職サイト「Doda」さんの情報を参照いたします。

20代は0.5%、30代は5%、40代は13%が当てはまるようですが、「結婚適齢期=25~34歳」の場合、甘めに見ても年収800万以上は数%の世界だと言うことがご理解いただけることでしょう。

ちなみにデータ加工が面倒だったので参照はしませんでしたが、国の統計だと平均年収・中央値とも、もっと低い数値が出ますから、20代で年収400万を求めるのも「高望み」と言うことができます。

高所得者の未婚率

学歴と同様に、高所得者が婚活市場に多いのかどうかを検討してみましょう。

平成29年就業構造基本調査」によると、男性の所得別の未婚率は以下のようになります。

ここから推計すると、年収800万円以上の男性の未婚率は10%前後以下になると推測できます。

③ まとめ

では、再度まとめてみましょう。平均だの推計だのあれこれした結果は以下になります。

学歴や年収に拘り過ぎると地獄を見るのがお分かりになるでしょうか。

ただ実際は首都圏・都市圏だと当然高学歴・高年収の割合が高まり、また相応の収入の求められる婚活だと、無職・低所得者層が弾かれる傾向にあるため平均年収が高まりますので、おそらくこの数値は多少改善されると思います。その多少がどれほどかは私も分かりませんが、体感で言うと「数%」だと思います。

さらに収入規定を設け、活動費が高額になる結婚相談所だと、その平均年収がさらに高まり、高年収者の割合が上がることは、頭の良い女性の皆さんなら想像に難くはないと思いますので、目的に沿った論理的な婚活をお勧めいたします。お金持ちや高学歴を求めているのに街コンや顔系恋活アプリに勤しむのは、非論理的だと申し上げます。

ただここで頭の悪い女子は「それに(東京の)人数かけたら結構な母数になるよね!?全然多いじゃん!」とか思っちゃうんです。見かけの母数がそれなりに多くても、そこに合格できるかどうかは別の話です。「東大って3000人も入学できるんだぜ?入学余裕だろ?ガハハハ」って言っているようなお粗末な話なのです。そこに競合の多さ、本人の市場価値、本人の交際ステータスごとの計数とかどんどんかかってくるんです。

④ ハイスペックの男性思考

仮に高学歴・高年収に拘る女性がその男性を見つけたとしましょう。しかし彼らに選ばれるかどうかは別の話でございます。

結婚適齢期の年齢でそれなりに身なりの整っているハイスペック男性は人気のため、彼らは自分の価値を理解しているとともに、群がってくる女性の目的の一部が自分の人間性とは関係のない部分にあることを理解しています。

そのため彼らも相応のことを女性に求めるとお考え下さい。

具体的に申し上げると、A:相応の容姿と自分以下の年齢の女性がベースにあります。

さらにB:自分の考えや生き方に迎合できる点(自分を立てられる、褒められる、甲斐甲斐しく世話できる、自分のお勧めに付き合える、同程度のインテリジェンスを有する)を次に重視します。

最後にC:自立心があるかどうか(生活力、勤労意欲)を見ます。

専業主婦希望の女性はたいていB,Cどちらか、どちらともが欠けている方が多い印象で、ハイスぺだけを狙う場合は、如何に自分に折り合いをつけ、ターゲットを落とす姿勢に徹することが出来るかが重要になってきます。「普通の男ってこうでしょ!男ならこうすべきでしょ!」という貴女様方の主観的ご意見や「私自身を認めて欲しい!」など一切重要ではございません。

ちなみにそんなハイスぺ男性の集まる場がいくつかあります。

例えば上場・グローバルレベルでの経営がなされる企業、例えばMBAのような場…優秀であれば参加ができますからご検討ください。

⑤ 婚活女子のつけるべき折り合い

結論を申し上げると

現実か 合目的か

だと言えるでしょう。

現実的な数値を理解していれば、自分がいかに無謀な条件設定をしているかが理解でき、現実に即した生き方を考え、行動ができるでしょう。30歳、年収380万~、大学や高専卒…のような設定です。

自分が真に望む目的を定めていれば、清潔感がどうだの体形がどうだの自慢がどうだの実家暮らしだどうだの、普通の男性はこうだの奢りやリードやコミュニケーションがどうだの、些末な要素なのです。それがその女性の選んだ道なのですから。どうしても譲れない場合、それがその女性にとって学歴や収入以上に重要な要素だと言うことです。

ハイスぺを求め続けて迷子になる女性は、たいてい現実を理解できていないか、自分の目的を理解できずに希望条件を重ねて、目的に沿わない部分でマイナス評価ばかりしていくかなのです。

そうならないために我々コンサルタントが存在しておりますので、是非ご相談ください。

当社男性会員様の平均戦闘力は683.7万円ですが、当然甘っちょろい考えの女性は叩き直させていただきます。

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